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Posted by ブクログ
カナダのヴィクトリアという街を舞台に、性犯罪捜査官のアンジーと殺人課の新任刑事マドックスが猟奇殺人の犯人を追う。アンジーの親との距離、アンジーの過去、マドックスの家族、とプライベートな問題も山積みで…。
性犯罪がややセンセーショナルに描かれてるきらいはあるけれども、それに対する「怒り」がちゃんと描写されていると感じた。
一人一人のキャラが脇役でも丁寧に作りこまれていると思うし、だから物語に厚みが出るのかな。（本も物理的に厚い）
190cm近い長身のひょろ長い体型でむしろヤク中に見えるとまで書かれてる、アンジーの部下のホルガーセンが気になるキャラクターなので、次作の邦訳も楽しみ。
Posted by ブクログ
輝かしい職歴を捨て、娘との関係を修復するべく市警の刑事となったマドックス。統合失調を患う母を持ち、自らも幻覚に悩まされて、幼い時代に重大な秘密のありそうな性犯罪課の刑事アンジー。まさに前夜、一夜を共にした二人が手を組む事となった、宗教儀式になぞらえた猟奇的な連続殺人事件。妻子持ちのマドックスと、刑事として難アリな二人の恋愛やら多くの人物が絡み合う殺人事件やら、アンジーの過去やら何やかやの８６０ページ。マドックスの娘が巻き込まれてのラストはハラハラの展開。アンジーの相棒ホルガーセンもNICEキャラ。
アンジーの過去もまだ明かされておらず、彼女が今後、同僚刑事とどのように絆を深めていくか？アメリカでは3作目まで出ているとか。続編の出版を何卒〜！*:.。. (・ω・`人)ただし、もうちょっと少ないページ数で…
