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人とのコミュニケーション
テレワークに限らず、対面でも非対面でも有効だと思うことが多数書かれていた。
基本的にはどれも参考になり、すぐに取り入れていきたいと思うものばかりだった。
また、具体的なツールやテクニックなども書かれており、テレワークのチームコミュニケーションはこの一冊で充分だと感じた。
コミュ障の私にとっては、自己開示自体苦手であったが、自己開示の大切さをとても感じられた内容だった。
もし、人とのコミュニケーションに悩んでる人がいたら、テレワークの人はもちろんそうでない人にも役立つと感じた。
Posted by ブクログ
成果を出すチームになるには、心理的安全性が必要であり、そのためには良質なコミュニケーションが必要。しかし、それはリモートワークでは自然発生的には起こりづらく、チームの仕組みとしてのコミュニケーション機会を作る必要がある。
そのような前提で、本書は、良質なコミュニケーションを達成するための仕組みを紹介している。
著者の過去のマネジメント失敗談が励みになった。人に与える影響や、影響を与える範囲が大きいので、マネジャーはノーミスでなければならないという思い込みがあったが、企業して取締役になるような人でも失敗から学んでいることを知れたのはよかった。
・雑談がないと、相談がしづらくなる。雑談できる関係性があるかるこそ、いつでも相談できるようになる。
雑談する機会がない場合は、機会を意識して作ること。定例内で雑談の機会を作るとよい。その際、雑談から始めること、気軽に話してもらえるように少し長めに時間を取ることを実践すると良い。
心理学の「単純接触効果」は、頻度と回数が重要であることを示唆する。何度も繰り返し接触することで好感度が高まる。この点からも、定例化が効果的であるといえる。
・ネガティブな指摘は文章に残さないのが鉄則。メンバーの立場からすると、チャットで厳しい指摘をされるときつい気分になるし、見返すのが辛い。オンライン会議で伝えるのが良い。
・チャットでは文章や絵文字によるリアクションを徹底する。リアクションがないと、まだ見てないのか、見てOKなのか、見てNGで指摘しようとしているのかが分からず、発信者は不安になる。
※「いいね」ばかりでなく、「了解」のような絵文字も使えないか考えてみたい。
・チーム全体の進捗状況を可視化する。これにより、状況の良し悪しが判断できるようになり、状況が悪い場合には早期に手を打つことや、危機感をチームで共有することができる。
※私の職場では、個人目標に対する進捗状況を、年度中間面談で1回確認するのみ。チーム目標に対する進捗状況を可視化するのが必要だろう。
・アプリケーションの操作方法の説明には、スクリーン録画が有効。Windowsの標準機能あり。画面キャプチャと文章で説明するよりも、喋りながら録画する方が時短になる。言い間違いや操作ミスは気にせず、リテイクしないことがポイント。
※自分の場合、業務の引き続きに使えそう。
・オンラインイベント技法を使うことで、リモート会議でも創発的な議論を行うことができる。少人数に分割する、アイスブレークで自己紹介する、共同作業ツールを使う(PowerPointでもよい)、議論内容を別チームにも共有する。
※現在の上司がやっており、実際に効果的だと感じていたことである。
・評価制度は期待を伝えるためのコミュニケーションツールとして活用できる。評価の観点=何を評価するかは、マネジャーからメンバーへの期待でもある。評価基準の擦り合わせは、評価に対する納得感を持ってもらうためにも必要。
Posted by ブクログ
テレワークの価値
1.社会的責任。例えば三密を避ける。エネルギー削減。
2.社員の定着力や採用力アップ。
3.コストダウン。交通費やオフィスの賃料など固定費。
テレワークの抵抗として言われること。
1.会社の一体感やカルチャーが失われる。
2.生産性が下がる。
3.メンタルヘルス問題が増える。
4.環境が整っていない。
成果を出すチームで圧倒的に重要なのが心理的安全性である。
マネージャーに必要なこと。
積極的な姿勢を示す。
理解していることを示す。
相手を受け入れる姿勢を示す。など。
リモートコミュニケーションはローコンテクストが大事。つまり、説明し合うコミニケーション。しっかり言葉にして相手に伝える。
ホウレンソウからザッソウ。つまり、雑談・相談にシフト。
コミュニケーションの多くが口頭から文章に移るため、文章のスキルを上げる。
できるだけオープンにする。
絵文字を積極的に使う。
Posted by ブクログ
面白かったですよ。
社内の数人には、要点だけ共有すると思います。
自分でも、活かす部分もあります。
あと、自己開示って、重要ですよね。そうですよね。
Posted by ブクログ
転職して、完全リモートの仕事に就いたものの、
コミュニケーションがうまく取れず、
悩んでいた時期にこの本を手に取りました。
この本によると、日本人は生まれつきハイコンテクスト=察するコミュニケーションで、
リモートではハイコンテクストが機能しにくいとののと。
私自身も、内気で察して欲しいタイプだったので、
この本を参考に、今までより発信や反応をするよう気をつけるようにしました。
そのおかげか、職場でのコミュニケーションも徐々にうまく行くようになりました。
ただ、本全体としては、評価の方法など、
上に立つ方向けな気がします。