感情タグBEST3
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加納さんの頭の中を少しだけでも覗くことができて嬉しいと同時に、もっともっと知りたい!と思いました。きっと言語化出来ているものがぐるぐる回る思考のほんの一部なのだろうなと思うと、普段からどれ程刺激に触れているのかこちらまでワクワクします。お笑いへの一貫した考えにも日常生活のスルーしてしまうような引っかかりも物としてしまうその才能が羨ましいです。
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「何言うてんねん」と思うところもたくさんあったけど、何故か「あーなんかうっすらわかるかも」みたいな瞬間もあって純粋におもしろかった。
読んでいるうちに、加納さんの声で再生されてきて「なんでやねん」という気持ちにもなる。とは言え、憧れている方の文章はとても気持ち良かった。
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最近のめり込むようにハマっているAマッソ・加納さんのエッセイ本を満を持して購入。加納さんの頭の中がどうなっているのかを知りたくて、少しでもいいところを真似したいと思って、大切に大切に一篇一篇読ませていただきました。
結論:加納さんの真似はできない。天才すぎる。なんなんだこの人は…漫才コントのみならず、作り込んだ文章までこんなに人の気持ちを揺さぶるとは……世界の見方、切り取り方が全然違って、本当に特別な人なんだと痛感した。
自分用に特に好きだったエッセイを列挙する。
・「拳銃!」
加納さんの加納さんに対する「いかに心が乱れていないか」のプレゼンを覗き見できる作品。読んでいてニヤケテしまう。
・「ありがとーぅ」
あいぴー(村上さん)の素敵さが詰まった一篇。
・「両親を愛するようにして、歴史を愛している」
加納さんのワードセンスの起源が記された一篇。あー、だから加納さんの書くネタに惹かれるんだなと納得した。わからない言葉をインプットし続けるって格好いいなぁ…
・「最後に顔にかける布には絶対アイロンあててください」
加納さんのツボを覗き見できる作品。アイロン、アドバルーン、製鉄所…世界の切り取り方が違いすぎる!お手上げです!
・「チョロギです。美味しいです」
チョロギとの出会いからあっという間にチョロギのCM出演にまで妄想が膨らむ最高の一篇。
・「もーれつねえさん」
私もPEANUTS好きだったなーと嬉しくなった。だがこんな風にルーシーのことを見たことはない。同じものが好きでもこうも思考が違うとは…尊敬が深まった。
・「一旦十三時で」
「時間の教科書ください」だなんて面白すぎる。〇時のラベルの付け方がどれもこの上なく共感だった。最近友人と同じような会話をしたな…と嬉しくなった。
・「チューリップ好き?」
ヘコんだ後にポコッと頭の中にチューリップが咲く、とは…咲いたことがない。
・「お前は穴や、」
この本の中で何篇もあった現実と妄想の境目が分からなくなる作品の中で一番好きだった。「さきお風呂はいりー」というために生まれてきた動物・オカン(♀)、面白すぎる。
・「アイデアの初日感」
「アイデアの初日感」「アイデアの二日目顔」という考え方が好き。タイの市場のテーブルクロスを見てこんな風に考えるなんて、これは真似できるものではない。
・「帰路酒」
素晴らしい短編小説。本当っぽくて、でもそんなはずはないよなーとも思いながら読み進めた。最後の最後まで面白い。こんな話何を題材に思いつくんだ…?
読んでいてとても幸せな気分になるエッセイ集でした。大切な本の仲間入りです。
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今一番私的にホットな芸人さん。エッセイ書いてること知って急いで三省堂に行き、手に入れた本。
それでも相も変わらずエッセイ苦手病なのでイッキに読むことはできず、ゆっくりゆっくり加納ちゃんの文章に浸りながら読んだ。
「何言うてんねん」って話ばっかりだったけれど、少しの笑いと沢山のホッとできる時間を過ごせて買ってよかったなあって思えた。加納ちゃんの紡ぎ出す言葉たちが私は好きダァ。
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ここ最近で読んだ本の中で一番笑った。
とにかく笑った。
読んだ場所が家で本当に良かった。
おもしろい上に、フレーズの一つ一つがどれも味わい深く、加納さんの優しさが滲み出てて、加納さんをもっと好きになった。
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急に暇になってしまったから久しぶりにこの本を開きました。
いやぁしかし、Aマッソ、かのうさんは最高のエンタメを提供してくれます!!!
現実か非現実か、なんだかよく分からない世界観にどんどん惹き込まれてしまいます。
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やはり狂ってる人の頭の中は当然狂ってた(褒め言葉)
文章を読んでると急に入ってくるボケモードに、「あ、ここからボケモードね」と頭の切り替えが必要だった。
割と一つ一つの話が面白くて、特に謎の外国の果物の話、絶対に質問をしない友人、チョロギです美味しいです。、が好きだった。
女性芸人てふざけて笑わせるタイプの人ばかりなイメージだが、Aマッソのカノさんはワードセンスが光ってて、知的な笑いというか捻くれたお笑いで好き。
常に知らない言葉を調べる習慣があるから、こういうセンスも磨かれるのだろうと思った。
自分も知らない言葉は調べていきたいなぁと。
なんともエッセイは人の心の中を覗ける感じがしてたまに読むとおもしろいです
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新刊エッセイ集発売の報を聞き、思い出したかのようにやっとこさ購入、一気に読み終える。こんなにも切れ味抜群の目眩く文章なのに、読み手を置いてけぼりにすることなく、逆に寄り添ってくれているのが心地良く、頼もしい。岸本佐知子さんの作品も読まなくては。
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面白かった!帰路酒意味がわからんけど魅力的な話だった
はじめましてぇ〜いや〜うひょひょ〜
そろそろ一キロぐらいですかね?
今日は機嫌が良くない一日やったわ
が、お気に入り
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加納さんが理想としているように「何言うてんねん」が散りばめられた小説
回想録と思いきや妄想劇が始まったり、些細なことをめちゃ気にしたり
でも合間に挟まれる、素直な、人間への温かい目線のせいで、(使い方若干違うけど)「憎めない人だなぁ」と思ってしまう
合う合わないはあるかもしれないけど、話題になったのも納得の作品
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エッセイ+ミニ小説がありました。
エッセイ部分は
〜〜感。〜〜っぽい。なんか。なんとなく。
などと曖昧さが多い印象でした。ニュアンスでものごとを見ることを大切にしているのかな?
いわゆる女性脳なのか?理論というより感覚で生きているのでしょうか。
ミニ小説はすごい好きで、本格的に小説書いてくれたらぜひ読みたいです!
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芸人さんって多才だと思う。
本書いたり、絵を描いたり…
芸術肌の人が多いんだろうなと、
この本読んでさらに思った。
感受性が豊かで、芸術肌で…
少し世の中生きにくいかもしれないけど、
私は笑いの天才の芸人さんたちが大好きでならない。
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岸本佐知子さんと朝井リョウさんがこの本を推していたので読んでみる。
ところで加納愛子さんて何者? 知らない…。
Aマッソというコンビで芸人だったので、読む前にYouTubeでネタ&芸風を予備知識として頭に入れた。
漫才だったりコントだったり、時に(加納愛子の)1人芸になったりとバラエティに富んでいた。
この本を読んでみて、何を考えてネタを作っているのかが少しわかった。
その場面で使われるべき"言葉にこだわる"。
なぜそれが"ふさわしい表現"なのかの理由をひねり出す。
この本のタイトル「イルカも泳ぐわい。」もそう。
人が普段普通に行う事に文句を言われ、返す言葉としては、
「そらコーヒーも飲むわい、風呂も入るわい」だと当たり前すぎてだめで、
「そらコーヒーも飲むわい、イルカも泳ぐわい。」は、「んっ?」と思わせる素晴らしい表現らしい。
「何言うてんねん」と聞き手の思考回路を一瞬乱すことに努力を惜しまない。
そして、隙をついて一気に自分のペースに引き込むのが芸風のようだ。
その加納愛子さんは、完璧に岸本佐知子さんが繰り出す手裏剣を全身に受けまくっていた。
衝撃を受けたのは『ねにもつタイプ』と『なんらかの事情』らしい。
その本を読んだ加納さんの感想が「…この人、何言うてんねん…」。
吉田浩美さんが同じ本を読んで、完全にツボにハマった時の感想「なにこれ?最高!」と発したのと同じだ!
加納愛子さんのエッセイも、岸本佐知子ワールド的な雰囲気があるが、無理して作っている感が時々伝わって来る。
ウケを狙っている職業の加納さんと、ウケるウケないは気にしていない岸本さんとの差かな。
まあ、そこそこ面白かったので、またエッセイが出たら読みますョ♪
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野球観戦が趣味のためか
埼玉西武ライオンズ(複数形)vs オリックス・バファローズ(複数形)
という目次に惹かれて読んでみた。
普段当たり前のようにルールをもとに観戦していたけれど、新たな視点を知ることができた。
確かに… って。
やっぱ芸人さんのモノの見方って面白いなあ。
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「思い出 話し出すなら 今以下の事をネ」「必要なのは才能じゃない、練習それだけ」「あとがき」「帰路酒」がお気に入り。脳内で、全文章が、加納さんの関西弁で再生される本。
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この言葉の応酬が頭の中で展開されてると考えただけでめちゃくちゃ面白いし、急に予想外の方向に舵を切って、そのまま元に戻ってこないこともあって(笑)、読んでて本当に愉快な気持ちになれる作品でした。
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友達に勧められて初めて読んだエッセイ。
加納さんのことは詳しくないですが、面白いことへの着眼点がさすが芸人さんだなと感じる。
『何言ってんだこいつ』な面白さを存分に楽しませてもらいました。
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Aマッソのファンなので。
村上さんの読書感想文まで合わせて、愛と愛子でAマッソ。
Aマッソはどこかワクワクさせてくれる、カッコいいコンビ。憧れてます。
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そもそもAマッソが好きというのもあるが、それを差し引いてもとても面白かった。読んでいると電車の中でも笑い声を漏らしてしまう。
筆者が繊細に生活の機微を感じ、言葉を大事にして生きているのを羨ましく思った。
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今年に入って完全にマイブームで追ってる存在のAマッソ 唯一無二の題材でなんなんこれで笑かしてくる漫才を作ってる加納さんの脳内を覗き見した気分 読み進めるほど?が増えるのに心地よくて暖かい文章にもっともっと読みたいってなった
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Aマッソが最近のお気に入り。
1つのテーマが短いのでパッと読めるけど、
内容は突飛な話が出てきたりするので、え?と思って次々には読めない。
なのでゆっくり読んで楽しめた。
読み終えても特に感想は残らないけど、
加納さんの魅力のみが残る。
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岸本佐知子直系のエッセイ。しっかり岸本さんのエッセイ読んでないけど、そんな感じ。笑
ほぼファンタジーというか、不思議な世界に飛ばされちゃってる。
「拳銃!」
「ありがとーぅ」
「一旦十三時で」
「不快指数一〇〇だもの。」
の4編が特に気に入った。
Aマッソの漫才やコント、YouTubeと同様、加納さんの軽妙なツッコミが文の中にも出てきて、酒盗のようにちびちびつまみながら読んだ。何言うてんねん。
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この独特な世界観に魅了されるのは私だけではないに違いない。読めば読むほど、加納さんのことがわからなかった。でも、惹かれる。もっと知りたい。the wはAマッソが1番面白かった!贔屓してるけど。断トツ。あんな最先端なお笑いされたら誰も勝てないでしょ!?Aマッソ売れろー!
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相手に気を遣っている行動や考えをしている所が見えて意外と繊細な方なんだなと感じた。
「うひょひょひょ〜」とか「ひゅーひゅー!」などのリアクションがかわいい。
何言うてんねんと理解できないお話もあったけど、ふと何回も読み直したくなるようなお気に入りのお話もあってよかった。
声出して笑っちゃうくらい面白かったのは
「拳銃!」
微笑ましいのは
「みんなで勝ち得た、それでいいのさ」
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加納さんの感覚はなんか不思議だった。そこにあるモノからとか、自分の記憶の中のものから声がする感覚を持ってるんだなと感じた。
お笑いのネタもかけてエッセイも書けるひとは繊細なんだなと思うことが多い。加納さんに対してもそう思った。
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not for meでした、、、
脳内の構造が私とは違いそうだ〜
お笑いがすきなんだろうな〜と思う。会話の細かいところとかは私も気になるけど、気になるポイントが違うってかんじ
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クスッと笑える日常エピソードの入りからどんどんファンタジーになっていく不思議なエッセイ。
話の入りはいつも普通の日常で気づいたことや目に入ったワンシーンなのに妄想を超えたファンタジーな世界になっていくところが他の芸人さんの本で読んだことのない新しい部分だった。
もともとAマッソのYouTubeや他の芸人との対談で本を書いたことは聞いていたが、読んでみたい!ってなった大きなきっかけは久保みねヒャダでゲスト出演されているときに能町みね子さんが絶賛していたことだった。やはりそこで紹介されていた一旦十三時が面白かった。