感情タグBEST3
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非常に勉強になりました。
上位顧客に好かれるようにする、といった考え方は持っていたのですが、より共感を大事にし共に歩んでいく考え方は、私になかった考え方でした。
・よく来てくれる、たくさん買ってくれる人がファンではない。企業が大切にしている価値を支持してくれる人がファン。
・まずは自分の想いを語ることから。その想いに共感した人がファンに
・ブランドやUSPはコピーが可能という点で、いずれ陳腐化する。しかし情緒価値は真似できない。
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ファンがどうやってファンになったのか、ファンはこの会社の何が好きなのかを熟考する機会を与えてくれる本。「こういうところが好き」が、発信側も受信側も共通して持つこと、その共通して保つためにはコアファンやファンの声をしっかり拾うことが大切。
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著者の別の著書である「ファンベース」の実践ケーススタディ本。
冒頭の「ファンベースとは?」を読み、あらためてファンベースでブランドをやることの大切さを身に染みて感じる。まだまだできることも改善できることもあるのがワクワクする。
・ファンは作るのではなく、出逢う
・ファンベースとは、
ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や価値を上げていくこと
・パレートの法則
・情報価値
1位家族友人、2位学者専門家、3位有名人インフルエンサー
・ファンベースのポイント
イイトコロを伸ばす
機能価値+情緒価値
支持基盤を固める
・感情でファンになってもらう
・機能価値→コピー可能
情緒価値→コピー不可
・ファンの支持を強くする3つのアプローチ
共感
愛着
信頼
・共感→熱狂
ファンであることに自信を持ってもらう
ファンの言葉を傾聴しフォーカスする
新規よりファンを優先する
・愛着→無二
商品にストーリーやドラマをまとわせる
ファンとの接点を大切にし改善する
ファンが参加できる場を増やし活気づける
・信頼→応援
それは誠実なやり方か?を自分に問いかける
本業を細部まで見せ、丁寧に紹介する
社員の信頼を大切にし最強のファンにする
・未来価値
商品、サービス、ブランドを通して見た社会・未来に対するポジティブなイメージ
・ファンミーティング
イイトコロをきく
情緒価値をきく
支持ポイントをきく
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ファンベースとは、「ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や事業価値を高める」考え方
ファンベースを実践していくのに最も重要なのは予算でも組織でもなく「中の人たち」
ファンベースの事例は、その人たちにしか創れない唯一無二の物語
ファンとは「企業やブランドなどが大切にしている価値を支持してくれる人」
たくさん買ってくれる人が必ずしもファンではない
長く売れ続けるためには、会社が大切にしている価値を伝えて、感情で「好き!」になってもらう必要がある。
世の中に「好き!」が増えれば、暮らしに笑顔が増え、社会が幸せに包まれていきます。
感情というのは本当に深いテーマ
ただ良いものを作れば売れていた20世紀とは違い、21世紀は情報やモノがあふれ、社会的に多くの問題を抱える難しい時代。このような中で、企業が生活者の感情と向き合い、世の中に「好き!」を増やしていくことは21世紀の大きなテーマ
感情と向き合うためには、まず自分の想いや感情を語ることから始めるべき。自身の想いを整理し、語ることから人付き合いは始まる。
日本人は特に自分の思いや考えを語ることが苦手。
ファンは作る・囲い込むではなく、出会う
働くとは、人と動くこと
想いを共有し、前に進める仲間が必要
ファン・マーケティング
ファン・ビジネス
と混合してはいけない
ファンのみなさんの気持ちに寄り添って、誠実に丁寧にコミュニケーションやキャンペーンや経営を考えていくことが重要。
ファンベースを始めた方がいい理由
①売上
②時代
③類友
・売上
ある飲料メーカーでは、8%のコアファンによって、年間売り上げの45%が作られていた。
ファンも含めると90%近くの売上を占める
パレートの法則
顧客の上位20%が売上の80%を占める
LTVの向上にも繋がる
※ファンを新たに増やすことではない
・時代
人口急減
高齢者の消費意欲減退
超成熟市場による消費意欲減退
新規顧客獲得の難易度アップ
ジャムの法則
2020年の情報量は、45ZB(ゼタバイト)
1ZB=世界中の砂浜の砂の数
1日にアップされるYoutubeの動画を見終わるのに82年かかる
ファンは自分から情報を探して見に来てくれる
・類友
口コミのチカラ
1番信頼できるのは家族や友人
ファンからの言葉は、熱意を伴う
友達であるファンからのオススメされるものは、価値観が近い✖️熱意によって強い影響力を持つ
■ファンベースのポイント
・いいところを伸ばす
・機能価値+情緒価値(感情)
・支持基盤を固める
ブランドやUSPは必ず陳腐化していく
機能価値はコピーできても、情緒価値はコピーできない
共感・愛着・信頼の感情にアプローチ
テクニックではなく、相手をよく見て、感情を刺激することが大事
共感→熱狂
愛着→無二
信頼→応援
にアップグレードさせる
加えて、未来価値も大切な時代になる
機能価値:成果としての商品
情緒価値:人材、技術、知識・課題解決、価値観、歴史、伝統、文化風土、地域貢献
未来価値:創業の志、ミッション、パーパス、哲学
■どこから始めたらいいか?
いいところ
情緒価値
支持
をファンは知っている
アンケートではなく、ファンミーティングを実施
ファンステージ
発見 使いたい
↓
定着 続けたい
↓
参加 協力したい
↓
共創 共に生きたい
※ファンベース診断
<ロングセラーブランド>
①読売巨人軍
まずやったのはアンケート&ファンの調査
ファンは大事と分かっていても自分の部署だけで考えてしまう
ファンミーティング&ドームツアー
「ファンは仲間」
本当のファンは、選手だけではなく、理念やブランドのファンでもある
②カゴメ
ファン=ヘビーユーザー&ロイヤルユーザー
「&KAGOME」 コミュニティサイト
③レタスクラブ
社員のファン化
お金を払ってでも行きたいファンイベント
自社ファン→自分の仕事に誇りと自信をもってもらう
<ベンチャー&新規事業>
④ネスカフェ
ファンが求めていることを聴き実現してさらにファンになってもらう
↓
その人から口コミで新しいお客さんに紹介してもらう
↓
その繰り返し
⑤マイネオ
ハッピーメーター 掲示板
ハッピーな言葉が100万個集まったら全国の公園に桜を植える活動
★数年後の未来をシェアできる企画
タイムカプセル クラファンのリターン
⑥ユーグレナ
⑦address
「隙」を作ってファンが参加できる余白を生む
家守(やもり)制度
あえて小さなコミュニティを創ることを意識
<愛されブランド>
⑧イケウチオーガニック
⑨スープストックトーキョー
会社を辞めた人も大切にする
⑩里山十帖
★ファンは各社それぞれ異なる
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文庫本は読んでいたけれど、ファンベースの具体的取り組みをストーリーで学べることはとてもありがたい。
普段仕事をしていると、忘れそうになるファンベースへの想いがまた沸き上がってきたような気持ちになりました。
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さとなおさんの著書は、いつも目から鱗です。
企業が積み上げているのが「機能価値+情緒価値+未来価値」であるが、生活者から見えづらい情緒、未来の蓄積こそが熱狂的ファンを惹きつける根幹だと。ついつい機能価値を全面に打ち出す有象無象の競合相手に浮き足立つことがあるが、これまで培ってきた情緒価値、未来価値をブラさずコアファンをつかまえておくのみ。
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業界には「ファンベースを提案しよう」とか言っている輩が多いが、本当に理解しているのか疑いたくなる時がある。本書はちゃんと実践した人たちとの対話を通して、その難しさを教えてくれる。それぞれのブランドにそれぞれのファンがいるとのことで、ウワベをマネするのではダメだと説くがその通りだと思う。20年以上前に習ったCRMにおける顧客の段階は、機能的ベネフィットに共感する人たち、ブランドが自分のことを知っていると言う人たち、それが進むとブランドと顧客がコミュニティになると。まさに、それが今のファンベースにも通じていて、ブランドの「なかの人」と顧客がコミュニティになるのだと感じた。
また、山口周さんで言うと、「役に立つより意味があるブランド」と言うことだと思った。良書。
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物が満ち足りた現代に合ったマーケティングの考え方かと思う。同じ労力をかけるのであればゼロから新規開拓するよりも売上の8割を支えている熱狂的なファンにかけた方が良いという考えも理に適う。自社と一緒に共創していくというのはロイヤルカスタマーを超えた本当のファンであり、そういう人たちと創り上げたものは本当に尊いものが出来上がるのだろうと感じる。
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ファンベースカンパニーの代表である著者が自社が展開するファンベースという考え方について実践している10の企業の事例をもとに書いた一冊。
誰もが知っているカゴメや巨人などの有名企業からネスカフェやmineoなどのきぎょうまでが実践しているファンベースという取り組みについて漫画と対談の二本立てで紹介されていて理解が深まりました。
自社の製品に特別な感情を持ってもらうために行うこととして社内を巻き込むことやファンが自腹を切って自社を知るイベントを企画することなど様々なアプローチでファンベースを展開していることを知ることができました。
コミュニティーサイトや社員とファンが交流するものや体験型のイベント開催など特別感を感じる施策を行っていくことが大切だと感じました。
自社製品だけでなく社員の知らない側面を知るきっかけになっていることやファンから入社して社員になるケースやファンベースが浸透するとファンがブランドやサービスを自走させていくようになっていくことなど新たな一面や展開があることも知りました。
物が飽和して多様な価値観で溢れている現代で熱烈なファンに支えてもらうファンベースの魅力を本書で知ることができました。
そして、各社のファンベースの取り組みを知って各社各様のやり方でファンの取り込みを行い自社製品の魅力を伝えていることも感じました。
本書でのファンベースの知識をさらに深めて自分のものにしていきたいと感じた一冊でした。
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ファンの支持を強くする3のアプローチ
共感➡熱狂される存在になる
愛着➡無二の存在になる
信頼➡応援される存在になる
アップグレード
ファンをコアファンにしてLTVを上げるには、
機能価値+情緒価値に加えて
未来価値大事。
プラスチック全廃など、未来を変革してくれる。
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ファンベースなことをしてる会社や団体ってけっこうあるんじゃないかと思う。サービス業の基本、でもそれが売上に繋がるということを可視的にわかってよかった。個人的には熱しやすいファンなのでかなりあてはまり、考えがまとまって非常によかった。次はファンと出会う、共に何をやるかっていうところ。それはそれぞれの会社、団体でちがうからまたそこが醍醐味。
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自分の会社を知るには自分達の商品のファンを知る。そして自分たちも商品のファンであること。当たり前のようでそれが出来ている人はどれくらいいるのだろうと思った。
どんな仕事においてもファンベースを大事にして動いていくことが大事だな!時間がかかる作業であってもそれはとても長い目で見るとやるべき事であると実感しました。
果たして自分の会社はファンベースな働き方が出来ているのだろうか…考える機会になりました。本も、漫画ベースになっていて読みやすく、面白かったです。
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・ファンベースとは、ファンを大切にしファンをベースにして中長期的に売り上げや価値を上げていくこと。短期で得たものは短期で失う
・機能価値はコピーできても情緒価値はコピーできない
・ファンの支持を強くする3つのアプローチとは
1)共感を強くする
2)愛着を強くする
3)信頼を強くする
・大事なのは濃いファンにいいところや情緒価値を聞くこと
・メンバーのいいところしか見ない
・購入金額の上位20%のコア顧客に対して「自分たちらしさ」を訴求していくと売り上げに結び付く
・スープストックのファンベースっぽさ
毎週来てくださるお客様のために週替わりで毎日8-10種類はスープをご用意
店舗での接客マニュアルは作らない(程よい距離感の接客を心掛ける)
値下げ、安売り、クーポン禁止
安全、安心、女性一人でも入りやすいファストフード
・「自分がファンであること」をわかる人にはわかってもらえるうれしさも味わってほしい=お客様とスタッフが両想いになる
・定住者の一人当たり年間消費額は125万円
・美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ、ライバルが何をしようと関係ない。その女性が何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ(スティーブジョブズ)
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完結に新書の内容がまとまっている。たくさんの事例をマンガ交えて読めるので理解が早い。
うちの会社の問題点は間違いなく自分たちが自分たちのファンじゃないことだなーと思う。改革せねば。
Posted by ブクログ
ファンベースという会社が行っている
「ファンマーケティング」について色んな会社の事例を紹介。
みんなが知っているような有名なブランドや、ベンチャー企業までさまざま。
漫画が分かりやすくて面白いので、PR事業部の方とかにはオススメの一冊。
Posted by ブクログ
ファンベースの本を積読から読むに至る。
パレートの法則で、上位顧客の20%が売上の80%を構成する、というのがある。
人口が減っていく社会でマーケットは縮小する。
だからこそ、自社のコアなファンとともに会社や事業を共創していくことが必要と理解した。
コアなファンからの口コミで発信してもらう。
熱量を持ったSNSや直接の噂話は伝染する。
(ハード/機能→ソフト/情緒へ)
マーケティングの戦略だけでは、日本市場ではもう限界がある。
新規取引など売上全体の中では、それほど大した存在ではなく、改めてファンを軸に事業を考えていく。
Posted by ブクログ
「これからの日本にはファンベースという考え方が必要だし、最重要になるだろうと心の底から思っています」様々なファンとの共創企業を紹介した本著、今度はあなたの企業に当てはめて考えてみてほしい、と締めくくる。小さい会社でも、ファンとともに歩むことはできる。アイディア出しが、楽しそう。
【人と仲良くなるには】あなたが何者で、何を大事にしていて、相手に何をしてほしくて、何を共にしたいか、などを語らない限り、人と近づくことはできない。あなた自身の思いを整理し、語ることからつきあいは始まるのです。
【ファンを増やすのではない】超成熟社会では、USP(独自の売り)はすぐ陳腐化。感情でファンにしておかないと、よく研究した後発にとられてしまう。機能価値はコピーできても、情緒価値はコピーできない。
【アドレスには家守がいる】地域のコミュニティとアドレス利用者のハブになる。
【地域創生】地元の人が自信をもつ。外部講師で機会をもつ。「地元では一般的でも、このナスは実はとても貴重な品種である」「雪国の文化は素晴らしい」それぞれの人の仕事にきちんと価値があることを紹介する。結局人は人にしか共感しない。
人間力を磨く。1回できた価値観を壊して再構築する努力。
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流行りのファンベース。読みやすく面白かった。
漫画ベースの本は、「活字を読まないと大事なところがわからない!」「漫画じゃないじゃん!」「漫画の必要ある?」と思うことが多いが、この本は漫画部分がわかりやすくまとめられていて、その後の活字部分も内容がスッと入ってくる内容になっている。
Posted by ブクログ
漫画を入れる意味があるのか?とか、本としてはどうか、というところはあるけれど、内容はさとなおさんの標榜するエッセンスみたいなものが感じられて得るものはあった。