【感想・ネタバレ】神南署安積班のレビュー

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いつも安定して面白い今野敏の「安積班シリーズ」だが、今回は短編集ということもあり、安積班構成員の一人ひとりにスポットが当たっていて長編とは違う面白さがあった。特に安積班最年少の桜井刑事は他の作品では村雨刑事部長に付き従って行動している程度の描写が多かったので(シリーズ一作目から順番に本書まで読み進めての感想)、本作「異動」で桜井の内心に触れられていたのも良かった。

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2023年06月30日

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今野敏さんの代表作としては隠蔽操作が有名ですが、こちらの作品もとても面白いです。安積班のメンバーたちの良さが引き出された短編集だと思います。オススメ!

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2022年01月02日

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ネタバレ

短編集なので 期待していなかったのですが
それぞれのキャラクターが大活躍して おもしろかったです。
スカウト→速水さんが見込んだ 田所修二さん は この後どこかで出て来てくれるのでしょうか?
噂→速水さんの男ぷりがカッコいいでした。
夜回り→珍しく 黒木さんの話 もくもくと仕事をする黒木さん 疑ってはいけません。
自首→おばあちゃんかわいそうだった。須田さんは 今回も感情移入しちゃったみたいですね。
刑事部屋の容疑者たち→これ 好きです。みんな安積さんのこと好きなんですね。(((^^;)
異動→桜井さんの話 おとなしい桜井さんが自分はこのままではダメかなぁと思ちゃう。
でもね、安積さんは「私の仕事はおまえたちを評価することじゃない。フォローすることだ」ってね
ツキ→須田さんツキありすぎです。
部下→村雨さんが桜井さんをどう思っているかがわかった。お手柄だった桜井さんよかったです。
シンボル→ベイエリアに帰ります。みんなを連れて帰ります!

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2020年01月23日

購入済み

神南署安積班

本当の警察組織の様子は知らないけれど、小説の中の警察内部は上下関係、役職によっても複雑なしがらみが交わっていて難解。しかも、警察が相手にするのは犯罪者。理不尽な犯罪心理に腹を立てたり、犯人を猟犬の如く追いかけて逮捕するにも管轄だとかなんだとか。もっとスッキリ出来ないもんですかね?安積さんのような刑事さんに会ってみたい

#深い

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2023年12月14日

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ドラマ化もされている人気シリーズ。
読んでいて安心感があります。
どこの職場でも同じですが、安積班も個性的なメンバーが集っています。
「部下」は泣けました。
成果をあげるために個々の個性を見極めて、管理をするのが管理者であり責任者であります。
それでも人と人。
仲良くやりたいものです。


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2022年12月08日

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安積班シリーズ初の短編集。

1話1話がコンパクトに纏っていて、
読みやすく、かつ、面白いです。

中盤の作品から、湾岸署復活の話が真実味を帯びてきます。
次作から、舞台が変わるとみられ
楽しみ倍増です。

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2021年01月26日

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安積シリーズとしては初めて(?)の短編集。安積班の面々や交通課の速水が主役となるスピンオフ版ともいえます。

普段は安積目線で描かれていた人物たち自身の目線による描写もあり、非常に新鮮です。扱われる事件そのものも長編とは違い、小粒なものが多く、より一層、登場事物たちの人となりが引きたつというものです

これを読んでいると、やっぱ安積班の面々はいいわ~、と改めて思ってしまいますね。特に村雨は、安積の一方的な思い込みにより、少々損な見方をされていますが、本作を読むとガラッと違う一面も垣間見えます。

そんな安積班ですが、本作終盤では臨海署再建の噂が立ち始め、安積をはじめとする強行犯係のメンバーたちの配属がどうなるのか、という展開に。本作を読むと、この班のメンバーがばらばらになってしまうのは忍びないな、という思いが強くなったところでのこの展開ですから、次作が気になります…。

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2020年10月21日

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ネタバレ

ものすごく中途半端な巻から読んでしまったけれど、私としてはドラマをずーっと見ていたので、特に問題はありませんでした。ドラマの俳優さんで脳内変換して楽しかったです。須田さん=塚地さん、はハマりすぎでした。村雨さんも結局は信頼しているし、信頼されているし。安積さんの気遣いがとても良かったです。それでも家庭は上手くいかないんだから・・・まぁ、仕事優秀、容姿端麗(多分)、性格良好ならば、一つくらいキズがないと落ち着かないかもしれません。どの章もとても良かったです。とにかくシリーズ最初から読まなきゃ。

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2019年01月06日

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短編集なので気軽に読める。深みはないけど、登場人物の個性が確立してるので、その部分だけで楽しめる。ただ、シリーズを読んでる身からすると、毎回の様に出てくる説明はくどい。

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2018年05月18日

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短編集。
事件そのものを追って解決するというよりも、刑事それぞれにスポットをあてた話になっている。
こうして読んでみると、本当に個性豊かなメンバーが揃っている。
中でも「刑事部屋の容疑者たち」は好きな物語だった。
馬鹿々々しいけれど、ほんわりとしていてあたたかい。
みんなの班長を思う気持ちがストレートに出ているし、それでいてちょっと笑える。
5つの花束というところもいい。
肝心要の人が忘れていたのでは笑えなくなってしまうから。
それにしても、みんな班長が忘れていると考えて行動しているところが(笑。
そういう意味では信用がないんだな、と安積がちょっとだけ気の毒になった。

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2017年03月13日

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面白かった!
ドラマを観ていたので読んでなかったシリーズ。
安積さんはドラマより尚、生真面目で淡々としていてカッコ良い。村雨さんも眉間に皺で杓子定規すぎて安積さんに苦手にされてたりして、ちょっとイメージ違ってそれも楽しい。
「異動」の村雨さんが可愛らしかった!

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2016年09月23日

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ドラマ化もされた安積班シリーズ。
本書は神南署へ移ってからの第2弾になり、最後の神南署シリーズ。

色々な人物に焦点を当てつつ、安積と部下達を中心に描かれる短編集。
相変わらずの気持ちの良い面々で、読んでいて実に気持ちが良い。

本シリーズは長編ものも良いが、短編集こそ魅力を発揮できるのかもしれない

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2014年01月06日

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安積班シリーズ、神南署編の最終巻らしいです。

今回も、安積班長から見た、仲間たちへの心情がいろいろな場面で吐露されています。
須田さんなんかはほぼ準主役級です。
桜井君は、ちょっとあれ?なところもありましたけど、(安積班長から見た)村雨さんとの関係も良好なようで、読後感は最高でした。

細川さん、ぢゃなかった速水さんもいい味出してました。(かっこいいです。)
TVを見てから安積班を読んだので、読んでる時は俳優さんがかぶって
、かえって、とても楽しく読めてます。
唯一被らないのは、

班長

です。
(TVは全く影がありません・・・)

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2013年07月26日

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ネタバレ

個人的には安積班シリーズは
事件の謎解きを中心に進む長編よりも
安積班の刑事たちの人となりに踏み込む短編集の方が
読み応えがある気がする。

今回も班の全員がそれぞれクローズアップされていた。
サツ回りの記者との遣り取りや噂に関わる話が多かったような。
速水さんの話と桜井くんの話はまさに噂に振り回された感が…。
『刑事部屋の容疑者たち』や『ツキ』のように
今回は読んだ後にクスッと笑える話が多かったように思う。

それにしても相変わらず安積警部補は心配性すぎると思うのは
私だけではないはず(笑)

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2012年11月13日

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すっかり神南署の顔になった安積班、今回は安積班プラスアルファの活躍(とツキ?)が見られます。個人的に村雨が、桜井の手柄を喜ぶシーンと金子課長の寂しがるシーンがお気に入りです。あと、速水隊長も格好よかった。いい短編集でした。ベイエリア分署→神南署ときて、ようやく湾岸署。時代にやっと追い付いた気分です(笑)

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2012年04月23日

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短編9編 スカウト・噂・夜回り・自首・刑事部屋の容疑者たち・異動・ツキ・部下・シンボル。 臨海署が復活することになるところで終わる。 班長も男なので、やっぱり美人記者が気になる。そして美人記者が近づく部下がもっと気になる。 信頼関係はとても固く、部下たちもそれにこたえて冴えに冴えている。 刑事部屋の~はちょっとしゃれたコメディだった。たまにこういうテイストが混ざるので今野作品は好きだな!

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2011年12月28日

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ネタバレ

感想
TVでドラマシリーズがやっていたので興味を持って、読んでみた。リアルな中で警察官の激務が伝わる。

あらすじ
臨海署の縮小により、原宿の神南署に移った刑事課強行係の安積班。原宿で起こる様々な事件に向き合う。9つから成る短編集。最後は、神南署が縮小して再度、安積班が臨海署へ戻りそうな感じで終わる

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2024年02月23日

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安積班シリーズ、神南署編第二弾。8編の短編集。
噂がいい。いいキャラをしている交通課の速水警部補の大活躍。ずらっと並ぶ白バイ隊員が想像できて、ゾクっとする。

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2022年06月11日

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安定の安積警部補シリーズ。
神南署最後の短編集っぽく、ベイエリア分署に帰るまでのいくつかの事件が描かれている。
須田部長刑事がこの頃から目立ち出している感じがする。
警視庁の署対抗の柔道大会で優勝したり、色々な場面でツキがあるところをみせる。
ツキって人生に大事だと確信させる内容でした。

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2019年11月14日

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安積警部補シリーズ 第7弾
神南署編 第4弾
9つの短編作です。

・スカウト
・噂
・夜回り
・自首
・刑事部屋の容疑者たち
・異動
・ツキ
・部下
・シンボル

「シンボル」のみ書き下ろしです。

交通課の速水警部補の援助交際疑惑や、黒木刑事と女性記者との関係、須田刑事の意外な一面など、事件より刑事個人に光を当てた構成になってます。

それにしても毎回、須田刑事太り過ぎと表現され、可哀想になりました。

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2018年11月12日

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ベイエリア分署から神南署に移った安積班。
安積警部補の中間管理職としての苦慮と部下に対する信頼、そして班員それぞれが主役然として活躍9短編。
『異動』その他で、再びベイエリア署への復帰が語られる。
『刑事部屋の容疑者たち』は、安積と部下たちとの堅い絆が描かれ、ベイエリア署シリーズファンにとっては、堪えられない一編。
このシリーズ、頭から読み通したい。

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2017年06月21日

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私の借り方が悪いのだけど、神南署時代はベイエリア分署より後だから、なんか頭が混乱・・・。これも短編集でしたが、ほっこりする感じが多くて緊迫はしてなかったので、まぁ普通くらいの評価です。

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2016年08月28日

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短編の連作。
刑事が主役なんだけど、殺人事件があって、その犯人を追って…という感じではなくて、部署内のちょっとした出来事や、犯人逮捕後のやりとりなんかがメインかな。
このシリーズって長編ばっかりらしいんだけど、これは短編連作のせいか読みやすかった。

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2016年02月13日

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ハンチョウシリーズ
大分なれた・・・班長の相手の心情をくみ取る
ことに、異常に気をまわす・・・情けない!

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2014年09月21日

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神南署安積班では、刑事らしくない部長刑事、ツキを持つ男として、須田の活躍が痛快に描かれる。シリーズものの魅力は、丁寧に描かれた個々のキャラクターが成長してゆく姿が楽しめるのが魅力だ。
 東京ベイエリア分署を舞台にした『二重標的』『虚構の殺人者』『硝子の殺人者』を読んだ後、神南署に舞台を移した1作目から3作目である『蓬莱』『イコン』『警視庁神南署』が手に入らなかったので、止むお得ず4作目の『神南署安積班』を先に読んだ。9作の短編から成るこの作品は、安積係長を囲む登場人物が繰り広げる人間ドラマが描かれ、横山秀夫さんの短編に近い雰囲気だ。

 些細な噂で、交通課の速水係長や部下の黒木を心配し、コソコソと探りを入れる安積係長は、テレビドラマで佐々木蔵之介さんが演じる安積剛志とは異なり繊細な性格の持主か?結果的に心配事は杞憂に終わり、安積は、上司や同僚、部下に恵まれている自分を噛みしめる。見逃した2冊も手に入れないと。

 神南署安積班は、シリーズ初の短編ということで、安積班にとっては、ターニングポイントになるような作品なのかもしれませんが、月曜ミステリーシアターで放送したら受けそうなネタばかりですね!水戸黄門のような勧善懲悪・予定調和の毎週完結の脚本も良いのですが、私としては、今野敏さんの原作に沿って、1話を5回ぐらいで放送するドラマに仕立てて欲しいな!速水が運転するスープラ3000GTパトカーのカーチェイスも見たい!

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2014年02月11日

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短編集。『刑事部屋の容疑者たち』がお気に入り。
全編すべての登場人物が、いい味出してる。
ヤなやつが一人もいないってのもめずらしい。

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2013年10月10日

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ネタバレ

安積班+速水のそれぞれの活躍を描いた短編集


わざわざ神南署ってタイトルが2冊あるのはその間しか神南署にいないからだったんだねぇ。

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2013年08月19日

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人と犯罪の溢れる街、渋谷。その街を管轄とする警視庁神南署に張り込む新聞記者たちの間で、信じられない噂が流れた。交通課の速水警部補が、援助交際をしているというのだ。記者の中には、真相を探ろうとするものも現れ、署内には不穏な空気が―。刑事課の安積警部補は、黙して語らない速水の無実を信じつつ、彼の尾行を始めるが…。警察官としての生き様を描く『噂』他、8編を収録。(「BOOK」データベースより)

スカウト

夜回り
自首
刑事部屋の容疑者たち
異動
ツキ
部下
シンボル

安積警部補シリーズは短編のほうがいいかもしれないと思うこともある。
長編だと、それが持ち味ではあるが、あまりに人物の内情に踏み込みすぎて、時々もういいじゃんという気分になることがあるから。
援助交際の噂がでても自分より彼女のことを思って、口をつぐんでいた速水さん、カッコよすぎ。

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2011年10月07日

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神南署篇第4作。短編集。

安積警部補とその同僚や部下たちとの信頼関係が垣間見える内容になっていて、楽しく読めた。特におもしろかったのは、須田巡査部長が大活躍する『ツキ』。”他人が決してかなわない”ものを備える彼の、愉快なストーリーだ。

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2016年01月19日

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安積班シリーズはチームワークも良く、良い上司良い部下に囲まれたまさに理想的な警察を読めるけれど…でも、どうにも理想的すぎてさらりと読んでしまうのが何とも残念。警察の闇やドロドロを描いた小説を読みすぎたか…(苦笑)

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2011年09月17日

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今野作品は初読になります。どの作品から手を付けるかと思った結果、書店の平台で目に付いた本書にしました。う〜ん。順番間違えました。登場人物の会話の言い回しが、ちょっと固めで違和感あり、文章表現も淡白な印象です。が、ストーリー的にはなかなかいい感じでした。とりあえず、他も読んでみるか。とりあえず、★みっつです。

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2011年09月25日

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