【感想・ネタバレ】水の殺人者のレビュー

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Posted by ブクログ

も~またもやまんまと騙されました。こうかな?こうかな?と推理して騙されまいと頑張ったんですが。完敗です。

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2011年01月12日

Posted by ブクログ

 著者初読み。〇〇者シリーズをちまちま集めて積読を充実させている最中だが、お試しでシリーズ外を読んでみた。携帯は普及しておらず、個人情報もバンバン入手できる平成初期が舞台だが、現代でも楽しんで読めた。あり得ない展開の連続だが、殺人者は誰なのか、殺人リストの人物たちのつながりなど謎が気になり一気読み。古き良きの匂いが感じられて、著者他作品への期待が高まる。
 殺人リストに挙げられた人物のうちの1人に、昔仕事でお世話になった方と同姓同名(漢字も一緒)の人がいてぞわぞわした。

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2022年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

百瀬邦彦が作った殺人リスト。元婚約者・浅沼美代子、美代子の浮気相手・牧原健一の名前。自殺した百瀬。牧原の元に送られた殺人リスト。美代子のマンション付近で殺害された牧原。伊達兄妹に事件の調査依頼をした直後何者かに襲われた美代子。殺人リストに追加された名前。高梨百合子と接触を試みる美代子。高梨百合子ストーカー・海老原政行。百瀬の幼馴染・佐々木幹夫の殺害。美代子の良人・寺尾稔の殺害。追加される殺人リストの名前。一部の被害者の共通点は百瀬の勤める会社。共通点のない被害者に隠された秘密。

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2012年10月08日

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コピー機に忘れられた紙。そこに記された謎の「殺人リスト」。誰がつけ加えたのか4人から8人まで増殖するターゲット達。
ーーーーーーーーーーーーーーメモ。

「誰」はともかく、「どうやって」はまるで検討も付かず最後までハラハラドキドキしていた。問題となるHowの部分はつまり、ミラクルと奇跡と偶然とたまたまが重なった超計画的殺人だ。矛盾している。
とは言え、読者が陥る「何故?」の疑問はしっかり回収してくれるし、綺麗に纏まっているのであまりぷりぷりするのも大人気ない。

クライマックスの前フリは完璧で、こちらも戦闘態勢に入る。全貌はやや早送り気味な展開。脳内で再生される映像はまるで尺が無いからと巻かれたかの様で少し残念。エピローグがこの作品の魅力なのだろう。

話の展開、視点の切り替えの目まぐるしさは読者の探究心をくすぐる流石の文章力だ。細かな粗探しをしてわざわざ埃を舞わせる必要は無かった。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

読み始めてすぐに引きこまれた。
コピー機に置き忘れられた1枚の殺人リスト。
そこには自分の名前が書かれていた。
リストは名前を書かれた人たちへ次々に送りつけられる。
それぞれの思惑でリストの名前は増えていく。
真相がまったく見えてこない中盤までは面白かった。
殺人リストを作ったのはいったい誰なのか?
何のために作られたのか?
連続殺人を実行しているのは誰か?
けれど殺人リストに名前が書き加えられ、ぼんやりとだが目的が見えてきてしまうと一気に先が読めてしまう。
折原さんの書く物語は好きなのだが、いまひとつ物足りない思いがした。
いつもなら結末までに「ああ、そうだったのか」と騙されていた楽しさのようなものがある。
読み終わったあとに「お見事!」と思えるような物語を期待していただけに残念な気もした。

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2017年03月28日

Posted by ブクログ

 会社員の牧原憲一は、コピーをしようとした時に前の使用者が置いて行った紙を見つける。そこには「殺人リスト」という文字と共に、自分の名前を含んだ3名の名前が並んでいた。すぐに同僚の百瀬の仕業だと思った牧原は、ちょっとしたイタズラ心で同じ殺人リストを作り、それに百瀬の名を4人目として書き加え、百瀬の机に置いておいた。紙を見た百瀬は顔色を変えており、牧原はほくそ笑んだ。しかし数日後、百瀬が死に、しかも自殺らしいという話がもたらされる。

 次第に一人歩きし始める殺人リストと、そのリスト通りに殺されていく人達。やはり真相は凝りまくったもので、複数の人間の悪意が複雑に絡み合っているのだが、まぁこんなにもうまくはいかないだろうなぁとリアリティがゼロなのと、読解するのに必死で楽しむところまでいかなかったのが残念。

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

「水の殺人者」折原一
サスペンスミステリー。叙述もの。特になし。
しっかりした作りの本格推理です。

「殺人者」「真犯人」には意外性はないけれど、最後まで読ませる展開は読み応え有。
トリックについては周到に頭が冴えていなければ完璧に見切ることはできないと思いますが・・・。
突飛な方法をついてくるのではなく正統的(?)に読者を欺く手法は好感触でした。
荒唐無稽なキャラクターや、アンフェアなトリックは全くと言っていいほどないと思います。

このような階層的なロジックを組み立てられる人は本当に尊敬します。
作り込まれてますよね。
まあその分もっと深い人間ドラマがあったらとも思いますが、それは読者の放言、ってことで。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

これもおもしろかったー!!
どんどん追加される殺人リストに、関係してる人、いない人・・・に見えて関係してたり!
意外な人が犯人で、でもその人も殺人リストに・・・!?何で??っていうね。
とにかくおもしろかったです♪

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

登場人物が次々と殺されて少なくなっていくので、犯人が残るわけです。わかりやすく、読みやすいのはいいところ。

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2009年10月04日

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