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Posted by ブクログ
非常にわかりやすくて、読みやすかったです。この題材は最近の流れかな、とも思います。読者層はどこらへんなのかな?ドタバタ、は、比較的要素うすめですね。
新たな視点
ヒロインをいじめる悪役令嬢。
その家庭環境がどんなものだったのか、もとを正せば両親の関係が問題の元凶だった。。。
娘が悪役令嬢にならないよう、母親となる立場を変えようと奮闘する姿が新鮮。
ときどき入る、もしかしたらこうなっていたかも の夢の話も面白い。
Posted by ブクログ
3歳の時に前世の記憶をうっすら思い出したヴァイオレット。
前世の知識で死ぬはずだった母を救い、最悪になるはずだった周囲の人々との関係も良いものへと変えていく。
10歳の時、自分が乙女ゲームの悪役令嬢の母になることを思い出し、破滅の運命を回避しようと愛のない政略結婚の相手になるはずだったテオを避け始める。
所々に関係者のこうなるはずだった最悪の未来が悪夢として影響していて、現状と最悪の乙女ゲームの時間軸とを交互に見比べられて分かりやすかった。
原作がーと意固地にならず、流されるように回避していくヴァイオレットの逞しさと周囲の人々との幸せな関係性が対比として物語をおもしろくしていた。
悪役令嬢の母だったり、転生者が複数いて物語が複雑化してて新鮮だった。
減刑を願った侯爵令嬢はどうなったのか?その後の処遇が気になります……
テオの贈り物のポプリのくだりがあったことにより、ヴァイオレットはテオにそのまんまいくんだろなって読めます。アルとテオとヴァイオレットの三角関係なところが描写としてないので、そこら辺の恋愛の醍醐味はないです。ときめきが欲しい!って方はものたりないかも。
転生悪役令嬢もの王道ですね
悪役令嬢で最後には悲惨な終わりになるはずが、転生前にそのストーリーをプレイしていたことで逆に周りから愛されてしまうっていう王道ストーリーでした。決して酷評しているわけではなくそういうのが好きなのでその展開に大満足です。
主人公もそうですが、彼女の侍女のハイスペックさが凄いです。そんなハイスペック侍女アンナの話もあったら面白そうですね。
母親の位置がイマイチ活きてない
悪役令嬢ものらしい作品。
ストーリー自体は、ライバル(悪役)がハッキリ分からないまま進むのが興味を引くし
実は本当のヒロイン役は、、、
という辺りも面白くあるが
恋愛要素はあまり盛られていないので
恋の鞘当てや切ない恋愛劇、甘々を見たい人には物足りない。
非常に残念なのは「悪役令嬢の母親」との設定がほぼ活かされていない点。
別に母親じゃなく、悪役令嬢自身で書いてもよいストーリー、展開、オチ。
母親の立ち位置ならではの部分が乏しい。
未消化な部分も幾つかあるし、一部にはハッピーとは言えない決着もあって、少々蟠る。