【感想・ネタバレ】ロイヤルシアターの幽霊たちのレビュー

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Posted by ブクログ

イギリスの海辺の町シーショーにある古びた劇場ロイヤルシアター。そこには幽霊が住み着いている。ある時その幽霊が見える女の子グレイシーがやってくる。
静かに暮らしていた幽霊たちをグレイシーが引っ掻き回して、幽霊たちはグレイシーを腹立たしく思うものの、最後は良い終わりを迎える。
読後は多幸感に包まれた。
装丁が素敵。カバーを外して出てくる絵も可愛い。

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2023年01月06日

Posted by ブクログ

イングランドの海辺の街の廃墟となった劇場を舞台にしたファンタジー。劇場に住み着く辛い死に方をした幽霊たちと人間の女の子との交流、時代と共に変わるNGワードや礼儀作法。本質を突いた描写に深く考えさせられた。

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2021年02月21日

Posted by ブクログ

港町シーショーの古びた劇場に
ここを再開させて街を盛り上げたい
地元の関係者の紹介で、演劇関係者の夫婦が訪れる。
ひとり娘のグレイシーは
劇場のそこかしこに幽霊たちが住み着いていると知り
彼らから「避難所」の理由を知ろうとするが。

グレイシーが聞き出す幽霊たちの過去の話から
シーショーという街の盛衰が見えてくる。
ちょっと夢と現実が
入り混じった感じのところもあるけど。

中でも印象深いメルーシュさんの話…
悲しみの淵に捉えられている彼女が
後半まさかの展開で重要になってびっくりです。

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2022年12月03日

Posted by ブクログ

装丁が好きな感じだったのと、YouTubeで紹介されてて気になって読んでみた
海外作品がなんとなく苦手な私でも楽しく読めた
でもやっぱりわかりづらいところもあって、そこは翻訳ものは仕方ないのかな…?

舞台を見に行きたくなってきた

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返しもの、という前情報があって
手にとった一冊だったので
どんなどんでん返しがすぐにわかった。
伏線もところどころ出てきていたから。

明るい話かな?と思いきや全然違う。
幽霊たちのさまざまな過去にページを巡る手が重い。
でも、あとがきにてこれは本当にあったことを練り込んで
かかれた本だと書いてあり、重みに意味があることを知った。

中盤、どんでん返しがあってからは
どんなふうに物語が進んでいくのかが気になって
スムーズに読み進められたと思う。
登場人物がカタカナのものは慣れておらず読みにくく、
何度も誰だっけ、、と見直すこともあった。
幽霊たちの悲しさや寂しさによる黒いカビが、
最後の公演によって綺麗になったことや
新しいシアターの設計図をみんなで描いたこと、
それがきちんと命ある人に届いたこと。
後半は、胸を打たれる場面もあった。

死んでしまったからって、終わりじゃない。
雨のチケット。素敵な考え方だなと思った。
死んでも、楽しく新しい生き方をしていると思いたい。

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2022年05月24日

Posted by ブクログ

最初と最後は良かったんだけど、
中盤がちょっときつかったな。
文化的な側面とか、わかりにくいところが多々あり。

仕掛けも割とわかりやすくて、あっと驚く!という感じでもない。
ロイヤルシアターとシーショー、海辺の街と劇場、幽霊たち、と楽しい要素がたくさんだっただけに、すこし残念。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

海辺のまちシーショーにある古い崩れ落ちそうなロイアルシアターを復活させようとやってきたウォルター夫妻。町の議員の勧めもあり、再生を目指すが資金の援助がなかなか決まらない。苦境に立つ夫妻。
夫妻にはグレイシーという娘がいるが、グレイシーには劇場に住む幽霊たちが見える。幽霊たちの話を聞き、やがて一緒に劇場の再開を目指す。

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2021年07月19日

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