感情タグBEST3
Posted by ブクログ
警察ドラマや小説が断然面白くなる。警部がどれだけ偉いのか。コナンでいえば小暮警部はかなりの出世である。古畑任三郎だって警部補なのである。ただ、そこにはもちろんその人の生き方が反映される。警部となると管理職となってしまう。あえて警部補までなら昇進してもいいという人は沢山いるそうだ。踊る大捜査線のスリーアミーゴスは実はめちゃくちゃ昇進している人達である。警視や警視正クラスである(笑)
Posted by ブクログ
巡査、巡査長、巡査部長、警部補の実働部隊
警部、警視、警視正の指揮命令
警視長、警視監、警視総監、警察庁長官の経営、企画
それぞれの役割を見た時に、警察という組織が縦にも横にも上手く機能するものだと感心しました。
また、警視正以上を国家公務員とすることて、国が都道府県の利害を調整するというのも良くできたシステムだと思います。警察という組織が普通の会社組織と変わらず、出世競争の組織とも実感。
Posted by ブクログ
巡査から警察庁長官まで。全ての警察官は11の階級等を与えられる。常に指揮系統を明確にすることで、どんな事態にも乱れなく対処できるようにしているのだ。各階級の任務、処遇は?。元警察官僚のミステリ作家が、30万人を束ねるスゴい仕組みの全貌を描き出す。「警察モノ」ファンだけでなく、全組織人必読の一冊。(2020年刊)
・まえがき
・序 章 警察における階級のあらまし
・第一章 巡査
・第一章の2 巡査長
・第二章 巡査部長
・第三章 警部補
・第四章 警部
・第五章 警視
・第六章 警視正
・第七章 警視長
・第八章 警視監
・第九章 警視総監
・終 章 警察庁長官
どうも著者の文体が合わないので読みにくいのだが、内容はとても面白い。
中の人だった著者が中から見た階級制度なので、他書には無い説得力がある。
単に各階級に留まらず、初級幹部、中級幹部、上級幹部といった区分が階級章に現れているのも目からウロコであった。
Posted by ブクログ
いままでの著者の著作と変わらず、軽快な語り口で警察組織に関する説明が厚く加えられている。
今回は警察の階級を通した視点での話であり、この切り口でここまで詳細に記された文献は見当たらない。
例えば、警部になるには何が必要で、昇進したらどのような仕事となるか、何をしなければならないか、さらに昇進するには、平均年齢は…などなど、事細かく説明が加えられている。
警察組織に興味がある人は一度読んでほしい。