【感想・ネタバレ】オスマン帝国 英傑列伝 600年の歴史を支えたスルタン、芸術家、そして女性たちのレビュー

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Posted by ブクログ

帝国600年の歴史の中から選ばれた十人の列伝。通史的な中ではあまり取り上げられない女性や芸術家たちが多く取り上げられていて興味深かった。最新の研究成果を踏まえつつ、現代における各々の位置付けまで言及されていて面白い。

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2021年07月10日

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オスマン帝国の君主だけではなく、建築家、作家、画家など文化を担った人物も採り上げられている。建築はともかく、トルコの絵画や文章に触れることは、なかなか難しそうだ。

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2021年04月27日

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江戸幕府250年、オスマン帝国600年、如何に存続させたか。やはり三世代までにしっかりとした基盤構築している。崩壊の理由も財政問題から怠慢政策から内部組織崩壊へと繋がっている。

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2021年04月15日

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【読書】厚みがある割には分かりやすくサクサク読めた。オスマン帝国の歴史に詳しいわけではないので、この国の歴史の流れとそこに出てくる重要人物が丁度いい感じで出てきて、凄く分かり易かったな。この国の歴史もこうやって読むと面白そうだなって感じで更に知りたくなった感じかな。ホント面白かった。

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2020年10月09日

Posted by ブクログ

オスマン帝国の有名な人物10人を取り上げた列伝。
「オスマン帝国外伝 ~愛と欲望のハレム~」というドラマが世界的にヒット。
私もこのドラマがすごく面白かったので、もう少し史実を知りたいと本を探して読んだものです。

中東で600年も栄えたオスマン・トルコ。
いかにして版図を拡大し、栄えたか。
政治だけの説明だと、飽きてしまうので、色々な角度から書かれている点が面白く、有難かったです。
ドラマにも出てきたスィナンや、ヒュッレムの後の時代の后妃の話なども。

後宮の制度にも、当時からヨーロッパの注目は集まっていたようです。
表紙にある絵は、ドラマの主人公である寵妃ヒュッレム。
今のウクライナあたりの生まれの美女で、陽気で聡明、最盛期を築いた第10代皇帝であるスレイマンとの間に何人も子をなし、正式な結婚をした正妻。
後宮の女性は皆、奴婢という建前だったので、これは異例でした。
ただし、絵は想像で描かれたもので、後宮の妃の顔を直に見るなど普通あり得ない、まして外国人の男性画家に許されるものではないのです。(ドラマの中では例外的に画家が会うシーンもありますが)
ヒュッレムの評価は、残念ながらトルコ国内では芳しくないようですが。まあそれはそれ?(笑)
スレイマンは優れた人物であったようだし、ヒュッレムは外国の要人に手紙を書くなど出来る女性だったので、釣り合ったのでしょう。
激しい権力争いは、後にさらに激化していくのですが。
後の世のドラマもそういえばあるので、いずれ見たいものです。
[追記:
「新・オスマン帝国外伝 ~影の女帝キョセム~」この4月から始まってます!]

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2023年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青学史学科、東大文学博士
九大准教授

君主、女性(王室、革命家)、芸術家(建築含む)を取り上げる


●創始者オスマン一世 在位1299頃〜1324
・事跡やひととなりについて、確かなことはあまりわかっていない。

・二つの説
 ルーム・セルジューク朝の後継者
 ルーム・セルジューク朝の権威を認めず強引に独立

・ルーム・セルジューク朝のスルタン、アラエッティンには子がなかった。

・オスマン帝国の年代記は、建国から1世紀以上のち、15世紀に入ってからようやく書かれるようになった。

● コラム イスラム世界における奴隷
81

奴隷はイスラム法(シャリーア)において一定の権利を保障されており、奴隷の所有者といえども、そのきまりを逸脱することは禁じられていた。

さらに、もし奴隷が君主など有力者を主人としているならば、一般人よりよほど強大な権力をふるうことができた。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

トルコの歴史を勉強したいので読みました。
うん、なかなか馴染みのない国だからか難しいです。
この本で取り上げられた人物の中で私が知っているのは、アタチュルク大統領だけ!
小説とか漫画でトルコの歴史の概要をつかんでから、再チャレンジしようかな。

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2022年04月21日

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