【感想・ネタバレ】黒い海岸の女王のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『氷神の娘』
雪原での戦い。戦いで傷ついたコナンが出会った少女と雪の巨人達の謎。

『象の塔』
ザモラ王国の都市シャディザールに立つ巨象の塔。巨象の塔に棲む魔術師ヤルの持つ宝を狙って侵入するコナン。塔の中で出会った盗賊タウラス。巨大な蜘蛛との戦い。塔の中に監禁されている生命体の秘密。

『石棺のなかの神』
聖堂の警備兵アルスが見つけた死体。町の金持ちプブリコの遺体。付近で発見されたコナン。警備隊の尋問。殺人の容疑をかけられるコナン。何者かに依頼され聖堂に侵入したコナン。殺害直前のプブリコの行動の秘密。石棺に隠された謎。

『館のうちの凶漢たち』
王国の権力を握る〈紅の司祭〉ナポニドゥスに目をつけられた貴族ムリロ。アムの寺院を襲撃し捕えられたコナンを脱走させることを条件にナボトゥスの暗殺を依頼する。脱走計画の失敗から自ら暗殺を企てるムリロ。何者かに殺害されたナボニドゥスの従者。ナボニドゥスの服を着た類人猿タク。地下の迷宮に閉じ込めらたムリロとナボニドゥス、コナン。

『黒い海岸の女王』
クシュに向かう船に乗り込んだコナン。黒海を荒らしまわる女海賊ベリ。ベリに襲われた船の上での戦い。生き残ったコナンを見染めたベリ。ベリの愛人として海賊船での地位を築いたコナン。入っていた船が何者かに襲われる密林への冒険。翼をもった怪物との戦い。廃墟での戦い

『消えうせた女たちの谷』
ケシャタの都に向かう途中に弟と共にバユユの王に誘拐されたリヴィア。殺された弟。バユユの王を訪れていたコナン。脱走しコナンに助けを求めるリヴィア。バユユの王が運ぶ荷物の中に隠された怪物との対決。

資料編
『死の広間』

『ネルガルの手』 (断片)

『闇の中の怪』 

『闇の中の怪』 (草稿)

『ハイボリア時代』

1
2013年01月26日

Posted by ブクログ

 小難しいと言うか、考えて読まなければならないファンタジーが
続いた反動で、何も考えずに心底楽しめる本が読みたくなった。
で、選んだのがコナンである。コナンと言っても名探偵でも未来
少年でもないのでお間違いの無きよう(笑)。ヒロイックファンタジー
orソード&ソーサラーの元祖とでも言える作品であり、シュワル
ツェネッガー主演で映画化もされたので知っている人も多いだろう
ファンタジー作品である。

 他者を圧倒する巨躯に野生の獣のような俊敏さ。そして何物にも
屈服しない本能と意志を併せ持つ野蛮人。妖魔の存在を信じている
が、それと同時に倒せない妖魔などいないとも信じている男。
そのコナンが当たるを幸いとばかりに敵をなぎ倒し、あらゆる怪異
をものともせずに生き残り、麗しの美女をその手の内にする。本当
に痛悔無比な物語なのだ。

 そして今回は模作や補作の多いコナンシリーズの中でもハワード
自身の筆によるものだけを選んでまとめた新訂版を読んでみた。
全6巻予定でまだ5巻までしか刊行されてないが(当時)、それでも
久しぶりにコナンの暴れっぷりを堪能することができて幸せで
ある。

 しかし読めば読むほどシュワちゃんとはイメージが違うな(苦笑)。

1
2013年08月25日

Posted by ブクログ

スペースインドぞうのいろいろが、そこそこ面白い。あと、東アジアをモデルにしたところが何となく蔑視はされてない感じ。
 キンメリアのコナンさんは、実はハーフだったらしい。なかなかかっこいい。

1
2018年05月13日

Posted by ブクログ

ハヤカワ文庫の方が絵も文もかっこよくて好きなんですが絶版ですって?!でも、こちらはオリジナルに忠実というから買います。剣と魔法の英雄ファンタジー物の原点。
ムアコック作品といい、復刻が相次いでいるせいで10代に堪能した話を読み直す機会が多く、いいものは何歳になって読んでもいいと思う次第。

1
2009年10月04日

Posted by ブクログ

これがヒロイック・ファンタジーの原点なのか。ふむふむ。


第三者の感想など挿入していないところが、まるで遠い昔から言い伝えられてきた神話や物語のような冷淡・残酷・不可思議がつまっているように感じました。

付録にあたるのか、後半のハイボリア時代については理解できるような
できないような別世界で実感がいかなかったのですが
BBCで制作されたメソポタミア黎明期からラムセス2世・3世あたりの
ドキュメンタリーを見て、はじめて得心がいきました。

猿まで退化したり、大陸の形が変わるほどの天変地異は
ないですが、ずーっと日本は日本だった国の者には想像もつかない
国々、民族の移り変わりが実際にあったのだなと。
歴史としては習ってはいたものの、西洋視点で解説されてようやく納得した次第。

まあそんな知識なくても純粋に楽しめる作品だけど、知ってるともっとおもしろいよということで。

1
2012年09月20日

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