【感想・ネタバレ】100日で崩壊する政権のレビュー

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政治はどこまで腐敗できるのか?

書き下ろしパートは多くの人に是非、目を通してほしい。

ここは本当に圧巻で、ある意味、政権よりも更に根深いのは何なのか、
それを突きつけられる内容です。

コロナ渦での政治家のデタラメぶり、傍若無人ぶりを忘れないためにも、
どうか一読を

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2020年10月02日

Posted by ブクログ

和牛券、アベノマスク、サービスデザイン推進室…。コロナ禍にある安倍政権が場当たり的で自分勝手な政策を行っていた100日間を痛烈に風刺した4コママンガ。『ハーバー・ビジネス・オンライン』掲載を書籍化。

もっときつくても事実の方がきついかも。

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2021年01月22日

Posted by ブクログ

2020年に発生したコロナショック。
この天災時に日本政府がどんな対応をしたのか、後で思い返すのにすごく良い本(4コマ漫画)。

基本的に作者はアンチ安倍の立場で書かれているが、左右の思想的立場などどうでもよく、冷静に引いて見て、アベノマスクや給付金、GOTOの決まった経緯、黒川問題など、対応すべき医療現場などの最前線を放っておいて、政府がコロナで有効な対策を打ててなかったことが、読んでると本当によくわかる。

コロナは未曾有の災害なので、対策に失敗すること自体は仕方ない。しかし、そういう話ではなく、そもそも「有効な対策を打とうとしていない」態度が問題。ダイヤモンド・プリンセス号の厚生省の体たらくから始まり、日本政府は対策を打てる能力がそもそも無い、ということが露呈したように思う。

結果、安倍総理の辞職
また途中で放り投げた。

日本人はお優しいから支持率回復。
(擬似)ロックダウンがあったのは4〜5ヶ月前なのに、すでに政府に対して抱いた感情を忘れてしまった人も多いのだろう。当時の空気感(雰囲気)を思い出すためにも、こういった本を読んで思い出すべき。これは漫画なので読みやすいし。

しかし、よく言われることだけど、日本人って本当に「総括(反省)」が苦手なんだな・・。健忘症みたい。政府側もそれがよくわかって対応してるんだろうな。自分が政府側で政策を考える立場なら、絶対そう考えるもの。「こいつら、絶対に絶対に忘れるから」って。この漫画にも書いてあった描写だけど。

今回のコロナ禍で改めて一番痛感したのがこのことです。

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2020年09月23日

Posted by ブクログ

まあ、なんとも、いろんなことをやらかしてくれた内閣だった。
マンガにするためのウケ狙いのネタではなくて、"事実"であることに今さらながら呆れる。
「悪夢のような」民主党政権の後が「悪夢の」自公政権になってストレスが随分と溜まった。
同じ未来を見ていた○ーチンは戦争を始めちゃうし、完全に考えが一致した○ランプにもうまく使われただけでした。

本書は、コロナ禍に襲われた2020年に安倍政権が行ってきた事のとても詳しい記録になっている。
新聞やテレビだけでは知り得なかった政治家の発言や言動までよく調べているのにびっくり。
それは盛りすぎでは?というものもあるが、ウソでしょと言い切れないから困ったもんだ。

時々差し込まれる牛乳男子(ミル○ボーイ)が会話するマンガも面白い。
こんな感じ。
A: 歴代最長の長期政権らしいやんけど
B: ○倍○三やないか!
A: 困っている国民のために身を粉にして働いてるんやて
B: ほな安○晋○ちゃうやないかい


本書には、権力者になれば好き勝手にできることが具体的に書かれている。
まずい行為がばれてしまったときの逃げきり方の実例も詳しく書かれている。

・権力者になれば、ウソをつくのは当たり前。すぐにばれるウソでもかまわない。
・国会審議は不要。閣議決定すればいい。
・議事録は都合のいいように書けばいい。すぐに修正したり廃棄するので作成自体が無駄。
・憲法や法律は曖昧な表記にしてあるから、改訂しなくても「新しい解釈」をすればいい。
・トップは責任を取らず、誰かに尻ぬぐいさせればいい。
などなど

どれだけ国民をおちょくってきたのか。
だが、私のように考える人は少数派なのだろう。
日本という国には、こんなことを容認し支持する国民が沢山いるから長期政権になったのだ。

著者も、こう言っている。
「いろいろ問題はあるけど、日本はよくやっているほうじゃない?」という3割の国民が、社会の中枢で好き放題している人達を甘やかしている。


#[注意] この本は字が小さいので、ハズキルーペが必要です

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2022年05月17日

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