【感想・ネタバレ】アルゴリズミック・リーダー 破壊的革新の時代のマネジメントのレビュー

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Posted by ブクログ

アルゴリズミックリーダー。コントロールからコネクトへ。
AIは21世紀の電力。
プロセスではなく原則
結果よりアプローチ適切?
自動化、標準化から人間味ある夢中なサービス

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2020年10月01日

Posted by ブクログ

何気なく手に取った本だが、自身の仕事の内容と少し関係していて、興味深く読めました。ただ、ビジネスの本質を新規に捕まえている訳ではなく、事例としての情報紹介と言った側面から面白かった。


「デジタル・トランスフォーメーションの進展に伴い、あなたが行わなくてはならないのは、プロセスの自動化だけでは無く、あなたが実施している事を考え直すことだ。」


『リエンジニアリング革命』 企業はプロセスから離れて、達成したいと望んでいる実際の目標に焦点を合わせる必要があり、その結果、リーダーはワークフローを見直し、その目標達成に必要なタスクを把握する事になる。」としている。

「デジタル・トランスフォーメーションは変革のプロセスを高度化、複雑化したものであり、従来のBPMよりもさらに多くをリーダーに要求する。つまるところ、BPMは規定に基づいた業務の効率化と自動化に過ぎない。一方、デジタル・トランスフォーメーションは、顧客から始まり、使用可能なデータ、アルゴリズム、デジタル・プラットフォームを活用して、全体的な顧客体験を根本的に改めてどのように作り変えるのか、をリーダーに検討するよう求めるものだ。」


「ロールス・ロイスのトレント・エンジンは、「デジタル・ツイン」の初期の事例だ。デジタル・ツインは、性能を最適化することのできる物理対象またはプロセスのデジタル・モデルである。例えば、製造ラインや工場、自動運転車、もしくはもっと大きなシステムの中の小さな部品についてデジタル・ツインを構築することが可能だ。適切なセンサーとデータがあれば、出荷施設、風力発電所、あるいは組織内の一部署などあらゆる施設や組織のデジタル・ツインを構築することができる。また、トレントのエンジンのように、デジタル・ツインはセンサーから取得したデータを使い継続的に学習して自らをアップデートする。これにより、シミュレーションを実施したり、結果を予測したり、複雑なシナリオを模索する事が出来る。




終わりに、
私が考えるアルゴリズミック・リーダーはこうだ。
・既存顧客ではなく将来の顧客にフォーカスする
・何割り増しではなく、何倍にするかを考えオペレーティング・モデルを設計する
・類推ではなく、まずは最初の原則に立ち戻って問題を分析する
・常に正しい答えを求めるのではなく、より間違いを少なくする
・標準化し、簡素化するのではなく、調和させ、複雑化させる
・規制への準拠ではなく、利用者側からの提言を指針とする
・手順ではなく原則によって管理する
・自動化によって人を間引くのではなく、自動化し高度化すると信じる
・利益ではなく目的のために変革する」

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2022年08月23日

Posted by ブクログ

アルゴリズムの時代はもうすでに到来しており,今後もその勢いは続く.
あらゆる業種の企業がアルゴリズムから逃れられない中で,どう組織をマネジメントすべきか,また,どう企業としてアルゴリズムを使いこなすのかが書かれている.
機械学習の進化の様子が,実際の企業の事例とともにバランス良くまとまっている.

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2021年02月22日

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