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Posted by ブクログ
読みやすくわかりやすい入門書。
どこかで、精神科が絡むような教育関係の本はイラスト化したほうがいい、という情報を得た。
イラストにしたほうが文書のみより、読み手に与えたい情報を深く強調することができる気がするし、さくっと読めるので負担が少ない。通勤のお供になりました。
なるほど
年長の息子の言動を見て発達診断をしてもらったところ、境界知能と診断されました。この本を読んで知識を深められました。発達障害の人に限らず、私を含め誰でも何らかの傾向にあるなぁと思いました。こういった本を読んで原因を考えるだけでも価値があることだと思いました。
Posted by ブクログ
これはできるだけ多くの管理職や教育的役割を担う上司に読んでほしい本。
産業医として管理職の話を聞いていてよくあるのだが、自分の教え方や伝え方で相手が理解できないときに、相手を責めるような発言をされる方がいる。
管理職になる人は比較的IQが高い一方で部下は多様な人がいる。
その状況で普通ならできるはずと思い込んで相手のやる気や態度の問題にしているケースが多い。でも、実際その中の多くにそもそも理解できていない人がいる。
そういう人たちが存在するのだと知って、なぜ理解できないのか?どのようにしたら理解できるようになるのか?など想像できるようになれば、コミュニケーションがうまくいくようになると思う。
そういう意味で、この本は多数のケースを扱っており、指導をしていく上で学びの多い一冊になるだろう。
もっとみんなに知ってほしい
世の中では気づかれていないけど、境界知能の子どもが多くいるのではと思います。
「知能」とはとてもデリケートな問題ではありますが、得手不得手をちゃんと理解して、その子らしく生きられるようなサポートを考えていくことが大切であると思いました。
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とてもわかりやすかった
自分の子に当てはまるケースが複数あったし、実践できる対策もきちんと紹介されていた
できればもう少し対策の詳細が知りたかったがコミック形式ではこれが限界だと思う
Posted by ブクログ
整理整頓が苦手、
すぐに被害的になる、
よく嘘をつく、
人の気持ちがわからない、
行動が遅いなど様々な
グレーゾーンの子達がいる。
子供たちの考えや背景を見極め、
個別の対応が必要となる.
マズローの5段階説。
やる気は自己実現の欲求
Posted by ブクログ
2021/06/01
入門書としては、かなり優れた一冊になっている。マンガの内容も短くまとめられており、理解しやすかった。
本書では、小学生年代のケーススタディを扱っていたが、困難を抱える子どもは中高生にもいる。そんな子どもたちの支援にも役立てられる方法が載っていた。
大人の社会にも、困難を抱える人は多い。私から見て「あいつ仕事できないな」という人も、困難を抱えているのかもしれない。だとしたら、合理的配慮や支援が必要だ。その人の課題を解決することで、その他の人の課題も解消されるかもしれない(ユニバーサルデザイン)。
大人の場合、行動を「能力」として捉えがちだが、「特性」と再認識することで、困難さを克服できるかもしれないと思った。
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分かりやすい。文章では読み手によって意図しない方向に理解されることを知り、まんが化を考えたことが書いてありましたが、著者の判断は合ってると思います。ただまんがで書いていることだけで判断されるとまずいので、読み手が気を付ける必要あり。
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とても良い学びがあった。
忘れ物が多かったり、整理整頓が苦手な子をその子の怠慢として捉えていたけれど、苦手だったり彼らなりの困り感もあるのだなと知ってスモールステップで一つずつ彼らに合った手段を考えていけたらいいな。
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自分や我が子達の職場で関わりある話で、漫画でわかりやすく良かったですが先生達にはそれぞれの子供達への対応、それに加えて保護者への対応も本当に大変だよなぁと改めて感じました。
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Audibleで読みました。
事例と一緒に解説してくれるので、分かりやすかったです。また、実際に出会った子どもたちに、当てはめて考えやすい本でした。
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漫画でサクッと読めた。利用者対応が上手くできないこともあるけど、聞く力が弱い、自信がないなど身体的家庭的色々な可能性を考えてコミュニケーションをとっていきたいと思った。
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類似内容の新書を読んでから、こちらを読んだ。
これは学校という現場での事例に合わせた解釈・対応策に焦点が当てられている。
努力が足りない、怠けていると判断する前に「伝わっていない」「理解できない」「誤解している」などの可能性を検討することは、双方にとって有益だろう。
新書に比べて読みやすいので、ぜひ1人でも多くの人に読んで欲しい。
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後書に、『ケーキを切れない飛行少年たち』で言ったことを正確に読み取ってくれない読者が多々いたので漫画シリーズにした、と書いてありました。確かに、『ケーキ〜』では題名の「非行」という言葉につられて、読む前から内容を頭の中で決めつけてしまった読者がいたかもしれません。その点では今回の漫画は非行をまだ犯していない小学生の「子どもたち」を指導する先生たちの目線で内容が展開していくので誤解されにくいと思います
Posted by ブクログ
以前から気になっていた本。
本書は「漫画でわかる」とあるように、困った子とされる困っている子供について、
それぞれ10ページ程度で漫画による解説がなされている。
子供が見せる、なぜそんな困った行動をするのか、ということについて簡潔に書かれている。
対象はずっとぼーっとしている子、指示が通らない子など、いわゆる「問題児」だが、表出しているのは本人の困りごとの一部に過ぎない子がよくわかる。
具体的にどのような関わりを持っていくべきか、ということに主眼を置きたい場合は物足りないが、入門書としてはとてもわかりやすい。
どのような指導をしていくのか、これはケースバイケースであり、根気もいるし、指導する側も一人で立ち向かうには荷が重い。
だが、子供たちのそれぞれの特性を理解した上で指導にあたるのと、知らずにあたるのとでは対応方に違いが出る。
教育者、また養育者はぜひ手に取ってほしい。
Posted by ブクログ
子どもたちの「困った!」がどこから来てるものなのか…
ただ単に努力だけでは解決しないこともあるし、本人は頑張っているのに、どうしようもないこともあるんだなぁと考えるきっかけになった。
それを踏まえて、周囲の人達がどんな関わりをしていくのかが要なんだなと思った。
言うのは簡単だが、実際に行っていくには子どもと向き合い、その子の出来てる所を見極めつつ関わっていくことが必要なので、簡単なことではないなと思う。
Posted by ブクログ
具体的な支援方法も書いてあるが、つまるところの「困ってる子の背景を考えよう。その子にあった支援を考えよう。」ということ。【困った子】は周りを困らせる子ではなく、周りの環境に合わせられずに困っている子のこと。教師は一人ひとりを見取る力やそれを解決する知識が必要。当たり前だけどこれが一番難しい。最善を見つけるために、やっぱり学び続けなさいってことだと思う。
Posted by ブクログ
問題行動を掘り下げて根本になる理由を探す、という考えは参考になる。
漫画でわかりやすいけれど、結局どうしたらいいの?という気持ちになる。
いろんな種類の障害がある。それに気付ける親になりたい。
話をきかない子は聞く力が弱い可能性がある→聞こえないとかではなく一度に何語も処理できない
など、できて当たり前の大人ではなかなかできない発想
Posted by ブクログ
子どもの行動を
困っていることのサイン
と教師が見てあげられるか。
問題行動として注意するだけでは変わらない。
その行動の裏に隠されているものを
子どもと一緒に見ていくことが大切だと思った。
Posted by ブクログ
発達障害やグレーゾーンの子の理解の入門編としては分かりやすくて良かった。
漫画なのでサクサク読めるし、内容も頭に入ってきやすかった。
どのような支援が必要かということも簡単に紹介されているが言うは易し。実際はそこから紆余曲折があるのですが、それは他の専門書に、ということでしょうか。