感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2021.8.1
いや本当に面白かった。
こんなに小説で笑ったことない。
笑うだけじゃないのさ
涙も出ちゃうの。
泣き笑いさ、ほんと。
疲れてて顔に何度も本は落ちてきたけど
でも読む前は楽しみで
仕事してても続きが気になる本でした。
'
汐子がすごくいい子で
二美男と汐子のこの先もずっと応援したい!
________
お気に入りページ p.324
Posted by ブクログ
中盤まで読み進めると、二美男がある
計画を練って、二美男のアパートの住
民達と一緒に計画を進めていき、何と
か成功?と思いきや、ステージが変わ
って、ハラハラする展開が待っている。
一つの物語の中に、二つの山場があっ
て読み応えがあった。
道尾作品では、二美男のような人生が
上手くいってない主人公が、周りの人
達の影響で、やり直そうというストー
リーが多く、それも魅力の一つだと感
じた。
Posted by ブクログ
エンタメ。
読み始めたらぐいぐい。
途中から、ドラえもんのアニメ映画をなんとなく思い出す感じですね。
道尾さん、こんなコミカルなものもかける人だったんですね。
Posted by ブクログ
とにかく登場人物たちのわちゃわちゃがシリアスみなくて楽しかった。コント見てるみたい笑笑
でも他の作品に比べてキレが無いなぁっていうのと、道尾秀介らしい独特な見方がないなっていうので星4つ。
普通に面白いけど、この人の他の本の方がもっともっと面白い気がする…
Posted by ブクログ
いやぁ・・
みっちり引き込まれてしまいました。
第1章は、なかなか展開が読み切れず、また主人公の凸貝なるまた何とも言えない名前に?と思いつつ読んでいた。
でも
最後の章では、同じ境遇の者たちがその思いを語り・・・
そして、汐子(主人公の姪)に励まされ・・
道尾氏の作品には、いつも引き込まれてします
Posted by ブクログ
道尾秀介さんの「満月の泥枕」、面白かった。道尾秀介さんの作品は好きで何冊か持ってる。本作も道尾ワールドが満載。何度も繰り返されるどんでん返しのミステリーあり、ジェットコースター感あり、人間模様あり、最後は家族愛にホロりとさせられる。主人公がけっこう若かったのが途中でわかり(私より下)、急に親近感がわいた。主人公と同居している姪っ子が10 歳くらいなのだが、これがまた、ウチの次女に似たキャラクター、いわゆるしっかり者な性格、大人びた考えを持ってる。これまた近親感が湧く。
また、道尾作品を読みたくなりました。
Posted by ブクログ
登場人物それぞれが抱える悩み。
それを隠すためについたウソ。
それらが重なり合ってある事件へ。
真相解明に向けて動いていく過程で、そのウソや悩みが明らかになっていくというスピード感ある作品で、とても読みやすくおもしろかったです。
Posted by ブクログ
満月の泥枕、とは実にうまい、というかよくこの物語を表した絶妙なタイトルである。その詳細はネタバレになるので省くとして、何かを背負った大人たちが大冒険を通じて何かを取り戻していく。その姿や、クライマックスに、読み手のこちらも、明日から生きていく勇気を得られるような気がする。
Posted by ブクログ
久しぶりの娯楽小説でしたが、とても楽しめました。遺体の捜索のために夏まつりを乗っ取ったのは良いが、そのあとにつづく大展開に汐子と二美男たちと仲間が翻弄されます。敵に追い詰められた時には、とてもハラハラしましたし、時折混ぜ込まれた笑いもとても楽しめました。
Posted by ブクログ
ミステリーの要素を含む、痛快ドタバタコメディといったところ。
人物描写も情景描写もうまくって、まるで映像を見ているような気分になる。これは映像化されるのではないでしょうか。
こんなに色んなタイプの物語が書けるって、カメレオン俳優ならぬ、カメレオン作家と言ってもいいのでは。
それから、なんといっても帯の文句が秀逸。
「一同みんな、嘘を吐いています」。
もうこれにやられてしまって、どこで道尾秀介流どんでん返しが来るんだろうとちょっと期待しすぎてしまったのはやや残念。
Posted by ブクログ
まんげつのどろまくら
下町のとってもぼろなアパートに住む人たちはとっても貧しい。それぞれに抱えるものがあるけど、頭が良いんだか悪いんだか分からないところが一筋縄ではいかなくて面白い。
○○な人 なんてとても一言では言い表せない。そう、一言で人をくくりがちだけどそれは出来ない事だと思う。
仕方なくやる、やるとなったらとことんやる、そして逃げるときは懸命に逃げる。泣いて笑えてドキドキした。
夫美男さん汐子ちゃん、みんなもまたね
Posted by ブクログ
誰か身近な人が亡くなった時、理不尽なことがあったり、自分のせいだって思ったりすると、
残された自分だけが幸せになるなんて、
って思ってしまったりする。
亡くなった人が、そうだそうだ、って思ってるか、私の分まで幸せになってよ、って思ってるかはわからない
でも、結局、生きていかなきゃいけないのは、実際に生きている人だ(当たり前のことを言ってるようですが)
そんな時は、他にも生きて導いてくれるひとがいるといい
思い出を大事にするのは当たり前だけど、新しい毎日を大事にするのも、当たり前だと思えるといい
Posted by ブクログ
情けないけど優しい大人たちと、賢く健気な子供たちのドタバタ人情物語。
かなり無茶な展開だし、途中でやや中弛みしたものの、それらを補う登場人物の個性によって飽きることなく読めました。
幾つかの人間関係に結論を出さずに終わってしまったのは意図的なのでしようね。
Posted by ブクログ
んなアホな、という展開が続く、ドタバタ人情劇...かな?(^ ^;
酔っ払いが殺人事件を目撃する、という
出だしはかなりインパクトある。
が、その後の展開が割とぐずぐずな感じ(^ ^;
登場人物がみな、キャラがぶれぶれな感じで、
どういう気持ちで読んだらいいのか、よく分からん(^ ^;
かと言って、面白くないかと言えば、そうではない(^ ^
あははばかそんなはずが、とか思いながら、
結構楽しく読めた(^ ^
が、いかんせん何もかもが「マンガっぽい」印象で...
言葉は悪いが「アホなエンタメ」と割り切って読めば
楽しく読める感じかな(^ ^
インディアナ・ジョーンズ + じゃりン子チエ + うる星やつら
って感じの印象(^ ^;
Posted by ブクログ
道尾作品でたまに見かける、顔見知りが集まって大それた計画を実行するやつ。しかもあまり頭脳明晰とは言えない人が大半を占めるから、とってもドタバタ(笑)。
飲酒しながら読んだ私が悪いんですが、酔っぱらいの頭には、表紙そのままのお祭りや坑道での彼らの動きが複雑すぎて、イメージするのに難儀しました。でも、「そんなものを紙袋に入れてカジュアルに持ち歩く」姿は想像できて笑ってしまう。
「後悔なんてものはみんな、言い訳」という言葉も心に沁みて、なんだかんだで笑った後は切なさが胸に迫る道尾さんなのでした。ま、だいぶ分厚いけど。
Posted by ブクログ
道尾ファンだが「カササギ…」以降の“人情もの”はあまりハマらない。本作も設定や展開が強引過ぎて没入できずちょっと残念。じゃりン子チエ風少女で、叔父を支える汐子に癒されたので☆一つオマケ。道尾作品はダークなミステリーの方がいい。
Posted by ブクログ
一気読みできる小説。痛快エンターテイメントといった感じでしょうか。
主人公フミオさんは、時間を巻き戻したいほどの過去の辛い出来事を背負いながら、ちょっと世の中投げちゃってる毎日を送っているけれど、ある出来事に巻き込まれながら希望を取り戻していきます。背中をひと押ししてくれたのは…、姪っ子のしー坊。口は悪いけれど、可愛いな〜とほっこりしちゃいました。
Posted by ブクログ
久しぶりの道尾さん。
道尾さんの作品の中では、「向日葵の咲かない夏」「月と蟹」のような重め報われない系が好きなのですが、本作は「カラスの親指」「笑うハーレキン」のようなドタバタ軽め切ない系です(勝手に名付けています)。
エンタメ性が強く、一冊のなかでいくつも山場があり楽しく読めました!主人公に「幸せになっていい」と言える汐子ちゃんがいい子すぎる。終わり方がよかった。