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Posted by ブクログ
5Gってよく聞くけどよく分からん、ということで読んでみた。5Gを中心に通信技術の紹介や、通信業界の歴史と展望が分かりやすくまとめられていてとても読みやすい。著者は情報科学系の大学教授みたいですが、ビジネスモデルやマーケティングについても造詣が深いようで、そうした面でも勉強になりました。プロダクトアウトではなくマーケットインが重要、これはどの業種でも同じですね。手段が目的となってしまってはいけない、安部公房もよく言ってましたね。
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最先端の通信技術・5Gを知るために読んだ。「2時間の映画が3秒でダウンロード」「あらゆる物がインターネットにつながる」などなど、技術のすごい面が強調されているが、割り当てられる電波特性を考えると、今すぐの実現は難しそうだ。基地局やアンテナが狭いエリアに必要なところはPHSを彷彿させる。5Gスタンドアロンが実現するまでは、4Gとのハイブリッドで運用されることになるのだろう。個人的にはローカル5Gに興味が沸いた。また、人口集中地区ではない地域への5G網構築にも期待したい。
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5Gについてその真の姿とこれから登場する意味がよく分かる良書。
この本のように初心者に少々の骨の折れそうな内容に踏み込んで解説をしてくれないと5Gは分からない。何冊か読んだりネットで知識を得たがほぼ納得行かないものばかり。
この本は決定版と感じた。
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単なる技術の解説にとどまらず、通信技術の進展が社会や産業に及ぼす影響など、思っていたより射程が長い。
第三章の「モバイル興亡史」が出色。「そういえばそうだった」た感慨に耽りながら、思わずの引き込まれる。
Posted by ブクログ
・「5G」と言われているものを解像度高く捉えることができる
・1-4Gの歴史についてもおさえられ、通信進化史を知ることができる
・5Gに対して過度な楽観論を打ち出すでもなく、かといっていま想像が及ぶことだけがビジネス展望の全てではないことを示している
総じてバランスがよい。技術的要素も抑えたいけれどビジネスへの影響も知りたい人には最適な一冊。新書の面目躍如だ。
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自分の中で漠然としていた5Gについての基礎知識が習得・整理できたと思う。後半の技術部分は流し読みで、あまり理解していない。いずれまた。
【メモ】
・高速大容量、低遅延、多数同時接続
・NSAとSA、ローカル5G
・電波の直進性
・B2B2X、回線ではなくコンテンツサービスに課金
・海底ケーブルでの有線遅延という障害
・エッジコンピューティング
・コアネットワークの仮想化
・ネットフリックスの未来予測
・5Gでもうけるのではなく、5Gで何をするか
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通信技術などまったく門外漢ながら、手にとってみた。これが、新書のよいところ。内容は理解できるところと、チンプンカンプンなところが混在したが(ひとえに知識不足の自分のせい)、関心を持ち続けていがなければならないと感じた。本筋ではないが、ファーウェイに関する一節は、新聞報道に接するだけでは知らなかった一面を知り、有益であった。
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5Gというものの概要から、社会に与える影響など。
日本の5G戦略が海外に比べて遅い、という声に答える箇所もある。技術的な話は消化しきれていないが、5Gというものの可能性と、しばらくは対応携帯を買わなくても良いな、という卑近なことを感じる1冊だった。
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4Gから5Gに変わることで新たなビジネスが生まれるのは間違いないが、消費者が何を求めているか想像して実行していく必要があり、そこに投資することは大きなリスクがつきまとう。まずは基地局を設置するところから始まる。5Gを利用した環境が整うにはまだ数年はかかるだろう。
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新聞やテレビでよく聞く「5G」について、技術面やそれによるビジネスへの拡大などについて解説している。専門的な技術のことは難しいが、概略は分かりやすく説明されている。
「○G」はほぼ10年おきに発展してきたらしい。4Gはスマホの台頭がメインになり、5GはIoTがメインになってくるようだ。
技術自体より、「それを使って何ができるか」を考えるのが重要であると繰り返し語られている。新たな仕組み・ビジネスの出現により、産業構造自体が変わってしまう業界もあり、先を読んでチャンスを活かせた者が莫大な利益を得られる。
3Gの頃に日本でi-modeが大ヒットし、よくも悪くも日本独自で発展した話が興味深かった。ガラパゴス化して他国の参入は防げたが、その間に日本以外でのスタンダードを各国が磨き上げ、日本はそれに置いていかれてしまったという。
技術の発展で便利になるなら結構だが、情報処理能力がまた飛躍的に増えることで、身の回りがさらにせせこましくなるのではないかと心配にもなる。
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朝日新聞書評から。
これからの時代の技術として5Gが騒がれているのでどういうものなのかと読んでみた。
業界が畑違いなので理解しにくい内容も多かったが初めてITに関する半専門書を読んだ。
・5Gの利点は超光速通信、低遅延、多数同時接続
・5Gの周波数帯にもローバンド、ミッドバンド、ハイバンドがあり、超高速を実現するのはハイバンド。一方で、2019-2020にサービススタートしている規格はローバンドで4Gとの差別化はあまり出来ていない
・周波数が高い電波帯のため、電波距離は短い。基地局がより多く必要
・スマホなどの端末の利用よりも産業構造全体に影響を与えうる技術
・BtCよりBtB向け
・ゲーム、自動運転、工場無人化、医療ヘルスケア、モバイルヘルス、AR/VR、都市安全、IoT、地方社会の情報化
・これまでのモバイル勃興史は5世代ある
1980-第一世代アナログ式音声(通話)、1990-第二世代デジタル式(メール)、2000-第三世代(iモードブラウザ)、2010-第四世代(高精細動画yourube)、2020-第五世代
・それぞれの世代で覇者が生まれ散っていった
3-NTT・ネットブラウザ、4-アップル・iphone・SNS
・5Gの得意分野は高精細画像、IOT、ケーブルレス、遠隔操作、ARVR
・PDCAからOODAへ
・国中に光回線が引いてある日本は基地局を設置しやすく普及のアドバンテージはある
・5Gに何ができるかではなく、5Gで何をできるかを考えることが新しいビジネス発掘につながる
・すでに次の6Gの開発(2030年代に向けて)が始まっている
Posted by ブクログ
通信系の材料開発をしているため読んでみた。まず感じたのは我が国の通信の技術力の高さであったり、韓国は5Gを国として広げているはんめん、我が国はまだというマスコミの報道のイメージが、実は誤りということ。日本がこれから5Gとして取り組もうとしてること、広げるため何を優先いるかなど、これからの通信技術の未来を知れる良い本だと感じた。
Posted by ブクログ
超高速・大容量通信
超高信頼・低遅延通信
大量端末接続(様々なスマホ以外の機器)
以上がウリの5G
最近よく耳にする単語なのでこれ一冊で何となく分かる!
日本はこの5Gが整備されたとして、活用できる製品を開発する力や企業はあるのだろうか…?
Posted by ブクログ
細かい技術的なことはなかなか理解できないだろうから、このくらいの本がちょうどいい。
5Gが整備されればいろいろ面白いことが起こると同時に、街中に監視カメラがあふれる予感。便利さと安全性が勝つか、窮屈さが勝るか。
こういった情報の集約や巨額のインフラが必要なものの整備は中国のような国が強いんだろうな。
日本企業も頑張ってほしい。