感情タグBEST3
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アルフィーシリーズ第6弾。前巻ではアルフィーが愛するネコとの別れ。しかしエドガー・ロードの人間とネコの友情に触れ、徐々に立ち直る。今回そんなアルフィー・ジョージのもとに仔犬のピクルスが登場する!なんて可愛らしく、不細工で賢くない。一方ご近所の老人ハロルドの入院により、仲良しさん同士が病院を往復、ピクルスの面倒などで疲弊する。今回アルフィーとジョージが激しい親子喧嘩。そこに現れた救世主の○○○〇!会いたかったよ!いつの間にかジョージが大人になっていた。今回も涙~、ここの場所の幸福はネコ達が築き上げている。
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まず前提を。犬は好き。でもパグ苦手で。
ちょっと苦しかった( ³з³)
息子の成長に目を見張り、新しい猫も登場。
そして想像してなかったキャラも。
みんな心が広い。特にクレア。私はあんなこと言われたら許せる気がしないよ(笑)
シルビーは私の中で最も苦手。
絶対に近づかないタイプ。何でもかんでも自分の人生を引っ張り出して、泣く。
どんな理由であっても感情のコントロールが一定レベルできない人は困ると改めて認識。
パグは苦手だし、シルビーはイラッとするし、正直、読んでて久しぶりに、あぁ〜ってなっちゃった。
でも、アルフィーやジョージは大好き。
猫を飼ったらもっともっと幸せになるんだろーなーって。暮らしてみたいなーって毎回思ってる。
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シリーズ6作目。
またまた新たな仲間が加わって、アルフィーの周りはいつも賑やかでいいなぁ。犬が加わるとは思わなかった。スノーボールとの今後もまた何かありそうで目が離せない。
クレアの面倒見が良すぎて、やること一杯で倒れたりしないか心配になる。
2020年に出た本ということで、最後に「通い猫アルフィーのステイホーム」という短編がついている。今をアルフィーたちと一緒に生きている気持ちになったり励まされたりして、良かった。
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通い猫アルフィー、6作目。
思わぬ出会いと、ジョージのとんでもない行動、そして…?
アルフィーは気のいい、大きな灰色の猫。
エドガー・ロードの3軒の家を回り、住人と近所の猫たちのことを見守っています。
本宅のようなクレアの家では、ジョージという可愛い子猫を迎え、父親としての自覚も。
今回は思いがけなく、犬が登場。
パグ犬のピクルスをクレアの家で昼間は預かることになります。
自分も嬉しくはないアルフィーですが、最初は敵意むき出しのジョージを説得する立場に。
やんちゃなジョージとはまた違い、言葉の通じない?相手を教育するにはどうしたらいいか?
いちおう同じ言葉を話す設定ですが~(笑)
ジョージはピクルスを弟分として受け入れ、素晴らしい猫を目指すように教育し始めたり。
思春期から若者へとどんどん成長しつつあるジョージが、どこへともなく遠出するようになり、アルフィーは心配でたまらない。
あとをつけて見たら、なんと…?
ご近所の偏屈な老人もほだされる、元気なジョージの楽天的な行動は、大人のおとぎ話かな。
問題になりそうなことも深刻になる前に解決に向かい、ほのぼのと心温まる展開に。
三つの家族の人たちも、それぞれに成長しながら生きている、シリーズものならではの読後感が優しい。
一生懸命、人のこと猫のことを考えているアルフィー。
そりゃあ、いいこともなくっちゃ、ね☆
コロナ禍での自粛生活もチラッと出てきます。
そんな時期もあったね、と過去のことになるのを祈りつつ。
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通い猫アルフィーの第六弾。
タイガーが亡くなった後のアルフィー達を心配していたが、
なんとかやっているようで良かった。
ピクルスと名付けられたパグの仔犬が近所の家に来て、
またどたばたしているけど。
皆の注目を集めたピクルスにふくれるジョージじゃないけど、
犬が登場した事にはちょっと不満。
近所のご老人が発作で倒れて入院したり、
ジョージがバスに乗って(!)お見舞いに行ったり、
日本から来た母子の母が妊娠したり、
驚いたことに、初恋の相手スノーボールが戻ってきた。
そしてまたクリスマスが来た。
巻末にウェブサイトに寄稿された短編、
コロナ下のアルフィー達の様子が掲載されていてたのが、
とても良かった。
作者からの心暖かいのメッセ―が伝わって来て。
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ジョージがいい子に育ってる!
まさかワンちゃんがメンバーになるとは思わなかったけど、人間や犬より賢い。と思っている猫たちが可愛い。
今回も幸せな結末にほっこりしました。
おまけの、コロナのお話も読めて良かった。
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人が増えすぎて、最初は誰が誰だか思い出すのに混乱した。
クレアは専業主婦で、家事が仕事なのに、残業続きのジョナサンが手伝ってくれない、家族の時間が無いと怒る。そしてジョナサンもごめんねと謝る。
古い人間の私にはやっぱりピンとこない。
そうだ、これはイギリスだから、小説だから!そういうことにしておこう。
スノーボールが帰ってきて嬉しいけど、引越し先に連れて行けないから他の人へってままあるのかなぁ。
自分の子供だったら、そうはしないでしょ?
もしかしたら、私にもそんなことが起きるのかなぁ。
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本作はシリーズ第六作という。
実は、この巻からはじめて読む。
が、まあ、それほど困ることはなかった。
猫を主人公とする、ハートフルな物語。
自らを人間よりも賢いと思っている、誇り高い猫たち。
びっくりしたのは、よくあるツンデレ猫ではないことだ。
特に主人公アルフィーは、「誰とでも仲良くできる」、そういう猫として誇りを持っている。
そして周りの猫と人間の幸せを望む猫なのだ!
彼らの「本宅」のママ、クレアを中心に、ご近所との温かいお付き合いの輪ができているのだが、猫たちの社会も、負けず劣らずうまくやっている。
あれ?イギリスって、孤独対策の省庁ができたりしたところじゃなかったっけ?
そう思っていたら、やはりその問題も現れていた。
病院にいる、誰からも見舞いが来ない人たち。
ああ、やっぱりねえ。
どうにかしなくちゃ、と立ち上がったのが、猫たち。
偏屈老人ハロルドを助け、鈍い人間どもをどう操るか、計画を練るのが楽しい。
そうか、これは大人のための童話なのか?