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Posted by ブクログ
齋藤孝氏にとって初の?小説です。
古書店主人であるサイトウさん(!!)が、近所
の高校生と中学生の兄弟に本を薦めます。
時には進路について、時には社会の貧困につ
いて、そして時には「生きることはどういう
ことか」についてを、本を通して二人の兄弟
を導きます。
大人だって迷ってしまい、答えに窮する悩み
に対して道を説くサイトウさんは素晴らしい
です。
大人はやっぱりこうでなくちゃ。
もっと本を読まなくては、中高生にさえ道
を説く事が出来ない大人になってしまうぞ
と、思わせる一冊。
Posted by ブクログ
兄弟がそれぞれ、近所の古書店の店主に身近なことを相談していくうちに、たくさんのヒントをもらい、物事の受け止め方、対応のしかたについて学んでいくストーリー。
ヒントとなる本を紹介し、今向き合っている課題についてどのように動きだすか考えてもらう。店主は毎回、「本を読んでどう感じたか、聞かせて欲しい」と対談していく。
中高生が大人になっていく過程で向き合うさまざまな課題が挙げられ、学生を終えたわたしも過去にどのように考えてどんな対応をしてきたか、思い出す場面があった。
何度も読み返し、学び直したい作品である。
Posted by ブクログ
二人の兄弟の成長を通して 本の紹介をしていく
ちょっと 今までにない ものです。
紹介されている本は 私も 読んだことがある本もあり。
ほとんどは 読んだことが ありません。
著者も 書いていますが。
本には 出会いがあります。
いくら 良い本でも 出合うタイミングが ないと
良い言葉に 感動しないです。
でも 本を 手に取ってみないと それは わかりません。
私も 食わず嫌いのところがありますから
今度は いろいろな 分野に 挑戦しようと思っています。
もちろん 読書も。