感情タグBEST3
Posted by ブクログ
海洋汚染について知りたいと思い、入門書として読みました。
専門的な言葉が多い箇所も説明がわかりやすく、苦にならず読み終えられた!
プラスチック依存を自覚するために誰もが読んでいい一冊だと思います。
Posted by ブクログ
ブログ「プラなし生活」の海洋学者が書いた本でとても分かりやすかった。なんとなくプラスチックは分解されないからずっと残って環境に悪いものと漠然と思っていたものが、マイクロプラスチックになって食べ物や水になってわたしたちの体に入ってくることや、プラスチックを形成する添加物が悪影響を与えることがあると知りました。まだまだこれから研究が進む分野ではっきりとした実態把握や解決方法がないけれども、まずはゴミを減らすところから始めたいと思いました。
Posted by ブクログ
先日読んだ「プラスチックフリー生活」は生活の中でどうプラスチックを減らすかに重点が置かれていたが、こちらの方はさすが研究者だけあって実際の海でのプラスチックの実態が克明に記されている。前述の本を読むと、テフロン加工の鍋を使うのをやめたりするのに対し、こちらの本を読むと近所の川にゴミ拾いに行かねばという衝動に駆られる。もちろん、ゴミ拾いは最低限できることで、そもそもの排出量を減らさねばと書いてあり、両方やるのが重要なんだけど。
Posted by ブクログ
プラスチックはリサイクルが難しいこと、
ほとんどがゴミになってしまうこと、
マイクロプラスチックの回収が難しいことなどなと…
問題に関する知識のない自分には
とてもよい入門書になりました。
Posted by ブクログ
海洋プラスチック汚染の現状と問題、解決の方向性を解説。海洋プラスチック汚染について端的によくまとまっている良書。思っていた以上に海洋プラスチック汚染問題は深刻だと認識した。バイオプラスチックも万能ではないと理解した。解決までの道のりは遠そうだが、なんとかせねばならない問題である。
Posted by ブクログ
とても理解しやすい内容でした。
読んでいるうちに悲惨な海洋プラスチック汚染の
状況に絶望してしまい、鬱々になりました。
しかし、諦めてやめてしまってはいけない。
プラスチックの削減(リデュース)や再使用(リユース)、リサイクルを自分ひとりだけ行っても意味は無いなんて思わないで継続しよう。
使い捨てプラスチックを少しでも減らしていこう。
Posted by ブクログ
今、最も世界を騒がせている海洋プラス
チック問題。
日本でも注目を集め始めて、再びレジ袋
を有料化するだの、ペットボトルをリサ
イクルスルだの、と新聞を賑わしていま
す。
この本を読めばその流れは当然と納得す
るはずです。
むしろその現実に怖くなります。
特に海水全体の海流は謎だらけで、何千
年もかけて地球を巡っているとも言われ
ています。
人類が作った大量のプラスチックの量と
比較して、海上などで集められている
プラゴミの量は妙に少ないらしいです。
ではどこにプラゴミはあるのか。
深海なども含めた大きな海流の中を巡っ
ているのでは、とも言われます。
つまりこのままプラゴミを捨て続けると
何千年後かに、海流内プラゴミが飽和状
態に達して、文字通り「ゴミの海」に
埋め尽くされる日が来るかもしれない
とか。
プラ製品に対する見方を変えてくれる
一冊です。
Posted by ブクログ
サンゴ礁や深海生態系の専門家が、海洋プラスチックの研究を一般向けにまとめた本。プラスチックがどうやって海に流れ込むこのか、なぜ問題なのかを詳しく述べている。シーフードを通じての人体への影響はほとんどないと分かり安心するが、数十年後はやはり心配になる。問題解決の決め手はリデュースとリデザインだろう。使い捨てにしないで何度も使う製品や材料を考慮したリサイクルしやすい製品の開発、商品を提供するサービスのビジネスモデルを含めた変更などを包括したリデザインの考え方には共感する。一方で、他のRであるリサイクルとリユースは全体から見ると優先順位度がかなり低いことも理解できる。
Posted by ブクログ
海洋プラスチックゴミについて知っていることを改めて書いてあったのですが、改めて恐ろしいなと思いました。今まではスーパーやコンビニでレジ袋をもらっていましたが、これからはマイバックかなと。クジラの胃袋には何10キロものプラスチック製品が入ってるなんて恐ろしすぎです。
Posted by ブクログ
プラスチックの問題、特に海に漂流・堆積するものについて、どのような状況であり、どのような課題があり、どのように解決できるのかを分かりやすく説明している。
新聞ではこの1年ぐらいで多く取り上げられている問題。
個人的には、問題であることは前々から分かっていたけれども、あまりにもプラスチックに埋もれた生活をしているために深く考えずに惰性的に使用し続けてきた。
これを読んで、プラスチックが地球や生命に多くの害を及ぼしている脅威であることを具体的に理解したために、プラスチックを見る目が変わった。
2020年夏からプラスチックレジ袋を有料化するという政府方針が先日発表されたようだけれども、そんなところでもめている場合じゃないと正直思う。できるできないとかではなくて、地球が持たないし、人や他の生命がが死ぬ。
Posted by ブクログ
海洋プラスチックによる汚染の現実と今後の対応と課題について書かれた本。
まとめると読者のネクストアクションとして、
1.廃棄物の管理を徹底する
→分別
→不法投棄しない
→ポイすてしない
→ゴミをこぼれ落ちさせない
2.プラスチックの発生を最小限にする
→3R【リユース、リデュース、リサイクル】の徹底
→使い捨てプラスチック製造会社が儲からないようにする
当たり前といえば当たり前の内容。現実の環境問題について知る本。