【感想・ネタバレ】自選 大岡信詩集のレビュー

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Posted by ブクログ

102頁まで読んだ。難しい詩が多い。『寧日』は印象深かった。人生を後押ししてくれるように感じる詩だ。残りの詩は、後日改めて読むつもり。

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2017年07月14日

Posted by ブクログ

大岡信といえば、昨年(2017年)鬼籍に入った国民的詩人で批評家として知られていますが、私の自宅に程近い調布市に長く住んでいたとのことで、少し親近感を持ちました。

この自選集には、調布という詩も収められています。

「まちに住むというふことは
まちのどこかに好きな所をもつといふこと。
まちのどこかに好きな人がゐるといふこと。
さもなけりゃ、暮らしちゃいけぬ。」(調布 Vより抜粋)

近所に自分の居場所を見つけて、好きな人や親しい人を作るのが、本当の生活、ということでしょうか。別の言い方をすれば、そのまちに親しむ、交わるということでしょう。

詩は、詠み人が何かとの関係性を詠うもの、と思います。
繋がりをふと感ずるとき、詩情が俄かに立ち上がってくるのが詩人なのかもしれません。

この自選集を読むとき、大岡信の感性が、時空を超えて縦横無尽に飛翔していたのが、よくわかります。スケールが大きいのでしょう。

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2018年11月23日

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