感情タグBEST3
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“際限ないこの生きづらさを抱えて、これからも生きていくのは難しいかもしれない”
心のSOSに導かれ、藁をも掴む思いで1年前に本書を手に取りました。
今まで何冊か似たような書籍を読んできましたが、一番わかりやすく、且つ効果を実感しました。私は心の中で葉っぱを川に流すワークが手軽に気持ちが楽になってお気に入りです。
お陰様で1年後の今日も生き延びてます。
メンタルケアの書籍はピンキリで、中には読者を置いてけぼりで著者が自論をつらつら書きなぐっているだけのような書籍もあり、読むと逆に気分が悪くなるものもあります。
しかし、著者の伊藤絵美さんは、心が悲鳴をあげている人に寄り添って理解し、本気で救いたいと思っているのがすごく伝わってきました。
だからこそ、平易な言葉で簡潔に効果的なワークがまとめられており、回復のためのアクションが、元気がない人も起こしやすいと思います。
伊藤さん、信頼できる。
伊藤さん自身も、本書執筆の時はとても大変な思いをされていたといいます。伊藤さんも自分も、世界が少しでも喜びに満ちたものになればいいと切に願います。伊藤さんありがとう。
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作者の方が自分のために書いた本
優しく、無理なく、わかりやすい
自分の分析ができた
原因探って、
癒し方見つけて、
ひとつずつ改善
心の思いぐせをみつける
原因が見つかれば対処にしようがある
ストレッサーの発見
マインドフルネス
コーピング
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1周目を読み終わりました。明日も明後日も、毎日開いてワークをするつもりです。
まず、この本では専門用語をほぼ使っておらず分かりやすかったし、100のワークがあるので取り組みたいものや自分に合ったワークが見つかります。自分がやろうと思ったことは割と続けられるタイプだし、筆者様の要望も低めに設定されているため、「これだけはやろう!」という気持ちになれます。
まだ始めて数日ですが、自分を知ることで不思議と気持ちが楽になります。不安や恐怖が薄れている気がします。見えないものは不安になったり怖くなるといいます(幽霊など)が、本当なのかもしれません。
いくつか自然にやっていたワークもあり、身体が自分で助けてくれていました。私は人を信じられませんが、ワークをしていて「自分のことは自分で助けてあげなきゃな」と思いを強くしました。
繰り返し取り組み、同じ筆者様の別の本でもスキーマ療法を行っているので、引き続きお世話になります。
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久々に良書に出会った。
実際にメンタルやられているとき、
比較的容易に実践できるメソッドが、
散りばめられてる。
段階を追って、日々実践していけば、
確実に心は軽くなる。
セルフメンタルケア本として、
手放せない1冊となった。
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『自分で自分を上手に助ける本』とのこと。
読みやすい、わかりやすい、取り組みやすい。
自分を助けてくれる本を出していただいてありがたい。何度も読み返そう。
「内なるチャイルド」の部分は読んでいて涙ぐみそうになった。元気なときに取り組もう。
最後の著者のあとがきにジーンときた。先生自身が辛かったんだなあ。
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自分自身の生きづらさに、少しでもプラスな効果があればと思い本書を手にしました。
実際に読んでいくうちに、生きづらさの根底にある考え方が見えてきて、自己理解が深まりました。
さらに、数あるワークの中から自分に合ったものを選択して、取り組むことができるのも魅力です。
少しずつですが、生きづらさを言葉にして外在化することができるようになりました。
これからもワークを続けていきたいと思います。
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まず、セルフケアのためのワークが100個も紹介されているというその量の多さにびっくり。
道具も不要か、使っても紙と筆記具くらいですぐに試すことができます。
一般向けに優しい言葉で書いてありますが、背景にあるのは認知行動療法で、しっかりとした根拠に基づくもの。安心して取り組めます。
日常的に活用したいワークをたくさん見つけることができました(^-^)
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読みやすくてとっても使える本です。しんどい時にうずくまってしまっても、「動けてない」じゃなく、コーピングしてるって思える。しんどさにこれだけ対応できる方法があると思うだけで勇気がわくし、実際に試してみると自分に合うコーピングが増やせます。自分が落ち込んだ時にも使うし、支援職としてクライエントへの助言にも使える、超おすすめ本です。
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道具箱、という言い方が素敵。何とか大全に比べなんと軽やかなことよ。種類が多いというより、それこそ道具で、ちゃんと使われている感がある。この中から、その時ん合ったものを拾い出して扱う。
自分のメンテナンスのために
タイトルどおり、自身のケア、メンテナンスのためのコツや思考が詰まった本。
行き場のない思いや、日常や仕事で受けた何気ない言葉の影響、傷とどのように向き合えば良いか。
その対処法は何かがわかり、とても実用的。ふとした瞬間に読み直すと新たな発見もある。良書
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私にとってはヒントになることが沢山書いてあった。
そういう考え方もあるんだと納得した。
生活していく中でカウンセラーの人とは話す機会もないので有難い。
あと挿絵がほのぼのしていて可愛かった。
1.嫌なことがあったら頭の中でそれが思い浮か美そうになったら川で流れている葉に嫌なことを乗せて流す。
2.食べること、歩くこと、聞くことなど今している行動に集中して細かい音や感触や食感などを感じる。そうすることでこれからも感じたこと、起こったことを素直にすんなりと受け止められるようになる。(今胸がドキドキしてきたなとか)
マインドフルネスに近い
3.過去にされたトラウマや、完璧主義じゃないとダメだなどの作り上げた思考に内なるチャイルド(もう1人の自分)が本当にそうなの?など指摘したり完璧じゃなくてもこういういい所があるよと励ます感覚があると気が楽など
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体調を崩したときにお薬を飲むように、心が風邪を引いてしまった時のお薬になるような本。心が弱っている時は文章を読むことすらしんどいし重い。そんな人の気持ちに温かく寄り添ってくれるような読みやすい文章。イラストもたくさん折り込まれており、大体の項目が見開き1ページでサクッと読めるのもありがたい。
心が弱っていない時にこそ、こういった心の薬箱(道具箱)を知り、選択肢として知っておくことは、人生のあらゆる面において役立つように思う。
メモ
- 心のサポートネットワークを書き出しておく(これはすごく役立った)
- ストレス日記をつける
- 苦しさと幸せのものさしでその時の感情を数値化する
- 小さなコーピングをたくさん持っておく=コーピングレパートリーシートを作っておく
- 自分を辛くさせる自動思考はどんなものなのかを知り、それにもう一人の自分が話しかける
- スキーマに基づく「呪いのことば」に気づき、「希望のことば」に変換する
- 内なるチャイルドに寄り添い、励まし、応援する
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心に苦しんでいる時
その事から意識を背ける方法が丁寧にのっている
作者の人柄の良さと丁寧さがある
人によってはもっと悩んでてくどいとか、綺麗事とか思われるかもしれないけどちゃんと読むと本当に心が救われるものだと思う。
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程よい文章量とわかりやすい言葉で書かれていて、読みやすかった。
・自動思考を次々に葉っぱに乗せて流す
・「呪いのことば」に反論する
・「内なるチャイルド」を癒し、なぐさめ、ケアする
今日から実践してみようと思う。
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産後、2人の育児のワンオペも多く、なかなかストレスフルな毎日を送っている。そこで手に取った本書。
とてもよかった。
以前は心身の悲鳴にフタをして過ごし、鬱を発症して入院までしたことのある私。
自分を大切にすることや人を頼ることを意識して再発することなく暮らせている。本書で紹介されている認知行動療法やコーピングをはじめとした理論を読んで、すごく腹に落ちた。
幸いにも今は大きな生きづらさや苦しみの中にいない。
けれど、いつ対処しきれないような大きな出来事に直面するかわからない。そんな時、紹介されているこれらのワークは私を助けてくれるように思う。予防的に今のタイミングで読むことができてよかった。
そして紹介されているワークの中で特に今私が取り組みたいと思ったのが、“「希望のことば」を持ち歩く”、そして“コーピングレパートリーを外在化し、増やし続ける”の2つ。
なんとなく自分の中にあるものだけれど、きちんと形にして整理したことがなかった。これはきっとお守りのように私を助けてくれる予感がしている。そして作る過程もきっとわくわくして楽しいものになると思う。
そして「内なるチャイルド」について、実は私は産後自身の中にいるのを感じるようになった。自分が小さいときにしてほしかったことをすることで、私の中の小さな子どもが癒されているのを感じたりする。現実では子育て中は子どもを第一優先にすることが多いけれど、時には自分の中の子どもの声にも耳を傾けてあげたいと感じた。
細川貂々さんのゆるかわなイラストがまたいいですよね。本書を読んだ後では、より意識的に心身の声に耳を傾けられる自分になれた気がします。
※「コーピング」とは、ストレッサーやストレス反応に対して、自分を助けるために、何らかの対処をしたり工夫をしたりすることを言います。
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私たちは互いに頼り、頼られる関わりの中でこそ、自立して生きていける。
「自立とは依存先を増やすこと」
まずは自分のために決意してください。「少なくとも自分の心はひとりぼっちにしない」ということを。とにかくまずは「自分をひとりぼっちにしない」「自分は誰かに助けてもらうに値する」「自分は人に助けを求めてもいい」「誰か(何か)がきっと自分を助けてくれるはず」と心に決めてください。
「人に相談する」ということ自体がとても大切な自分助け。
感情は、自分の心の状態を教えてくれるとても大事な現象なのです。
ときにうまくいかないことがあっても、それであなたの頑張りや価値が減るわけじゃない。見ててくれる人もきっといるよ。少し肩の力を抜いて、あきらめないで続けてみようよ。
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まずはストレスに気づき、ネーミングや大きさなどの数字をつけて、認知行動療法の四つの視点で言葉にする、紙に書く。
コーピング(自分を助ける工夫)リストをつくる。
子どもにおいて満たされなかった心の欲求(子どもの感情欲求)を知る。自分の満たされなかったことは「欲求や感情を大事にしてほしい」「のびのびと暮らしたい」。このあたりかな。これが生きづらさの根っこ。これをスキーマと呼ぶ。それをうのみにしている「呪いの言葉」を、幸せにする「希望の言葉」に変えていく。
自分の中の傷つき体験、「内なるチャイルド」と話、守り、ケアをしてあげる。
気になった要旨をメモりました。
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100のワークを紹介する本。とにかく実行することを大事にしていて理論の紹介などは必要最小限。今ストレスを抱えている人が治療するために使う本。
ワークの解説も1ページしかなくイラストが1ページ使われていて実質的な内容はかなり薄い。が、辛い時は文章を読むのがしんどいので、そういう点を配慮しているのだと思われる。
後半のスキーマ療法のところはワークにスピリチュアル系の雰囲気があり拒否感を覚えた。これは理論の解説が最小限になっている弊害。チャイルドのワークはコーピングのやさしい教科書にも登場する。そこでは子供の自分と対話する方法が紹介されていて、この本のチャイルドと常に会話するイマジナリーフレンド的なものではなかった。
スキーマ療法は理論が分からないとやりたくない。そこの部分がマイナス。
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コーピングやマインドフルネスは日々の生活である程度自然に身につけていたように思う。セルフケアの段階やカテゴリが整理されている本書を読むことによって、自分のやり方に足りていなかったこと、これから実践したいことを見つけられた。
傷付いた自分と落ち着いて向き合うことで、他者を傷付けている自分にも向き合える余裕が出てきたように思う。
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読みやすい。
自分で自分をケアする。
たまに忘れちゃうから
こーゆー本があるといいね。
自分のお気に入りのストレス
対処法を知ってるだけでも違う。
毎日の日記で自分の感情ともじっくり
向き合ってるので
そんなには落ち込まないけど。
たまに、どーんと来る時は
落ち着いて、
誰かとつながる、
自分のストレッサーに気づく
ここに書いてあることを実践してみよう。
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読みやすくわかりやすい。
セルフケアの方法がよくわかった。
ただこれは1回読んで終わりではなく、手元に置いてワークをするたびに読み返す本だ。
私もマインドフルネスを始めたが、効果が得られるまでまだ時間がかかりそうなのでこの本に出会ってよかった。
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コロナ禍でストレスコーピングやセルフケアの大切さは嫌というほど学んだ。少し小康状態の今こそ、次の波に備えるべきだろう。
というわけで手にした本書、著者のお人柄がにじみ出るような文体は相変わらず。細川貂々さんのイラストとの相乗効果もあって読みやすい。ひたすらにハードルを下げることに心がけていることがよく伝わる。
ツラいときは、この手の本に手を伸ばすことすらできなくなる。だからこそ、心の薬箱に、気になった本書のワークをいくつか常備して、いつでも取り出せるようにしておきたい。
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臨床心理士の著者が書いた本で、ストレスマネジメントやマインドフルネス、認知行動療法、スキーマなどについて書かれています。
専門用語をほとんどなくして平易に説明し、この一冊で紹介されたワークを繰り返すことで、カウンセリングほどではないけれども(実際にカウンセラーとするワークと同じなので)効果が期待されるよ、というようなことが「はじめに」に書かれています。
日常にあるありふれたストレスを書き出して外在化し、葉っぱに乗せて流すイメージで受け流していく。
或いは自分の認知の歪みに気づいて修正し、それでもわき上がってくる思いを「呪いの言葉」と称して、自分が置かれている状態を俯瞰で眺めるようにする……。
ひとつひとつは複雑ではありませんし、専門っぽくはないことなのですが、地道に繰り返すことで自己肯定感が上がったり、自分がずっと悩んでいることがじつは自分の認知のせいだと気付いたり、そういうことが起こりそうな感じがします。
特に「葉っぱに流すワーク」などの「自分の思いに囚われずに流してしまう」ものは実践的だし、これから役に立ちそうだなと感じました。
Posted by ブクログ
ストレスとどのように向き合っていくか。
ひとつひとつ丁寧に書いてありました。
全て実践するのは難しそうですが、ひとつ選んで慣れて進めていこうと思います。
Posted by ブクログ
不調になったとき、何からしたらいいかわからない時などに、自分と向き合うワークが何種類もあって、これを使いこなせたらストレスと上手に付き合えそうだと思った。
Posted by ブクログ
マインドフルネスのやり方が詳しくてよかったけど、最後の「内なるチャイルド(インナーチャイルド)」のワークは、トラウマやPTSDがある人が1人でやったら危険なのでセルフケアの本に書くべきだったか疑問。
まあ本当にヤバイ人は8章ぐらいから危険かもしれないけど…。
書くにしても、もう少し注意書きしたほうがいいと思う。
一応8章からはワークの前後に安全のワークを行なうよう書いてあるけど、安全のワークを上回るトラウマが出てきたらどうするのか?
本当にヤバイ人はこんな本を手に取るところまで来れないという判断??
普段からフラッシュバックが多い人は注意して下さい。