【感想・ネタバレ】日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞のレビュー

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このままの路線で進むと危険

国の財政赤字は1000兆円を超え、緊縮財政と消費増税を行わなければ、財政破綻する…と誤った主張を続けている財務省。非正規雇用を増やし、企業減税を要求し続ける亡国の経団連。著者はこれらの主体の重い罪に明快に切り込んでいる。また現在の日本の経済政策は、1929年の世界恐慌の際に失敗を重ねた米国の状況と驚くほど重なっていることが解説され、今後向かうべき方向を示している。有権者は賢くなって、この国を正しい方向に導いていかなければならない。

#アツい #タメになる #怖い

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

本作で繰返し主張される「誰かの黒字は誰かの赤字」。財務省の財政破綻論、PB健全化、それによって国民の家計は赤字になることに、そろそろ日本人は気づくべきであろう。97年から25年以上、政権与党に政策修正力がないのなら日本を守るためには、政権から引きずり下ろさなきゃいけない。
外国人が目に見えて増え、政府の賃上げ策は「お願い、要請」ばかり。こんな本が多くの国民の目に止まり、選挙でちゃんと判断してもらいたい。

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2023年10月16日

Posted by ブクログ

バブル崩壊、リーマンショック、コロナショックで何兆円ものお金が失われたという。お金が資源ならばなくなることはない、どこかにあるはず。資源ではないから失われたのだ。通貨とは貸借関係の記録である。誰かが借金していれば誰かが貸している。政府の赤字は民間の黒字。国家の赤字ではない。日本が借金で破綻することはない。緊縮財政は、国全体でお金を減らす。つまり経済活動を停滞させる。通貨発行権のある政府はいくらでも借金ができる。インフレさえなければ。デフレ下でインフレを心配してたら何もできない。まずはこの1冊からでも。

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2020年11月28日

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