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2020年1巻発売漫画の傑作
本当にこの漫画は面白い。
史実だからこその「人間らしさ」がある。
物語ではまずやらない話の運びは事実だからこその深みがある。
物語を全否定するわけではないし、この漫画も物語ではあるのだが
ダンピアが接する海賊としての日常には
かつて、こういった船乗りがいて
今の私達が知る文化や知識が彼らの知識の延長線上にあるという事を
とても濃密に感じる事ができる。
学生の頃にこの漫画と出会いたかった。
Posted by ブクログ
実話をもとにしたフィクションの第2弾!
17世紀において世界というのはいまだ未開で謎だらけの世界。数多の未発見を自ら探り、発見し、時には味わう。最早探検されつくし、欲しい情報はネットに全て落ちてる現代と違い、見るものすべてが新発見という魅力的な時代。
その場においては、知っていることが武器になり、発見することが価値となる。まさに「知識は力」を体現した、大航海時代に船乗りとして世界を3度渡り歩いたダンピアとその見てきた世界を、このマンガが余すことなく伝えてくれます。
そもそも33歳の英国人でしかも私掠船乗りのおっさんがこんなにかわいいわけがない!
そう思いながら毎回引き込まれていくのは、単に絵柄がかわいいだけでなく、そのストーリーが面白いからでもあります。今巻の見どころは、イートンに見咎められて急にナマズの毒性について考察しだすダンピアと、はにかむリングローズです。
Posted by ブクログ
1巻に比べると食べ物の話が少ないというレビューを多く見かけて、確かにそうなんだけど、満足度は割と高かった。ダンピアが船乗りになった経緯が描かれているので、冒険譚として面白いし、時代背景がよくわかる。
Posted by ブクログ
年末に買ったけど書き忘れていた。
相変わらず絵が巧い、マンガが巧い。
二巻での見所は、スプラッグ提督の話と、リングローズの登場シーン。
盛り上げる。
ツイッターで見ていた、スプラッグ提督のこぼれ話の一枚絵が収録されていないのが残念。
アルジェリア?で奴隷になった経験があるとか、どこかの未亡人に懸想して振られた話が載っていたような。。。
表紙を長く繋げてみると、ダンピア、カウリー、リングローズが同じ紙にいるのが嬉しい。
本編でこの3人が並んだところを見たかったなあ。という希望を叶えてくれて嬉しかった。
Posted by ブクログ
早速の第二巻。最高だな、なかなか雑誌で連載出来ない話題を充分?な時間を掛けて描いてる。
主人公ダンピアと同じく知る喜びを提供してくれる素晴らしい一冊だ。