感情タグBEST3
匿名
読んでよかった
この作品を読んでよかったです。シリアスな場面もありますが、パラスポーツ選手のトビアスが明るい性格なので、そこまで暗い気持ちにならずに読めました。自分ももっと努力しないといけないなと感じました。
Posted by ブクログ
将来に悩みながら外国へ旅に出たりと放浪癖のある日本人×トップパラスノーボーダーの快活明朗なオランダ人。
日野さんの作品はたまに電書で短編を読むくらいだったのですが、表紙に惹かれて紙で買ってみました。
今作はしっかりBLでありながら、このページ数に上手く収められた一つのラブロマンス作品の印象が強かったと思います。想定していたよりも、国際交流や芸能職、同性や障害の事情・心情についても程よくそれとなく触れていて、空気感の伝わる読んでいて心地いい作品でした。
自然な流れであのラストだったので、今度はゆっくり第二部も読みたい、と思わされました。映画とか、ドラマのような読後感です。
ススムのどこか陰を帯びた雰囲気に対して、トビアスの素直で光るような笑顔が可愛いく、二人の思い思いのやり取りもとても楽しかったです。
義足の着脱は勿論、些細な一挙一動がコマで見られるところも好きです。
書店特典は『一話で別れたあとの各自』。
かなり好き
日野先生の作品の中でも、かなり好き。受のトビアス、めちゃ可愛い!攻めのススムは、私は個人的には苦手なタイプだけど、明るいトビアスだから合ってるのかなと。最後の雑誌インタビューは萌えました。
Posted by ブクログ
義足の人の生活の実際が色々分かって為になった。ヨーロッパでの暮らしとかパラスポーツについてもよく調べていて、ストーリーは嫌味のない読後感だったと思う。
主人公ススムといい、義足のスノーボーダーのトビアスが彼に贈るガーベラといい、平沢作品にあったモチーフが散見される。作者は平沢進ファンなのじゃないかな。
顔を赤らめつつ書店で購入したけど特典が無かったのはちょっと残念。
Posted by ブクログ
外国が舞台だからかもしれないし、この作者さんの作品は初めて読む?のですが、二人とも我が我がが強くて、ちょっと日本人の感覚ではなくてだいぶ外国ナイズされていた…かな。
元ピアニスト×義足スノーボーダー。
それでも最初は受け(受け攻めポジも好み的に逆なんだな…)の方が自由奔放という感じだったのですが意外と身持ちが堅かった。逆に日本人の攻めはこちらも萎えるようなひどい言葉で受けを傷つける(しかも義足に至る事故のことで!)あまり心情を表されていないので、エイリアンに遭遇したかのような…かわいく言えば不思議ちゃんでした。
日野さんの作品が好きで購入しました。
義足についてというか、そういう方の心情を強く描かれている場面が多く、純粋にBLを楽しみたい時には向かない作品という印象です。問題提起されているような、読んで楽しい、後味スッキリという作品ではないです。
攻め受けも私の想像とは逆で、日野さんの作品でなければ最後までは読まなかったかもしれません。読む人を選ぶ作品でした。
でもやはり日野さんの絵、好きです。