感情タグBEST3
公的サービス
婚姻率をあげる為の公的サービスとの事ですが、これは使い方によっては悪用出来てしまいますね。漫画としては綺麗な終わり方だし面白いけど、このサービスが現実にあったらトラブルが起こりそうです。
この世界線の同性婚は可能?
生きる意味、結婚の意味、この先の人生の楽しみ。幼馴染で唯一の友達である男女2人が結婚することが決まり、これらを見失った同性愛者の男性が今回の依頼者です。産めなくても、少子化阻止に貢献出来なくても、結婚出来なくても、個人には問題ない、ならば違う形で子育てに参加しようと依頼者男性が保育士を目指すことでこのお話は幕を引きます。意味ははじめからあるものではなく自分で見出すものという部分には共感しましたが、この依頼者男性が結婚に幸せを見いだしても、現状本当の日本だとよくてパートナーシップ契約まで。急病で運ばれても家族として身の回りのことをするには養子関係になるしかありません。(恋愛だったり対等なパートナーとして結婚したいと思っている人達にとっては苦痛なのではないでしょうか…。異性婚でも子供を産み育てない関係はありますし、同性婚でパートナーと支え合って生きる幸せを追求する権利はあるはずです。)その辺のことがまるっとないことになっていて、1人で保育士として生きていけば子育て貢献できるから自分にも意味がある、という着地はどうなのかな?と思いました。
依頼者男性の全てを見ている訳ではないので、もう彼に恋愛は必要ないのかもしれないし、友人ができるかもしれないし、後々パートナーができるのかもしれないので断定はできません。ですが、もしこの漫画の世界線で同性愛者の権利(制度で変更できる内容)が異性愛者に比べて低いとしたら、主人公達公務員がやるべきことは他にあるのではないか、契約結婚で1人の異性愛者が前向きになったからそれでよしでいいのか?という点が気になりました。