【感想・ネタバレ】Nのためにのレビュー

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Posted by ブクログ

よくできた本です
なにもかもが丁度いい
恋愛描写がほとんどなく、無理矢理感もなくニュートラルなのがよい

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

再読です。ドラマ化する前に一度読んだ以来でストーリーは朧げでしたがYouTubeで紹介していたのがきっかけで再読しました。一気読みしてしまいました。人間の(特に女性)嫌な部分を描くのが秀逸すぎる。湊かなえさんの作品は何本か読んでますが女性の嫌な部分や田舎独特の価値観など…それぞれのNのために奔走するお話です。読後感がなんとも言えない気持ちになりました。切ないというか、手放しに幸せになってる人がいないラストという感じ。うまく言えませんが私は好きなタイプのお話です。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『Nのために』ね、なるほどそういうことか。
読みながら登場人物のイニシャルがNであることに気づいた。はて、タイトルのNは誰を指しているのかと読み進んでいた。中盤読む手が止まらなくなり一気に読み切った。そしてついに結末、それは第1章に書いてあったのかと解説を読んで理解した。完成度が高すぎる。立体パズルと湊かなえさんは表現していたけれどまさにその通りだ。
映画の方も見てみたい。

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2024年04月12日

Posted by ブクログ

N は誰なんだろう。
Nがたくさんいる。いったい誰?
切ない過去に囚われ、前に進もうと必死で、、、
それぞれの告白?証言のような語りで進む。真実は複雑でそれぞれが相手を思いやりながら行動している。
色んな愛のかたちがあって、過去と今と未来を行き来しながら秘密を守り抜いている。本当のところは読み手だけが知っている。不思議な感覚のお話。

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2024年04月09日

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おもしろい!!!!
手が止まらなかった!!
読んでくうちに読者にだけわかる
すれ違い、勘違いのような全てが
終わった時に
あー!
ってなる

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2024年03月21日

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読み始めたときは頭の隅にNとは誰のことだろうと思いながら読んでいた。
それぞれのNへの想いが交錯していく。
一つひとつのピースが揃っていき全体像が見える。
読者にしか分からない物語の構成に感動した。

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2024年03月15日

ほんのちょっとだけ

ある殺人事件の表向きに結論が出た話に、隠された事実を関係者達が少しずつ独白していく話。なぜ?ほんの少しの掛け違いがなければ?と悲しくなるが、意外と現実に転がっていることなのかもしれない。

#切ない

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2023年08月22日

匿名

購入済み

すごい

感動しました

#エモい

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2023年06月06日

購入済み

2周目で理解できる

買って1日で全て読んでしまいました。しかし、一週目では理解が足らないこともあり、二周目を読んで満足しました。ドラマも見てみたいです。

#切ない #怖い #ドロドロ

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2022年09月16日

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それぞれの登場人物の時点で事件が語られて真実がみえてくるんだけど、いったん過去から遡って現在にたどり着くと、全く違う真実がわかる。

これは斬新だった。

それぞれに大切なNがいて、その人のために嘘をついてる。

何が正しいのか、考えさせられる。

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2024年05月14日

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さらっと読める純愛ミステリー。
登場人物は少なくないけど、個がそれぞれとても際立っているのでページを捲る手が止まらない。

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2024年05月01日

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読む前と読んだ後ではタイトル、表紙の見方が大きく変わる作品でした。
愛とは時に歪んでおりそこには正解、不正解もない。
暴力や依存も当事者にとっては大きな愛の証明であると、、、
考えさせられる作品です。

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2024年04月20日

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純愛ミステリーというあまり手を出してこないジャンルでしたが楽しめました。
お互いが勘違いやすれ違いをしながらも、お互いのことを思った結果がなんとも切なく言い表わしがたいものでした。
一人一人の主観て物語が進んでいくので、交錯するところや嘘が垣間見えて面白いです

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2024年04月17日

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これは本当にフィクション?実際にありそうな話しで想像力を借り立たせる読み応え抜群でした。
それに加えて真相が読者しかわからない構成 素晴らしすぎる!
「もやもや」はするがそれもまた狙いなのであろう。Nの意味が最後にならないとわからなかったのは完敗でした!

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2024年04月17日

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ネタバレ

ドラマの第1話だけ見て興味を持ち読んでみた。
ドラマとは異なる構成だったが、展開が早く先が気になり一気に読み切った。

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2024年04月08日

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イヤミスといえば湊かなえ、の初の純愛ミステリーということで気になって読んでみた。

最初は4人の供述から始まり読み進んでいくのだが、頁が進むにつれて、最初の4人の供述とは異なる事実や細工が仕組まれており、段々と判明していくのが面白く感じた。

また、最初の供述と異なる細工を4人それぞれ仕組んでいたのだが、仕組んでいた理由も普通のミステリーなら自己保身のためになると思うが、この作品は"自分が大切だと思う人を守るため"に各々が仕掛け、本人には伝えず自分の中で秘めているのが素敵だと感じた。

人の嫌な部分やダークな部分も出しつつ(流石湊かなえ)、今作はもどかしいという思いや、切なさも感じたのでとても面白かった。

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2024年03月31日

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高層マンション「スカイローズガーデン」
高層階に住むセレブ夫婦が自分の部屋で変死体となっている。
事件は、既に発生して関わる登場人物は現場に揃っている。
そこから、全員がNの頭文字を持つ登場人物達の
事件に関わることとなった顛末が語られていく。
トリックや動機を読ませるのではなく、それぞれがそれぞれのNのための想いを読み解く。
久しぶりに読んだけど、よくできているなと思う。

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2024年03月16日

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話し口調で進んでいく、湊かなえワールドは人物像や背景がスーッと入ってくるようで、読者の理解を追い越してしまう面白さがある。なんて?なんて?と頭の中を整理しながら組み立てて読んでいく。本書は特にそんな感じがした。みんな何かのために自己犠牲をはらいつつ、そのことを言おうとはしない。はじめは少しのズレが大きな出来事まで発展する。究極の愛とは何かと問われたら、なんだろう。本書に書いてあることも分かるけれど、分かりたくない気もする。

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2024年03月14日

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安定にこの湊かなえさん作品も1日しないうちに一気に読んでしまいました。
少し最後の方で場面が分かりにくいところもありましたが、なんとか。読み終わって、一旦整理したいと思いネットで本作の全体像のまとまった解説を調べてしまいました。少し難しいですがよくできていて面白かったです。
「ほう!なるほど!」と、「あれとかあれとかもう少し掘り下げないまま終わったな〜」というモヤモヤが残る感じが、敢えて完全にはハッキリさせないという味なのかなと思いました。

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2024年03月14日

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登場人物全員にNがついており、各人が別のNのために行動するが悪い方向に噛み合ってしまい殺人事件となってしまう。
希実の過去を考えると、野口夫妻を嫌いになるのは納得。
野口は父親のエゴスイト、奈央子は母親の何もできないけど我儘なところが重なったのだろう。

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2024年03月12日

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ネタバレ

はじめから物語に引き込まれて最後まで一気に読むことができました。
しかし自分に読解力がないからかモヤモヤが残る部分がいくつかあって数年後にまた読んでみようと思いました。

・成瀬は本当に放火したのか?
・成瀬と安藤の杉下への想いは愛なのか?

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2024年03月11日

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ネタバレ

安定の湊かなえということで、今回も何が起こるのかハラハラしながら読んでいた。

それぞれがそれぞれの為に行動した化学変化というものが悲惨な結末を引き起こしてしまうことになる。
それがとても複雑ないいパズルになっていて心地よかった。

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2024年03月04日

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面白くて3時間で一気読みした。
西崎みたいに虐待っていう過去があるのにそれを出さないとこがいい
やっぱ大学生の話っていいなあ
この春休みはできるだけ本を読もう

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2024年02月12日

購入済み

おもしろい

語り部が変わるのでそれを追いつつ一気読み。
それぞれが語る物語を繋げようとしても繋がりきらない。きっとNのために動いているからだと臨場感をもって読み終えた。
湊かなえさんの本は初めて読んだけれど、リズムが心地良くて他の本も読んでみようと思った。

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2020年12月13日

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ネタバレ

ドラマにもなっていますよね。
私は ドラマ → 本の順番です。

いつもドラマや映画を先に見てから原作を読むか、
原作が先で、映像化が後かを悩むところです。

「Nのために」は、湊かなえにしては毒があまり感じられず、切なさや優しさで胸がいっぱいになりました。

登場人物、アパートなど「N」が付く名前なのですが、それぞれが、大切な「N」を守るために、偽ったり、自分の心の中だけに封印しておく事実があるのだけど、それぞれの思い込みや誤解によって事実が歪められている。
一人称で回想していく展開は湊かなえお得意の手法だけど、他の人物に交代する度に色々な事実が浮き彫りになっていく。
そして、その者たちは自分以外の者が抱えている秘密を知らない。
全てを知っているのは、読み手である私だけである。

ドラマは原作に忠実ですが、ドラマはより切なさを強く感じられる脚色がされています。
榮倉奈々が演じる杉下希美が本当に健気で。
印象的だったのは、

お城のような豪邸に住んでいたけど、父親が不倫をし、自分の幸せだけを優先し、「俺は今日からこいつと暮らす」と妻や子供を家から追い出す。
家は一応用意されたが、幽霊屋敷と地元の子供たちにバカにされる様なボロ屋。
養育費は20万渡されていたが、母親がお金に困ったことがなく働いたこともないので一人で生きていく力などなく、お金遣いが荒いまま。
美しくないと、本当に夫が自分を捨ててしまうから、すぐに私を迎えに来てくれるはずだからと、現実を受け入れられず、美しさを維持するためだと1本5万円もする化粧水を、生活費が振り込まれたその日に全て下ろし全額使ってしまう。
食材を購入することもできなくなった希美は、母や弟を守りたい一心で不倫相手に土下座して食べ物を恵んでもらう。
母親は金持ちだった頃の生活を望み、夫が迎えにくることを信じ、現実を受け入れられず、泣いたり、叫んだり、怒ったり。

もう限界。そんなとき
「下を見ない、上を見る」と呪文のように繰り返しながら、やり過ごす様子は原作にはない描写。
涙が止まらなくて、そんな希美と自分を重ねたりして観ていました。

下を見ない、上を見る。
これは私もよく心で唱える呪文だ。

なんて悲しくて、愛に溢れているストーリーなのだろう。
皆、大切な誰かを守りたかっただけ。

そして、ラストは余韻が残る。
最後まで読んだ後、第一章の「十年後」の部分を読み返し、この後どのような未来が待っているのか、想像してみる。
そういう楽しみもある本でした。

ドラマでは読むことができなかった、灼熱バード。
これを読めたことにも価値があると思います。

2016 24冊目
本棚 み

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2024年03月07日

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告白を読んだ後だったので爽快なミステリーではなかった。過去のトラウマを抱えたキャラクター設定に少し無理があったような。

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2024年05月12日

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ネタバレ

みんなイニシャルNだなぁ〜と思いながら読み進め、
皆が皆、自分を含めた「Nたちのために」動いた結果なんだな〜と思いました。
頭おかしい人がいっぱい出てきて胸が痛くなりました。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

愛の形は何だろうか?と考えさせられる作品でした。
誰かのために罪もしくは罪と自覚していない行動を行う。そしてその行動を誰かのまでに秘密にする。そんな構図で最終的に成り立ち、まさかこれは杉下が自身の愛の形である罪の共有になるように人を動かしていたのではないかと疑いたくなるような最後だった。
読み終えて愛とは結局、自分自身の思い込みなんじゃないかと考えた。
こうした方が相手の利になると思い込み行動すること、また間違った思い込みをするからすれ違うことそう言った事が愛ではないかと思った。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

主要登場人物6人全員、イニシャルがNで、それぞれが他の5人のうちの誰かのためを思って行動した挙句の事件。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

各登場人物の証言が次々に綴られ、最終的に全貌が見えるという書き方で物語が展開されます。パズルが少しずつ完成していくような感覚です。

真相がわかったとき、そういうことだったのかと納得する反面、少しモヤモヤも残りました…。
ドラマではどんな風に描かれているのか、見てみたくなりました。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第1章で提示された供述から、第2章で実は知り合いだったとわかり、ここからどんな真実が!?と期待したらそんなに衝撃の事実があるわけでもなく消化不良で終わってしまった。なおこさんの性格が想像以上に悪いくらいか?西宮さんなかなかいいキャラなのに、なぜあんな女に惹かれたのだろうか?杉下がモテるのはわかる。あんな境遇なのに、いい子。

同じ場面を別の人の視点で何度も描くので、あれ、これさっきも読まなかったっけ?と少し混乱してしまった。

本筋とは関係ないけれど、本を読まないことに対して「架空の世界に浸れるほど心に余裕がない」という記述があり、なるほどいい表現だと思った。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

Nは1人ではない。それぞれの想い、すれ違い、はたまた自己嫌悪。

それぞれが封印してきた事実が読み進めるなかで明らかになる。ただそれぞれの思い込みや誤解によって事実は歪められていく。

真実は読み手にしかわからない。

イヤミス的な要素があり、さりとて恋愛小説のような切なさを感じた。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

Nがそれぞれ名前につく人々の話。Nが1人ではなくて複数いることに驚いた。しかし、終わり方が個人的には好みではなかった。

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イヤミスばかり読んできた湊かなえ小説の中で、初の恋愛ミステリーに挑戦。
他の作品みたいに終盤での怒涛の伏線回収描写は無かったけど、渦巻く人間関係や登場人物の心情を考えながら読むのが面白かった。

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2024年02月14日

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