【感想・ネタバレ】少女のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

もう、衝撃の連続!!!最初はサスペンス特有の続きが気になる内容で魅了しつつ、途中途中でえ!!この子とあの人が!!え!!ここも?!みたいに思いもよらない繋がりで驚きながら、最後は壮絶の終章を、、本当に今さっき読み終わったけど、まだ飲み込めてない感じ。最初と最後で、ほんとに全員の登場人物のイメージが180度変わるのが凄いし、作品として完成されすぎてた。
疾走する少女たち、良い、特にこの友情がよかった!!夏休み小説としてうってつけだし最高。間違いなく面白いと思うから、読んでない人がいたら読んでみてほしい!^_^

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつ事件が起こるのかと息を潜めながら読み進めていき、あれ?案外心温まる友情物語なのか?と思い始めた頃に、ダークな結末がやってくる。
毎回毛色の違う世界観、想像もつかない展開を見せてくれる湊かなえさん、すごい。伏線回収も大好き。

思春期って精神的な危うさがある年頃だなぁと思う。純粋さ、稚拙さ、知恵、打算が入り交じっているというか。そういうところが表現されてるのもよかった。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

鬱寸前くらいの脳内の声がぐるぐる回る描写や、そんな人に対して自分の思いを伝えることの難しさがとてもリアルだと感じた。話すのではなく、書くことで勇気づけようとするのが良かった。

少女2人の友情が微笑ましい良い方向に向かったかと思いきや、最後は「イヤミス」らしい終わり方になった。因果応報の伏線回収か。

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2024年03月16日

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ネタバレ

湊かなえの作品初めて読んだけど、面白すぎた。伏線回収半端ない、終章で全部の伏線回収されたとき、すごくて思考止まりかけた。
最初はお互い嫌い合ってたから胸糞系かな?って思ってたけど、いい友情の話だった!違う作品も読んでみたい!

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後にすべて繋がった感じ。

一気読みではなく、そういえば読み終わってなかった、読みな直そうと思い久しぶりにページを開いた。

途中忘れてしまっている話もあったので、読み進むにつれて、あれ?これなんだっけ?となる部分も多かったが、だんだんと話が繋がっていく後半、あれ?これってもしかして?となり始める

残り数ページを残した時、あぁそういうことかーとすっきりしてきた。

最後の遺書(後)を読み終え、(前)なんてあったっけ?と思い、冒頭の遺書を読み返す、さらにスッキリ。

因果応報!
まさにこの一言に尽きる作品。

久しぶりに湊かなえさんの作品を読んだけど、やっぱり私の好みです。

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2024年02月13日

ネタバレ 購入済み

相変わらず

黒い。
先を推理して、読むのに別の展開にドキドキする。
いい意味で、裏切られる作品。
因果応報…なるほどね。

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2021年11月07日

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ネタバレ

わだかまりを超え当初の仲の良さに戻った。
冷静に物事を捉え、感情表現の乏しいユキ
いかにもおじさんが嫌いそうな浅はかだと思われる女子高校生の敦子。
いざ人が死ぬ現場ではまるで真逆の感じ方立場になっていて、たっちーと昴も逆と、少年少女揃っているのが良かった。
少年少女の友情!アダルトチルドレン予備軍!刺さりました!

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2024年05月05日

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人が死ぬのを見てみたい高校生ってどんな高校生だろうと思って読み始めた。2人の主人公の女子高生の動きが交互に描かれていて心情の変化も目まぐるしいのでついていくのが少し大変だった。
それでも先を読みたいと思わせてくれる湊かなえはやっぱり流石だなぁと。

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2024年04月19日

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”人が死ぬところを見てみたい”少女2人を中心に話が展開していく。最初は好みじゃないと思った人も頑張って最後まで読んで欲しい。これぞ湊かなえ。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

湊かなえだし、このまますんなり終わるわけがないと思いながら読んでいて、やっぱりか。という感じでした。

女子高生ゆえの、大胆さ、脆さ、身勝手さ。
未成熟って怖いなと思います。

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえの本はまだ告白と今作しか読んだこと無いけど、どちらも語り手がコロコロ変わるからこれが湊かなえスタイルなのかな?
語り手が変わるからこそ自分で真実に近づけるおもしろさと、全く予想できなかった展開と、ほんとに全てがおもしろかった。
登場人物全員が繋がっていて、この先忘れたくないのでメモしときます
三条▶︎滝沢紫織の父。おっさんの元同僚。ゆきのパンツを脱がそうとする動画をゆきに告発されたため捕まる。
小倉▶︎敦子とゆきの元担任。『ヨルの綱渡り』を盗作、「セーラ」と恋人関係になるが、『ヨルの綱渡り』を1マスずつカットして紙吹雪にしてその後電車に飛び込み自殺。
セーラ▶︎紫織の親友の星羅。紫織に勧められた「嘘チカン」ではめようとした小倉と恋人関係になるがバレて虐められ自殺。
おっさん▶︎高尾孝雄。昴(肉まん)の父。紫織による「嘘チカン」で冤罪になり、妻と離婚、会社をクビになる。
牧瀬▶︎ただのやばいやつ。小倉が紙吹雪のような原稿用紙を投げて自殺したシーンに遭遇。

そして最後の解説見なかったら気づかなかったアスタリスクが表現してたもの!ここまでも伏線にするのは流石すぎました〜、、、
もちを詰まらせた人がゆきのおばあさんだったとか、もう色んなところに伏線紛れてて後半ずっとあお!ってなってました。

しかし〜、殺害予告をしたのは結局本当に昴くんだったのかな?ってのと、本当に殺害計画してたのと未遂に終わったけど実行したのはさすがにゾワゾワがすごい、、なんかかる〜く書いてたけど、結構凄いことしたな!?って感じで、、、
でも登場人物大体感性狂ってるから登場した人の誰もなにも引っかからなくて、淡々と進んでいく感じが怖くてほんとに癖になる。
牧瀬は結局なんなのかよく分からなかったな笑
バカそうで実は頭良くて、結構気持ち悪いやつってのはわかったんだけど、、、それでイケメンキャラなら結構すきかなぁ笑
タッチーみたいな儚げ男児好き(^_^)/~~

因果応報って感じの作品だったな〜と、
すっきり!では無いけれどこの微妙な気持ち悪さが好きです。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

2人の主人公の想いが絡み合いながら物語が進んでいく構成に苦労して読んだが最後まで諦めずに完読。それだけ惹きつけられる内容だった。
解説の最初の数行だけ読んでおけばそんな苦労もしなくて済んだみたい笑
自分の解釈?が間違えていないか、他の方の感想も見てみたい気分になった。

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2024年03月31日

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人の死ぬところを見てみたいという女子高生。その目的を果たすために老人ホームと小児科病棟に働きに行く。
湊かなえさんはなんと言っても心理描写がすごいです。告白や贖罪なんかもそうですけど、すごく面白いです。

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2024年03月28日

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『人が死ぬところが見てみたい』二人の女子高生の夏休み。
由紀は小児科病棟へ。敦子は老人ホームヘ。

由紀と敦子が、さまざまな出来事を女子高生らしい残酷さと素直さで経験していく中で、それぞれの過去を知り、二人の印象が最初と最後で変わっていった。

死を知るために動く二人のそれぞれに関わった人達が、次々と繋がっていき、ストーリーが加速していく感じ。そして伏線がどんどん回収されていく見事さに息を呑んだ。
登場人物達はまさに因果応報という感じでしたが、なぜかそれが空恐ろしい。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

終章を読んで、ぐぁぁやられたぁ!って感じでした。まんまと印象操作されちまったぜ…
女子高生たちの少女性が残酷だ。

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2024年03月24日

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伏線がしっかりと回収されたのはとてもよかった。
ただハッピーエンドかといえばそれは違うような。
友情と因果応報がテーマの本。
何とも高校生らしい不安定な友情の描写が凄まじかった。そして描かれた出来事と、過去の行為がリンクする様が凄い。
自分に降りかかる出来事には何らかの原因がある…と思うと怖い本です

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

死を近くで目撃したいという女子高生の欲望には、共感できなかったが、あらゆる伏線が最後に綺麗に回収されたのは、流石と思った。解説で書かれていた*の意味には、脱帽。全く気づきませんでした。しかも、***=(*+**)で二人の物語が一つに重なってる。何故、気づかなかったのだろうと、歯がゆい気持ちになりました。

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2024年03月18日

Posted by ブクログ

じわじわと繋がっていくストーリーに目が離せませんでした。

まさに"因果応報"な展開だったなぁと思いつつ、そうするとまだ物語には続きがあるような気がしたり…。

読み終わってから改めて冒頭部分(遺書、序章)を読むと、だいぶ印象が違うものになりました。

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2024年03月14日

Posted by ブクログ

面白かった〜!
あらすじとしては、親友の自殺を見たことがあると自慢げに語る転校生の話から、自分も人が死ぬところを見てみたいと思う少女2人の話。
最初は全く関係ない話だと思っていたのにすべてが繋がっていて、しかも無理矢理感もまったくない。
伊坂幸太郎が好きな人は好きだと思う
読んでる途中はまさかこの話で感動するだなんて思ってなかったけど、最後はちょっと泣いてしまった。
元々湊かなえは好きだけど、今まで読んだ中でも特に面白かった

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

リアルで若さゆえに残酷な少女たちの心情の描写、どんどん回収される伏線、湊かなえの小説らしさが詰まってる一冊。

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2024年03月02日

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女子高生だからなのか、湊かなえさんだからなのか、文章の中に散りばめられたブラックな表現がクスッと笑えてしまうのが面白い。 おっさんだとか三段腹の岡ちゃんだとか、反抗期の女子高生らしい表現が非常に楽しいですね。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・あらすじ
人が死ぬところをみてみたいという目的のため夏休みの間それぞれ小児病棟、老人ホームでボランティアをする女子高校生2人の好奇心が迎える結末は?
青春友情ミステリー。

・感想
あらすじだけだと夏の庭かと思うけどやはり湊かなえだったw
主人公2人だけなら青春してるんだけど周囲の人間が罪と罰、因果応報の世界に生きてる。
解説読むとどっちがどっちか分かりにくいとかあったけどそうかな?すんなり把握できたけどな。
いくら青春キラキラしててもどうせ奈落の底に落ちていくんでしょ…って作者への信頼感?があって終始ハラハラしてたw
あと出てくる人達が皆繋がっていく事は最初から予想できてたしそういう視点で読んでたから衝撃は無かったかな

湊かなえ作品はこれで5作目?だけとこれが一番好きかも!

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2024年03月02日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白かった

面白かったが、若干消化不良かなとも思った

本来の目的である「人が死ぬことを見て、死を悟ること」の回収が、刺されたところを見て「死はただただ消えるだけ」の淡いものだと再認識する…だけというのはちょっと薄いかも

#切ない #ドロドロ #ダーク

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2023年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「因果応報、地獄に落ちろ!」

ずっと前のページを思い出しながらゆっくりと読むのがいい。わくわく、どきどき。

解説まで読んだので、また読み返したい。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

二組の女子高生、親友同士。勉強もスポーツも努力したのに迫害されるようになった。まさか死を選ぶなんて思ってもみなかった。才能を回収するには、たった一度の跳躍で十分だった。世界は広い、遠くまで逃げれば、なんとかなるでしょ。

自殺者が何人も出てくるのはちょっとナンだけど、勧善懲悪で仲直りもできて、あっちこっちの伏線がつながってすっきり読み終えました。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

自分自身ではわからないお互いのいい部分や悪い部分を、最後相手にいい形で伝えられていたのがよかった。彼女たちは良い親友同士だ。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

死に直面したいという気持ちから2人の女子高生がそれぞれ行動を起こし、それが連鎖して行く物語。
連鎖の仕方や伏線は緻密な部分も多く面白かったが、終わり方は少し残念だった。

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容はもとより伏線の回収がすごいと思った。最後は詰め将棋をみているような回収の仕方だった。*の意味には気が付いていたけど、なにせ一人称で語られるので、どっちがどっちなのかわからなくなってしまった。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人が死ぬ瞬間を見てみたい。
そんな欲望と願望を持つ、高校二年生の二人の少女。

心に闇を抱えた少女の、夏休みに遭遇する出来事が、二人の視点で描かれます。

テーマは因果応報と友情、でしょうか。

一見、無関係に思える二人の行動が、終盤に向けて徐々に繋がっていくところは、ちょっと都合が良すぎると感じるかもしれません。

ですが、全てが狭い世界に収束していく様相は、ミステリ的でもあり、フィクションとしての面白さがありました。

前作『告白』ほどのインパクトはなくとも、作者の希有な才能を証明した、一冊だと思います。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すれ違っていた二人の少女の友情が再成される物語。著者がイヤミスの女王と呼ばれることから、鬱的な結末を予想しており、確かに後味のいい終わり方ではなかった。しかし、悪事を行った者ににツケが回ってくる展開は、スッとした。半沢直樹の美濃部が思い浮かんだ。


また、敦子の人からの評価を気にしている様子や、人からどう見られているかと怯えている様子が癪に障った。一方で、自分にもその節があると思うため、気をつけたいと感じた。
そして、そう感じたからこそ、高雄の「自分は価値のない人間だと思い込んで、周囲に同調することばかりに気を取られているから、さらに孤独だと感じるようになるんだ。」という言葉が身に染みた。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

読み始めはキツイかった。。。

人が死ぬ瞬間を見てみたい。(by由紀)
死体を見たい。(by敦子)

これって中二病の女子高生の話??
冒頭からネガティブオーラ満載で、いつまで彼女ら二人の戯言が続くのかと不安になりました。
(ちょっと選書をミスったかな、と)

でも、そんな心配ご無用でしたね。

昴の父ちゃんを、ここに連れてきてほしい”(抜粋)
小児病棟でバイトをしている由紀に少年がお願いをします。

ここから一気に登場人物が動きだし、表に出てこなかった人間関係のつながりが見え始めてくるのです。
世間は狭いですね。
自分とは全く関係ないと思っていた人物が実は知り合いのおばあちゃんだったり、友人の探していたお父さんだったり。
人を無下にはできません。
何より恐ろしいのは三条ホームのおやじ。
脇役なのにも関わらず、強烈な印象を残しましたが、まさかの展開。。。
人間関係が二重・三重に張り巡らされていて、伏線の回収が本当にすばらしくて綺麗でした。
ラストの遺書も最高です。

この美しい伏線回収を楽しむために、中二病少女の戯言があると言っても過言ではありません。
(ホントきつかったのだよ、前半部分)

とは言え、学生の頃って、どこにも逃げ場がないから視野が狭くなってしまうんですよね。一度嫌な目に遭うと、どんどん疑心暗鬼になって、誰も信用できなくなる、といったドツボにはまってしまう。(敦子を見て、自分も似たようなところがあったと思い出しました)
本を読みながら、学生特有のキツさをちょっと思い出しました。しみじみ。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

由紀と敦子、聖羅と紫織の関係の違い
みんなただの女子高生だし、そんなに違いはないんだろうけど、結果が全く違う

聖羅と紫織が自殺して、由紀と敦子が友情回復して生きてるのって、別に本人たちに理由はないと言うか、タイミングとか運とかのせいもあるよな
この本面白いけど、ホラーでもある

因果報応!怖すぎる
因果報応が起こるなら、みんな無意識にした悪いことなんてたくさんあるはずで、それぞれ悪いことが起こっちゃうよな
気づいてないけど、現実だってそうやって世界は回ってるのかもしれない

そういえば、たかおたかおって悪いことしてました…??

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2024年05月01日

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