感情タグBEST3
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お得意の女のドロドロした内容ですが、今までのドロドロと違う、少しなんだか切ないドロドロです。
「有終の美」を飾って亡くなるのが幸せなのか、それでも生き延びたほうが幸せなのか、色々考えさせられます。
最後は主人公の妹があのようなことになりましたが、私的には妹の旦那が一番制裁を受ければいいのに、と思いました笑
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前半読んで想像するのとは全く違うエンディングが待っている。
大ドンデン返しの連続。
それを反芻するために、久々に最初から読み返してみたい、と思う本だった。
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真梨幸子さんのお話は伏線回収がとにかくすごい!
比較的、この本は他の本よりもシンプルで頭の中で整理しやすかった。
久しぶりに真梨幸子さんの本を手に取ったけど、スッキリ感に満足。
主人公の亜希子は本物のお掃除コンシェルジュだわ。
なんだかんだで、自分自身に嫌気がさしていた彼女だと思うけれども、最終的にあなたが一番ハッピーなのでは!おめでとう
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「恋というイリュージョンには逆らえなかった」というところ、めちゃくちゃ頷いてしまった
残り6ヶ月ではなく、もっと前、幼い頃からカウントダウンは始まっていたのかなあという気がした
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前半〜割と最後ギリギリまで勢いよく読まないと途中で飽きちゃいそうなダラダラ感。サラッと読んで正解。
主人公は好きにはなれないけど憎めもしない。自分は幸せだと言い聞かせて頑張ってるのが痛々しい。最期は家族への彼女なりの復讐ができたのかな。スッキリではないけど。
指先一つでなんでも知ることが出来てしまう、それ故に掻き乱される現代人の感情。そんな現代の闇を描いているのに書き方は割と軽いです。
最後の最後で急にミステリー感が出てきてそこだけは面白かった。細々と散りばめられてサラッと放置されていたミステリー要素を最後にちゃんと明かしてくれるところは好きでした。
きっとこうだろ、どうせこうなんだろと予想していた部分が見事に外れたので嬉しく、最後は面白いと思えました。予想通りだったのは元旦那の元カノだけかな。
全体的には…私の好きなジャンルではなかったです。
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今は知りたい人の情報をすぐ手に入れることができてしまうことがあって厄介な部分があるなと。知らなければ怒りもないけれど、知ってしまったがさいご「自分のことをバカにして」「あの人が憎い、羨ましい」とか、また新たな火種の完成だ。何となく言った言葉、エピソードが、新たな犯罪を生み出す怖さ。誰でも自由に発信できる媒体を持っていることの危うさを改めて感じる。
他人が自分のことを書いたとき怒り狂い、自分が相手のことを書いたとき、いいネタが書けたと思って周りに配慮しない主人公、そこで、自分が誰かの怒りのスイッチを押していると考えられればどこかのタイミングで負の連鎖は止められたのか、走り出していたからやっぱり無理だったのだろうかとか考えてしまう。
ありとあらゆる負の感情を吐き出しまくっている主人公がすごい、負の感情ってエネルギーを使うから長続きしないはずなのにずっと負の感情に支配されていて凄まじい。
ある芸能人が言っていたが、例えば、とんでもない非常識な人がいたとしても、その時イラッとするけど、「あぁ、この人は自分が注意しなくてもいずれ誰かにこっぴどく叱られて沈んでゆく存在だ。と思えば、溜飲が下がる。自ら手を下さずとも、苦労せずとも、その時間があるなら、違うことに時間を使おうと」この考えに賛成だ。友達や大事な人だったら時間を作るけど、それ以外は手放す。もう会わない存在だしとか、仕事上の人だしとか壁を作る、表面上では話をするけど。
日々の幸せ、平穏、凪。
人と接するとイラッとすることもあるし、感情もドロッとするけれど、感情をうまく整理して生きていきたいものだ。
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今回はまだ読みやすかった。
読みきれてない??
主人公は結局、妹を守りたかったのか?復讐したかったのか?
モヤモヤ。
あぁ~イヤミス。
さすが、幸子先生。
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おおー!!
さっすがー!
文章は軽く、読みやすい。
だけど、読んでいて、胸糞悪い!
真梨幸子!
余命宣告されて医療を拒否した51歳。
こんなにも俗世間的なドロドロが出てくるか?
こんなにも人がつながっているか?
などなどいろいろ「ひっでぇなぁ~」と思うけど、人の内面のドロドロを、これまたものすごくうまぁーく描いています。
気分悪いけど、ついつい読んでしまう真梨幸子。。。
侮れない(いやいや、侮ってないけど)
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真梨幸子らしさは少なかったが、いつもよりサラッと読めるテイスト。それでも最後は世間は狭く、人間は自分の都合のいいように考えるようにできているんだなと、チラッと真梨幸子ワールドを垣間見ることができる作品だった。
エグさを求めるならこれじゃない作品をオススメするが、導入として読むならいいかもしれない。背筋がゾクッとするようなどんでん返しが苦手な人にもいいと思う。
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真梨さんの著書を読むのは2冊目。1冊目も外商さんが出てくるお話でした。顧客のためには何でもやる、実は黒いお仕事として描かれる外商さん。
名前が出てくる登場人物はほとんど重要人物で、物語の後半で全部芋づる式に繋がる感じ。これ、映画とかで観た方が面白そう。
イヤミス感はそこまででもなく、ラストのページでは「そこまで伏線回収してくれるんだ!」という驚きがありました。真梨さんのミステリーが読みやすいのは、登場人物に割り当てられた役が明確なこと、伏線回収忘れがないからだな〜と思います。
文庫本を読むときはカバーを外して、読み終わったらカバーを戻すのですが、装丁を見て内容がフラッシュバックするような良いデザインでした。
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最後まで読んで、もう一度読み直してしまった。あ~、ここに出てきていたと何度も確認を取る。読み進んでいて、最後の最後であれ、と思うことが増えて確認作業がしたくなる、そんな本だった。最後に一気に登場人物が増え、自分のことを告白しだす、と、同時に怪しい事件まで発覚していく。そんな内容の本だったんだ。
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エッセイの文章部分はなんとなく読みづらかった。
主人公はあんまり幸せじゃなかったけど、最後の最後で家族に復讐できたんだな。
だからすっきりってわけじゃないけど。
編集者(?)の牛島君の意外な正体がわかってびっくり。外商の人が犯人か?と最初思ってたけど、昔同じ職場だった女だったとは。(たしかそう)
2日たったら内容忘れてしまった。笑
あんまり頭に残らない話だったみたい。
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後半のたたみかけ方、主人公の散りざまは見事だと思いました。
真梨幸子さんらしい構成展開だと思います。
ただなんとなく、中盤まではなんとなく惰性で読んでる感じが拭えませんでした。
なんでだろう。
余命宣告というのがあまり現実感を伴っていないような感じがしたからかな。
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余命、半年と告げられた主人公、海老名亜希子。
“有終の美"を飾ろうと梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに〝終活〟に勤しみますが次々と問題が出て来て中々スムーズには行きません。
余命を告げられてからその日までのカウントダウンの内容ですが、そこは真梨 幸子さん。
「死」への重苦しい雰囲気はなく、コメディー的要素すら感じる軽いタッチの中に存分なイヤミス感をミックスさせています。
最後に掛けて主人公の周りにいた人物達の相関図も明らかになり 今回も真梨節がさく裂した作品で一気読みでした。
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余命半年と宣告されたお掃除コンシェルジュの主人公が、延命治療をせずに理想の死を迎えるため終活に向けてカウントダウンしていく物語。
序盤から中盤にかけて、主人公の独り言や自問自答する場面が可笑しくて、うっかり好きになってしまった。
終活に絡んで登場する家族や、過去の職場の同僚、外商など、兎角女性のキャラがクセありで、これもまた笑えた。
あれ、著者にしては珍しいコミカルヒューマンドラマなのかと読み進めていくうちに、やがて空模様が変わり始める。
女達の妬み、嫉み、恨み、辛みの復讐が復讐を呼び、最期はあっぱれな結末。
真梨幸子、恐ろしいお方。
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*余命、半年―。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきっかけで癌が見つかった。延命治療を受けないと決意した亜希子は“有終の美”を飾るべく“終活”に勤しむが、夫を略奪した妹との決着や“汚部屋”の処分など数々の課題に直面することに。彼女は“無事に臨終”を迎えられるのか!? *
真梨作品にしては登場人物が少なく、ややこしさも騙しも少ないので、サクサク読めます。
それにしても、この方は本当に女性の醜い感情を浮き彫りにする巧い。立場が変わるとこんなにも見方が変わるのか!と驚かせてくれるのも楽しい。気楽に、たっぷりイヤミスを堪能できる作品。
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ムダに文章が長い。ページ数を稼ぐためにワザと伸ばしてるみたい。いつものようなキレがない。中年女性のグチを聞かされてる感じで、あまり読み進めたくもない。
それでも終盤の怒涛の伏線回収はおもしろかった。
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「イヤミス」と呼ばれるジャンルの本を、
ある方にオススメされたので。
久々に、人間の嫌悪感を煽るような、
神経を逆撫でするような、
見たくないものを、嫌なものを読みました。
狙ってそのジャンルのミステリーを書いているのなら、まさに大成功。
話の中盤まで、とにかくずっと
嫌な感じに話が進み、嫌な感じに伏線がばらまかれていて、
その「なんか嫌な感じ」が後半に一気に回収されていくところが癖になるんでしょうか。
ジャンルとしては面白かったけど、
最近児童書ばかり読んでいたので、刺激が強かった…笑
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真梨さんには珍しく、ダラダラとした展開。
久しぶりにハズレ作か?と思いつつ読み進めていましたが。
全てはラストのためだったんですね。
どんでん返しというか、今までのダラダラは何?と不思議なほど一気に展開してしまい、こちらも一気読みでした。
真梨さんにしては珍しく登場人物が少なかったので、ごちゃごちゃせず読み終えることができました。
イヤミス初級編という印象でした。
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今までの作品に比べると、個人的にはややイヤミス感が足りないかなぁという感じ。
ただ、人間のいやぁな所を見てしまった感は相変わらず。死ぬ前の整理整頓って多岐にわたって必要なんだなぁと思い知らされたな。。
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誰にでも平等に訪れる死。齢50ともなれば、周囲に死の匂いが濃く漂い、たとえ病を得ていなくても自らの死を考える機会は増えていく。そのとき、思うのは自分のいなくなった未来と、自分がこれまで生きてきた過去だ。この小説は、それを増幅して、さらにミステリーの要素を加えて読み応えたっぷりに構成されている。醜いけれど、ここまでいったらむしろ清々しい。登場人物はみんな、最後まで必死に自分の人生を生きている。そこに少し羨ましさすら感じる、そんな話だった。
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余命宣告を受け、ショックと恐怖の葛藤の部分をカラッと書き上げた作品。
嫉妬心に支えられたっていうのは良かった。
最後は少し切なく、ラストはイヤミス好きとしてはスカッとして気持ち良かった。
今作はおとなしめ?と思ったけどちゃんと真梨先生のエッセンスが効いてた。さすが。
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また読んでしまった。
真梨幸子、もはや中毒、好き嫌いの範疇を超えている。
真梨幸子作品に出てくる人にお目にかかったことはない。
自分の周りは善に満ち満ちている、
こんな人いるんだ?
えっ。
基本人間の煩悩妬み、嫉妬、嫉み、ひがみ、
地獄、餓鬼、畜生的な命。
普通余命半年と宣告されたら
少しは真っ当な、心入れ替えて、正しく生きようとするのでは?
何か、これでもかこれでもかと、エスカレートしてる感じ
編集者が
煽る?そんな気がする。
ネタ枯れの感も否めない。
女子同士の相手が幸せなのが気に入らない、なんとか不幸にしたい。
全ての人にその気持ちが働く
負のエネルギー満載、逆に感嘆。
自分の怖いもの見たさからくる
好奇心。