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現実を捉えているなと感じました
医療者です。
ハッピーエンドのお話ばかりでなく、とても現実的な漫画だと感じました。
医療者の立場から自分の実体験を振り返って、もっとこう関わればよかったのかな...と色々考えるきっかけになりました。
認知症は誰しもがなるかもしれないものですが、認知症になった人の世界を想像するのはなかなか難しい。
この漫画でそのような人達の気持ちを少しでも想像しやすくなるのかなぁと思いました。
切ないな〜
祖父母のことを思い出しながら、現在進行形の母のこと、いずれ来る夫や自分自身の老いについて考えました。
この本を読んで、認知症の人と接する時、以前よりは少しだけでも、相手の立場になって考える事ができる自分でありたいと願わずにはいられません。
悲しく、切ない。
西村さんのエピソードで号泣しました。
自分の母がそうなってしまった時を想像してしまって。
1番楽しかった、1番いきいきしていた頃の記憶を鮮明に思い出すと聞いたことがあったので、西村さんのエピソードが余計に心に響きました。。
消えていく家族の顔
医療関係者ですが、こんな家族さんなら良いなぁと思いました。親の様子を話しても全く信じない。それなら退院させるのを嫌がる。帰りたい気持ちは止められず何回も病院から出て探したことか。第2弾も出して欲しい、もっと知ってもらいたい本です。
Posted by ブクログ
認知症の父の言動について、少しでも理解したくて入手しました。
外出しようとすること。
デイケアに行って、途中で「帰りたい」と言うこと。
以前「頭がもやもやして」と言っていたこと。
ありもしない話(悪意はない)をすること。
父の言動は、この作品に出てくる患者さんとは
異なることが多いけれど
それぞれの登場人物のちょっとした言動、事象に
「ひょっとして」と考えさせられることがありました。
この作品を読んで、父の言動の全てを解明することはできませんが、
「こう思っているのかもしれないな」と考えられるようになれれば、
お互いモヤモヤ思うことが少なくなるかもしれません。
母や家族に伝えたいと思いました。
認知症患者さんをとりまく世界は厳しく
介護の現場でも様々なトラブルがあったりするものの、
それをやわらかなタッチの絵で表現してくれた作者に感謝します。
思わずレビュー
作者のあたたかいお人柄が感じられる作品でした。認知症になった側の視点を具体的に、かつ漫画という読みやすいツールで示した良作。ここ数年で一番買ってよかった漫画でした。妻であり娘であり母である私も、感情移入していまい泣きました。
泣けました
小さな娘を持つ母親目線と、親も高齢になる娘目線で読んだので、今後、自分も親も子供も認知症になりたくないし、ならない保証もないので、考えさせられる内容でした。あと旦那さんも認知症になったら悲しいなぁと辛いなぁと。毎日、後悔のないよう思いやりを持って家族と接していこうと思いました。