【感想・ネタバレ】文庫版 厭な小説のレビュー

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Posted by ブクログ

厭だ
から始める厭な短編集。狂っているのは自分なのか世界なのか…。
どれも厭な気持ちになるけど、特に厭な先祖と厭な彼女が気味悪かった。

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2022年03月27日

Posted by ブクログ

2023 9/7から読んでいる.
1,2話の理不尽さと独特の匂いが強すぎて、なかなか次の話を読もうとなれなかったため時間がかかった.
初の京極夏彦がこれなの厭すぎて好き
(記憶の奥底にあるなと思ったら世にも奇妙な物語の原作がいくつか入ってるらしい)
厭を与えることを目的として作られ、しっかりと厭を享受出来ているので、これは評価せざるを得ないにはなった.最後の最後は少しカタルシスを感じてしまうのが不本意だが好き.
(厭な小説で言及されてる厭な小説のために、単行本で読むべきだったなと思うなどした)

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【2022年57冊目】
救いようがない厭さで溢れた小説である。

初っ端の「厭な子供」からして大層不快な気持ちになり、その気持ちから逃れようとページを進めてみても、どんどんと厭な短編が押し寄せてくる。その内に深谷なるキャラクターがどの話にも出てくることに気づき、「ははーん、こいつが何かしらの根源なのだな」と思うに至る。

のに、深谷、何にも悪くないのである。

深谷どころか、登場人物全員何をしたんだよと言いたくなるような目に遭う。直接的な被害を受けないのは厭な上司亀井くらいだ。
そのことさえも何とも厭なストーリーである。

解説では古今東西の厭な小説がひたすら紹介されている。解説というか、終始本の紹介に徹していて、なんとも解説の仕立てまでもが厭なものとなっている。なんで不快な思いをした後に、更なる厭な小説を紹介されなくてはならないのか。

と思いながらも、きっと気になって手をつけてしまうのだと思う。

厭だ。

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2022年09月23日

Posted by ブクログ

再読。厭なことが詰まった短編集。再読と言っても覚えていたのは後半の方だけだったので、前半の部分はわりと新鮮な厭さが味わえた。理不尽でありながらも一部では整合性のある厭さに包まれた話たちだが、その厭さがクセになる。厭だけど面白い、面白いけど厭だ。また厭な気持ちを味わいたくなったら読みたいと思う。

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2022年01月12日

Posted by ブクログ

覚書
日常の延長線上にありそうな恐怖。
恐怖というよりは、ただ只管に精神的に追い詰められるような話ばかり。本当に厭だ。

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2021年09月08日

Posted by ブクログ

厭な小説をニヤニヤしながら読んだ。
昼休みのデスクでニヤつきながら、こんな小説を読んでるOL。
厭だ。

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2020年10月20日

Posted by ブクログ

まさに嫌。嫌なことっていろいろありますが、日常にこんなにも潜んでて、その派生先のおぞましさ酷くえぐかったです。

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2020年07月24日

Posted by ブクログ

短編形式で書かれていたので、サクサク読めました。
サクサク読めるのですが、内容がまさしく厭が押し寄せてきてうぅ~と苦しみながらも、読む手が止まらない感じでした。一話目から順々に謎が残されてくので、気になって早く読み進めていかないと!と名前いう使命感に。読む時に登場人物の名前を忘れないで下さいね。

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2021年09月09日

Posted by ブクログ

不条理で不快で2話目くらいまでは読むのが辛い。3話目くらいからは世界観に慣れてくるのだけど、それはそれで、ああ厭だ。

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2021年08月21日

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