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昭和という時代が、確実に「時代」として語られる「時代」になったと実感できる一冊。目的別に、第一人者が選んだ本を紹介してくれてる親切なブックガイド。でも、当然か、とも思いますが、戦争の話題には偏っています。避けては通れない話題だから。
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200620昭和史のブックガイド 文藝春秋
知らなかった史実が散見
全体の構成はオーソドックス 「3」
日露戦争ポーツマス条約で無賠償金
小村寿太郎の両脇を桂首相と山本権兵衛 3人の覚悟・・・良い話!
大きい政治の欠落 加藤陽子
政治指導者が暗い覚悟を秘めつつ、国家の死活的な選択をする
中国の胡適駐米大使「日本切腹、中国介錯論」(1935)
東條英機 戦略参謀を放逐 石原莞爾 武藤章 田中新一
陸軍の抵抗 敗戦は組織を瓦解 国体護持は方便
アメリカの視点、中国の視点など相手からの見方
戦争目的がない 戦略・指導の混迷
昭和天皇の家族への苦悩 大正天皇皇后 兄弟宮帝
Posted by ブクログ
昭和史全般というよりは、第二次世界大戦を含む、昭和前半の歴史のブックガイド。各分野の碩学が書いているだけに、このブックガイドを読むだけでも勉強になる。
昭和史、特になぜあのような戦争が起き、壊滅的なまでの大惨敗を喫したのか、詳しく知るためには膨大な読書量が必要なのだとよくわかった。
Posted by ブクログ
結構最近のものだけど、ネットサーフィン中に見つけて、そのまま入手に至る。でもこれ、書店で並んでいるときにも目に留まったし、パラパラめくってました。で、ちょっと専門的に過ぎると判断の下、棚に戻したんだった。その記憶がはっきり残っている訳ではないけど、確実に行われたその一連の行動が目に浮かぶ。間接的に過ぎるけど、上記が本作に対する感想の全て。要は、自分には荷が重かったということ。いわゆる専門書が半数くらいを占める、というラインアップもしんどいし、著者の過半数が自著を1-2冊勧めている、という構図も萎える。読みたくなった書も皆無。仕方なし。