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Posted by ブクログ
とてもおもしろかったのだが、タイトルと内容があまりに違いすぎる。その内容は、放射能の歴史といった感じのもの。脱原発的なものを期待して読まれた方はガッカリしたことだろう。
放射能についての歴史的な知識はほぼ身につく。そういう意味では読んでおいて損はないと思うのだが・・・
学者たちの手によって、新たな発見がどんどん見つかっていくさまは、とてもワクワクして楽しめたのだけど・・・タイトルが「放射線の歴史」とかだったら、星5つつけたのに・・・ほんとに残念な書籍です。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
自然状態ではほとんど存在しない猛毒の放射性元素、プルトニウムは、原爆の材料として人工的にこの世に生み出された。
作ったのは科学者。
最初は自らの好奇心に忠実に、新しい発見とアイディアに興奮する科学者だったが、やがて戦争の嵐の中で政治の中心に。
巨大科学の時代が到来。
科学の性格が大きく変質した19世紀末から半世紀を、懸命に生きる科学者たちの群像としていきいきと描く。
そして今日の日本の原発とプルトニウムをめぐる複雑な事情にメスを入れる。
[ 目次 ]
第1章 貪欲と禁欲
第2章 「あり得ない」ことが起きる…
第3章 「あり得ない」ことが起きた!
第4章 失われた元素、プルトニウム
第5章 原爆開発ゴーサイン、好奇心から愛国心・恐怖心
第6章 百万分の一秒を目指して―ロスアラモス
第7章 「原子力平和利用」の時代
[ POP ]
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