【感想・ネタバレ】暗黒の羊のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前作、強欲な羊と繋がってた。
ずっと積んでたけど読み始めると一気読み。
読みやすかった。
ラストはモヤッとする…
女性の負の感情が重たい1冊。

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2022年08月18日

Posted by ブクログ

古びた洋館で誰かの名前を3度唱えると羊目の女が願いを叶えてくれる。
そんな都市伝説にまつわる短編集。

羊目ってどんな目なんだろうと想像してしまう。あの目で見られたら確かに怖そう・・・。
どの話も人間の心の奥底に潜むイヤ~な感情を表してるんだけど、読んでるとなんとなく共感出来てしまう。

私が面白かったのは、被害者なのに周囲の妬みや興味半分でイジメの的にされる女子高生の話とSNSに炎上写真を載せる女性の話。
どちらも人間の闇に触れたホラーとなってます。

最後まで読んでいくと必ずページをめくり返したくなります。読み始めたら一気に読むのがお勧めです。

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2022年04月04日

Posted by ブクログ

前作に引き続き、どんよりした気持ちにさせる連作短編集。
決して後味はよくない。
でもミステリーとしては面白いので、イヤだなーと思いながらページをめくっている。
人間の恐ろしさというか暗黒面を引きずり出すようなストーリーを読んでいると、認めたくないけどドキッとする瞬間がある。

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2021年10月11日

Posted by ブクログ

「.....すべては、因果でつながっている」

これだけ練り込まれた短編連作集には、そうそうお目にかかれない。前作必読! 悍ましいまでの恐怖、悪意、狂気...。某事件もモチーフに。今回も、ものの見事にやられました! 羊目の女が現れぬように、うん、善因を積もう!

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2021年09月05日

購入済み

続編です

今回も楽しく読ませていただきました。後を引きずるおどろおどろしい怖さではなく、うわ、やだなーって感じの怖さなので怖がりな方でも安心して読めると思います。

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2020年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作『強欲な羊』を凌ぐ、緻密に組み立てられた暗黒連作短編集。
オカルトめいた“羊目の女”の因果が再び絡み廃洋館を訪れた者に牙をむく。
三話目の、家にいる男は夫ではないと怯える妻に助けを求められた場面が一番背筋がゾクゾクしたなぁ。どちらを信じていいのか分からない第三者の怖さ。
全容の分からぬ気味悪さに襲われながらも一気におもしろくエキサイトしたのは「不寛容な羊」。あの人たちの正体が判明した時点で「キターッ」と心が叫び、とんでもない絶望で終わっているのにスカッと気持ちは晴れやか。巡り巡った復讐でもあるからだろうか。

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2020年05月30日

Posted by ブクログ

『病んだ羊、あるいは滑稽な羊』の気持ち悪さ…
読み進めるのが苦痛に感じるほど気持ち悪く、、、
 
『不寛容な羊』はあれ?って思っていたら
まさかそんな…となって。
 
それにしても人間は嫌な生き物だ…( ´ • ·̫ • ` )

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

轢き逃げや通り魔、火事などの動画をSNSにアップしたことで、「死の女神」と崇められて過激な動画投稿がやめられなくなってゆく女。家にいる男は夫ではないと怯える妻に困惑する隣人など、悪意に満ちた連作短編集。


前作『強欲な羊』に続くシリーズとのことで、前作の登場人物なども登場しているそうですが、なにぶん前作を読んだのがかなり前なのでいまいち記憶が曖昧です。やっぱり読み直してから読めばよかったかもしれない。いつも同じようなこと言ってますね。
前作を読んでおくとより面白いのでしょうが、一応こちらの一冊だけでも十分楽しめます。
ミステリでもありますが、どちらかというとサイコホラー。
いじめや狂愛、過剰な承認欲求など、様々な人の……特に女性の心の闇・恐ろしさが全五話の収録作品で十二分に楽しめます。
大人しく、従順、どちらかというと善の印象を抱かせる「羊」。その羊になぞらえられた女性たちがが見せる邪悪さは、そんなギャップもあり余計恐ろしく見えます。

個人的には、過激なSNS投稿に取りつかれた女性の話『炎上する羊』の、一歩間違ったらどこにでもありそうなメンタリティと承認欲求のリアルな感じが好きです。


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収録作品の『不寛容な羊』が好きだったな方にはこの本もおすすめ↓
『この闇と光』(角川文庫) /服部 まゆみ

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2023年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作「強欲な羊」はホラー要素強めだったけど、今作はサイコ・サスペンス強め。
「不寛容な羊」が凄く良い。

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2023年10月09日

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強欲な羊のシリーズ。前作読んだ方が絶対良い、前作の人達が出てきてうわぁってなる。相変わらず羊達もその羊の影響を受けた人も皆怖い。やっぱ怖いのは生きている人間よなって再確認どころか魂に刷り込まれるような作品。

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

炎上する羊
タイトルが秀逸。火災と荒れるのと掛け合わせてたのね〜良い。最初は久々の読書だったので入り込めなそうだったけど気付いたら世界観に入ってた。長さがちょうど良くて読み終わって一息つきながら停車駅見たらちょうど降りる駅でびっくり。アナウンス全く聴こえなかったから電車で読書は危ない。今年初授業普通に遅刻した(最悪)
どんでん返しもありきたりではあるけどあっさり騙されたので何も言えません。何でもかんでも繋げようとしてる感じというか、桐生と穂乃果が浮気してて桐生が家まで来て穂乃果を奪いにくるのはちょっと雑かなと。桐生くらいの浮気男なら別に不倫の形でも穂乃果と隠れて付き合い続けるような気がするんだよな〜ご飯だって別に独り身になる桐生の家で作って貰えば良いし。あと飲み物に毒を盛られてて〜って穂乃果じゃなくてそっちか!と思ったけどもペットボトルに毒を入れる人もそれに気付く人も絶対に毒物経験者なので草、雑。ただのサラリーマンじゃねえな。しかも桐生側もずっと毒を盛って来た相手からもらう飲み物を普通に飲んでんじゃないよ。馬鹿すぎるだろ。バレないように毒を新しいペットボトルに集めて「これあけてないよ〜」って普通に渡すのも犯罪経験者の嘘のつき方で草。
→あー違うか、毒はスムージーだけか

暗黒の羊
また主人公犯人パターンか、すごく面白いけど結末があっさりすぎてパッと脳内変換できない。もっとしっかり書いても良さそう。

なんか集中して読まなかったからかもだけどどんどん下がっていった。最初が1番面白かったけどどんどん三輪さんの書き癖?みたいなの分かってきてしまってダメだった。終わり方が好みじゃなかった。悔しい。短編小説は読みやすくて良い。

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2022年01月13日

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その洋館で殺したい人物の名前を3度唱えると羊目の女が現れるという噂…。「強欲な羊」続編の連作短編集。

人間の嫌~~な部分を色々詰め合わせなイヤミス。
前作は羊目の女の伝説ができるまでがメイン、今作は噂をベースに事件が進み、各話がどんどん繋がっていく。
最後にスリラー色が一気に加速するのは共通。今作ぶったぎりで終わったけど、続きは出るのかな。

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2021年03月15日

Posted by ブクログ

強欲な羊より先にこちらを読みました。

SNSのお話は現代っぽいですねー。

ストーカーのお話は中々おもしろかったです。

最後もう少しスッキリしたかったけど、イヤミスとしてはあの終わり方がいいのかな。

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

羊目さんが都市伝説として消化された設定だと思って読んでたのに、ラスト「因果な羊」で繰り返すのだ…ってなった。
ラスト急激にB級ホラー感出できてる所、若干引き気味になりつつもまあ、好きです。

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2020年06月07日

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