感情タグBEST3
アマアマです
とにかく甘い。
確かに可愛いから溢れてしまうのでしょうけれど、ちょっとやり過ぎてますね。
辛い思いをした分以上に幸せになって欲しいですね。
ほのぼの家族
ホテルグループ社長で保護者×引き取られた遠縁の子
溺愛パパとは、誰かのお父さんではなく受けの保護者という意味合いでした。その年の差16歳!
始まりは攻めが30歳、受けが14歳。
両親を小6で亡くしてから親戚をたらい回しにされてきた受け。ある日攻めが引き取りに来ます。風呂も毎日入れずゴリゴリに痩せて顔色が悪かったのを、ご飯を食べさせて安心を与えて学校に通わせてくれました。感謝と尊敬の念を抱きつつ攻めのために学業も家の手伝いも頑張ってきたのですが、ちょっとしたアクシデントにより恋心を自覚してしまう受けなのでした。
作者あとがきに『攻めがかっこよくならない』とありましたが、私は名倉さんの書く攻め大好きです。スパダリで受けを溺愛してて、鷹揚なのに受けに関してはヘタレで心が狭い。あとなんかとぼけてるし抜けてる。愛すべき攻めです!受けもあざとさがなくて可愛いんだよな〜。前向きで努力家でさわやかです。しかし天然ゆえ周囲にはバレバレであり、生暖かく見守られているという。そんな2人がくっつくまでのほっこりしてクスッと笑えるお話でした。
面白い
本当に面白い。スパダリをこんなに可笑しく人間味がある人物にしてしまうなんて、すごいです。大体小1時間かからず普通は一冊読むのですが、この作品は、本当にゆっくり、笑いながら、楽しんで読めました。パパの妄想がおもしろ過ぎです。ストーリーをたのしみたいので、エロシーンの分量が多いと内容が薄くイライラして、流し読みしてしまうのですが、まったくないのも大人の恋には、寂しい気もするのですが、すべてにおいて、最高でした。悪役もいて、切なくなるところもあり。好きな要素てんこ盛りでした。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
老舗旅館の次男でホテルグループ社長の泰成は、仕事は順風満帆なものの、周囲から見合いや結婚を勧められることを毛嫌いしていた。そんな中、遠縁の親戚で、家族を亡くし、引き取られる先もない、一人の青年の存在を知る。利害の一致もあり、その少年・優輝を引き取り育てることになった泰成。
月日は流れ、優輝も大学生となった。情を移すこともないかと思っていた泰成だったが、素直で健気な優輝との生活は幸せに溢れており、彼のことを大事に大切に愛おしみ、溺愛するまでになっていた。家族として優輝をずっと大切にしたいと思っていた泰成だったが、何でも話してくれた昔と違い、最近の優輝は何か隠し事があるようで……?
***
ストーリーの完全度:高い
トーン:せつない・あまあま
エロ度:低い
萌え度:やや高い
総合評価:★4.0
まさにタイトル通りのお話でした(笑)
攻めと受け、両視点から描かれたお話なんですが、とにかくすれ違いまくるので焦れったいのなんの!
本当はとっくに両想いなのに、受けは最初から実らない恋だと諦めてるし、攻めは鈍チンだしでなかなかくっ付かず非常にヤキモキさせられました(笑)
特に攻めこと泰成はなかなかヤバいキャラクターでしたね(笑)
最初の方はまだ紳士的で良かったのですが、物語が進むにつれて優輝に対しての執着度が増していき、どんどん過保護になっていきます。更には優輝に恋人が出来たと勘違いして暴走。(しかも勘違いからの暴走は2回もあります笑)
側から見たら泰成が優輝に惚れてるのなんて火を見るよりも明らかなのに、肝心な泰成自身はなかなか恋心を自覚しません。マジで鈍過ぎる(笑)
そんな泰成がようやく恋心を自覚した頃には時すでに遅し…。優輝は訳あって一人暮らしを決意し、泰成の元から離れてしまいます。
それからの展開は泰成が不憫で、読んでいる此方側としてもどうしてこうなったと頭を抱えてしまいました。両想いなのにこんなにも上手く噛み合わない事ってある?(笑)
でも、最終的に泰成が醜態を晒してまで暴走したおかげでお互いの気持ちを確かめ合う事ができ、無事ハッピーエンドです(笑)
くっ付くまでの道のりは長かったけど、文章のテンポが良いので読みやすく、また、程良くコミカルで笑えるシーンが含まれているおかげであまりストレスを感じる事なく寧ろ楽しんで読む事が出来ました。
くっ付いたのが最後の方なので当然エロシーンは少ないのですが、少ない分割と濃厚なので個人的にはエロシーンに対しての不満はありません。
ただ、おしとやかで性的な事に関しては控えめだと思っていた優輝が意外にも積極的というか、魔性っぽいのには吃驚しました。可愛い顔してるけど優輝も男の子なんだなぁ…としみじみ(笑)
そんな感じで最後まで楽しく読めた方ではあるのですが、強いて気になった点を挙げるとすれば、保護者と養い子がカップルになる事に対して周りの大人達の反応が歓迎的過ぎる(泰成の母親を除き)のがちょっと出来過ぎかなぁ…と。
創作とはいえ、倫理的にどうなの?とちょっぴり思ってしまって…。まぁ、ハッピーエンドに越した事はないし、本人達が幸せならそれで良いんですけど(笑)
名倉先生の書くヘタレ攻めは合う合わないがあるのですが、今回は割と好みなヘタレ具合でした。攻めをカッコよく!と改稿の指示してくださった担当編集者さん、グッジョブです。やはり攻めには基本的にカッコよくいていただかないと!(笑)
先生の作品は現時点であと2冊積んでいるので、そちらの方も自分好みである事を祈ります(^人^)
ちょっと抜けてるお父さん
養父と養い子で
血は繋がってないですが
冒頭からデレデレのお父さんが
ちょっと抜けてて笑えます。
両片思いのラブコメで
サラッと読めました。