【感想・ネタバレ】そして、みんなバカになったのレビュー

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Posted by ブクログ

氏が亡くなってからまとめられたもの。読書らしい読書は殆どしていなくて、勉強も、人が覚えるものを同じように覚える必要はなし、というスタンス。それでも、本書みたく地に足の着いた教育論が展開できるという凄さ。どうせバカだもん、ってすねてみせるのではなく、少しでもその知性に近づくべく努力を重ねる必要あり、ってことは分かった。

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2021年11月08日

Posted by ブクログ

知識と言う物は繋がっている。教養もまた然り。様々な教養の柱があり、それがいつしか混ざり合い、大きな柱となっていく。
どんな事でも自分が興味を持ったら徹底的に学んでいこう。それが強靭な自己になる。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

著者の本は5冊目だが、膝を打つような明快な意見に魅了されることが多い.本書も大いに楽しめる内容だったが、第5章の「年をとるってやっぱりわからない が正しい」が良かった.p169: 老いというのは、老いてみないとわかんない その通りと思う.

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2021年03月05日

Posted by ブクログ

橋本さんのイメージは編み物オジサン~戦後豊かになって人はバカな方向へ。読書って好きじゃないけど、読み込みが必要なときは編み物しながら。純文学って私小説のことで、エンタメだけの読み物だけで十分。1989に昭和天皇が亡くなってバブルが弾けたことにも皆気づかず、日本人らしい生き方を失った。歳を取るって捨象していくことだけど、実態は解らない。難病になって体力が落ちたことに気付いた。勉強嫌いの変な子で、勤めたこともないけど、サラリーマンの世界と律令制は似たもんだと気づいて、上司は思いつきでものをいうとタイトルに読者は飛びついた~勉強嫌いだけど、出来て、絵では食えないと、東大に行って、駒場祭のあの有名なポスターを描き、イラストレーターに、30歳で作家デビュー。1948年生まれ、2019年死去

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

懐かしい人に会いたいと思えるような人がもう少なくなってしまう現代。橋本治のように、全てを許してくれるおじいちゃんのような優しい人は今後少なくなっていくのだろう。
その事を考えると、「みんないつまでも若いんだな」と思った。だから、橋本治を求めるんだと。
もう誰も橋本治のようにはなれない。

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2020年05月16日

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