【感想・ネタバレ】なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのかのレビュー

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Posted by ブクログ

「セイバーメトリクスの落とし穴」と同様に多くのデータが示されており、これまで見えていなかった部分にも興味を引き付けられた。
監督の采配、球場の広さ、選手の補強と育成、DH制とユーティリティプレーヤー、フライボール革命など他書ではあまり分析されていない話題が新鮮だった。

今年からメジャーに行くことになった、山口、筒香、秋山についても触れられている。
山口については、前田、田中タイプでメジャー適正が高いと言っている。ならば10勝程度は見込めるのか?私は疑問ありだけど。
筒香、秋山にはチャンスがあるという程度の評価だがとりあえずメジャー入りできたので期待する。
過去のデータと見比べると筒香は福留、秋山は青木タイプといえるのかな?
筒香と秋山は久々の野手なのでぜひとも活躍して欲しい。
筒香はホームラン20本、秋山は打率3割を達成できるかを念頭において観ていきたい。
著者がメジャーでは厳しいだろうと評価していた菊池は結局オファーなく広島に残った。これは結果オーライだと思う。

予定どおりにシーズン開幕までに本書を読み終わったが、問題は対策失敗で蔓延してしまったコロナだ。
日本のプロ野球は開幕延期が必至だし、メジャーリーグも怪しくなってきた。
この閉塞感が払拭されて、早く普通に野球が楽しめる日常に戻れますように!

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2020年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

非常に面白かった。野球観戦の新たな視点が増えた。
監督WARが興味深い指標だった。辞任する監督は揃って低いし、そんな目立った成績を残して無いけど長く監督を務めている監督は高い。
伊東監督の監督WARが高い考察がもっと欲しかった。なぜ高いのか自分で考察してみたい。

3〜4時間で読めた。読みやすかった

何故多いのかという答えは、意外と単純だった。
だけど、そこに至るまでの要因が多くあって納得した。
人気、DH、球場、ドラフト、税金、FBR、など

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2020年01月11日

Posted by ブクログ

タイトルだけではなく、様々な角度からプロ野球を分析した一冊。
2019年11月出版。

今までにはないデータを裏付けとして様々な角度で分析しており、非常に勉強になった。

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2021年01月10日

Posted by ブクログ

WARという数値を用いるとロッテの伊東勤がいかに限られた戦力を采配で勝ちに結びつけていたか、また意外と中畑清やデーブ大久保も順位的には低迷していたがDeNAと楽天を采配で勝たせていたのかが分かり面白い。

また将来メジャーで活躍できる条件として、スラットスプリット型というキーワードが印象に残る。ピッチトンネルからストレートに近い球速で芯を外す投球とコマンド能力と再現性が重要視されていくのだろう。

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2020年01月12日

Posted by ブクログ

前作が面白かったこともあり、新作も手に取った。
セ、パの特色から始まり、標題の話や最近取り入れられたルールにも触れたりと、内容は結構多岐に渡っている。 前作読んでること前提のところもあるが、興味をそそられる箇所が多く視野が広がったように感じた。

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2020年01月06日

Posted by ブクログ

今回も独自の視点で分析され、解説されていた。
NPBの選手、監督の采配、球団経営についての内容であり、メジャーへ挑戦した選手の見解も書かれていたので彼らが活躍するかが著者の見解通りになるかが楽しみ。
素人とは思えない分析力に関しては申し分ないです。

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2020年01月04日

Posted by ブクログ

最近ネット出身の野球評論家的存在が出現している。死亡遊戯の横溝氏と本書の筆者お股ニキ氏。専門家とは異なる斬新な視点が実は本質を捉える稀有な例。Twitterで人気の筆者のアナライジングに注目!

「セイバーメトリクスの落とし穴」で衝撃的デビューを飾ったお股ニキ氏の第2作。ほとんどのメジャーリーガーがパ・リーグ出身という観点から両リーグの違いをアナライジングしていく。

他にも監督の采配を定量化して示したり、西武との先や巨人岡本のような複数ポジションを守れる存在が野手起用に柔軟性をもたらしチーム力を高めていることを指摘したり、前著に続いた独自のアナライジングが楽しめる。

また将来メジャー入が有力な選手についても、予測している。DeNA筒香と巨人山口俊は既に球団が決定、西武秋山も活躍できそうである。

感覚だけでなく、データも活用したアナライジング、前著に比べるとやや内容が薄いがタイムリーな内容が楽しめる。

(2020年11月29日追記)
日本シリーズのソフトバンクの4連勝、セパの格差が話題になる中で再読。統計データを出してはいるが、結局統計より直感に頼る感。専門家でない一般人の直感が、実は本質を捉えるという貴重な事例の筆者。前作の「セイバーメトリクスの落とし穴」にはまだまだ及ばすやっつけ仕事に思える。コリジョンやリプレー検証など新ルールに関しては慧眼。

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2019年12月27日

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  なぜ「人気のセ、実力のパ」なのか
第2章  データに見るセパのプレー比較
第3章  データに見るセパの采配の格差
第4章  なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか
第5章  セパの格差を生むその他の要素
第6章  近年の新ルールを検証する

<内容>
『セイバーメトリクスの落とし穴~』の著者による第2弾。少し尺が足りなかったのか、第4章以降は大リーグへ出た日本人の分析をセパの視点からおこなっている。あとがきを読むと多くの協力者がいるようだが、ネット世界ではこの人のような野球愛好家が目立っていくのだと感じた。データを独自の視点で見ていること。それをTwitterに挙げて、ダルビッシュに評価されること。それがこうして本を出すことになること。これは奇跡ではなく、この世の中の自然の摂理?なのだろう。むろん、分析には説得力がある(それだけのデータがあり、炉端会議になっていない)。

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2019年12月04日

Posted by ブクログ

素人とは思えない独自の観点による、数値に基づいた徹底的な野球分析には1冊目に続いて舌を巻く。個人的には1冊目のほうが面白かったと感じているが、この本も新しい野球の見方を読み手に与えてくれるものである。

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2020年01月29日

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