【感想・ネタバレ】無貌の神のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

恒川ワールドを堪能。
不穏な空気がふんわりと漂う静かでダークな世界観。スッと入っていける。雰囲気を大事にゆっくり読みたい気持ちに反して、面白くて一気に読んでしまった。

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購入済み

獣の話が良い!

2023年09月04日

どの話も面白くて、夢中で読みました!
恒川先生は非日常を描くのが本当に上手く、まるで本当に自分が不思議な世界に迷い込んだような気分になります。
カイムルとラートリーが凄く好みでしたが、他の話も負けないくらい面白く印象的でした。

#切ない #深い #怖い

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Posted by ブクログ 2023年08月23日

「化物園」より、読みやすかったです。
孤独な自分と心を通わせてくれた相手への、忠誠心というか、信頼感というか、そんなテーマが根底にあるように思いました。
幼い子供が母親と引き離されてしまうという、私にとって苦手な展開の話もありましたが、どうにかこうにか救われた結末でした。「死神と旅する女」「廃墟団地...続きを読むの風人」「カイムルとラートリー」の3作が特に面白かったです。

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Posted by ブクログ 2022年09月22日

6篇全てが傑作の、恒川ワールド全開な短篇集。
ファンタジーやホラーというジャンルを超えてむしろ神話の領域に近い幻想小説なのに、文体がとにかく読みやすく平易で、にも関わらず唯一無二。
冒頭の1行目を読んだ瞬間から、たちまちその世界観に呑み込まれてしまう…
東雅夫さんの解説もとっても素敵だったな。
「恒...続きを読む川光太郎の文体が、まったくといってよいほど奇を衒わず、常に平明かつ明晰でありながら、読む者にたいそうなまなましく、異界の感触と消息を伝えて余りある」
まさしくそのとおり。
収録作の中でもとくに『死神と旅する女』が、とても好きです。

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Posted by ブクログ 2021年06月25日

「神」と「風」をテーマとした作品集。筆者はハッピーともバッドとも、何とも言えないような結末を迎える作品が多い中、「死神と旅する女」はこれ以上ない結末であり、爽快であった。しかし、筆者の文章が持つ独特の余韻は失われることはなかった。そして最後の短編「カイムルとラートリー」は筆者屈指の名作である。「竜が...続きを読む最後に帰る場所」でゴロンドという未知の生物がいたように、今作では言葉を話す虎の生涯が描かれる。短編ではあるが、どんな大作にも負けない大叙事詩であると言っても過言ではない。誰が読んでも面白い小説であると断言できる。

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Posted by ブクログ 2023年05月03日

赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような場所に私は迷い込んだ。そこには人を癒し、時に人を喰う顔のない神がいた。(表題作)

童話やファンタジーのような、ホラーやSFのような不思議で残酷で美しい話が6話収められた短編集。
どの話も寂しく静かでとても素敵なのですが、表題作の『無貌の神』が一番好きでした...続きを読む。世界から見捨てられたような場所。神の屍を食らったものは、もう元の世界に帰れない。ヨモツヘグイ的な、共食信仰(=同じ釜の飯を食う事は、同じ仲間となったという事)の考え方が織り込まれた寂しい集落の雰囲気がとても良かったです。宗教的共食の雰囲気や考え方には何だか惹かれるものがある。

『死神と旅する女』は、この本の中では少し異色で、静かでしっとりした話の多い中では比較的活劇的……というか、さっぱりしていて爽快。時代劇のようなのにSF的でもあって面白いです。

他には、この本の最期に収められている『カイムルとラートリー』。話すことができる獣とお姫様の、異国の童話のようなお話。
本当に、どこかの国で語り継がれていても不思議ではない雰囲気があり、自由と友情を感じる優しい話です。ラストシーンも美しくて好き。

どの話も、読後に少しの寂しさを残しながらもさらりとしていて、ほんのりと優しさや希望が胸に残ります。

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Posted by ブクログ 2022年10月15日

不気味な雰囲気に完全に呑まれながら読んだ。
恒川さんの物語はすごく自然に異世界へと誘う。それと気付かないほどさりげなく。

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Posted by ブクログ 2022年07月05日

素晴らしかった。一気に駆け抜けた
全部良かったけど
"死神と旅する少女"は震えた
不思議な高揚感に包まれた。

高揚感を感じた自分に対して
ちょっと背徳感もあったが
それは正義と信念によって
許してもらえるだろうか。

"廃墟団地の風人"これも
良かった
目に...続きを読む見えない風は
嬉しい時、悲しい時
いろんな場面で吹くもの
その時の思いは上手く言葉に出来ないものだけれど
その想いを恒川さんはいつも
表現してくださる

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Posted by ブクログ 2022年06月30日

どの話もさすが恒川さんといった感じ。
私が1番印象に残った話は青天狗の乱。恒川作品の中で初めて時代小説を読んだ。見届物を届ける仕事、島流しにあった人の末路、江戸から明治への開花など時代小説として楽しめるだけでなく、不思議な面をめぐるある男の話の、結末がはっきりとわからないからこそ色々と想像を巡らせる...続きを読む楽しみがあった。私の推測は青天狗は島の住民の誰かで、とみせの放火もロショウが青天狗役の住民に託したんじゃないかと思った。根拠としては街中で遭遇したそっくりさんの反応が本当に人違いな感じな印象を受けたのと、青天狗の殺陣シーンがあまりにもプロだったこと、語り手にもとみせの女将の殺人を依頼するくらいだから色んな人に頼んでいそう、っていう薄い根拠ですが。
死神と旅する女も「時影様と時をかける少女」ってタイトルが浮かんだ。解説を読んでサムトの婆様に近い描写があること知ってさすが、と思いました。
解説を読んでわかる設定が多くあってそこもまたいい。夜市の風の古道が私は好きだけど、今回風を感じる作品が多くあって好みに近い小説だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年12月06日

特に前半に並べられた数作から立ち上ってくる、幕末~明治~大正~昭和に掛けて世に満ちていたであろう濃密な気配は実に独特なもので、それこそ「死神と旅する女」に出てくる時影のような男がそこらを跋扈していたのだろうな…と頷かせる。
小野不由美氏の「東亰異聞」の世界にも通じる色合いというか。
一転、ダークなフ...続きを読むァンタジーといった趣の「カイムルとラートリー」では、動物好きの読者に過度なストレスを掛けない展開と結末に、ほっと安堵した。

それぞれ、絶対的な説得力を持つ理屈がギミックの裏側に構築されているというわけではないけれど、なんとも言語化しにくい幻想的な魅力を醸しており、改めて著者は短編の名手であると再認識した。

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Posted by ブクログ 2021年05月28日

面白かったです。淡々と語られる昔話を聞いているように読みました。
表題作の神の造作が好きです。神を含む輪廻に飲み込まれることで保っている時間も超越した世界…好きでした。クトゥルフに同じ名前の旧支配者がいると解説にありました。
「青天狗の乱」「死神と旅する女」も好きでした。死神と〜は日本が第二次世界大...続きを読む戦に参加しなかったパラレルな世界。運命に注文された〈世界〉という絵を作る時影…死神、なのかな。絵筆はその時々で必要で。でもパラレルワールドは存在してるので、注文される世界もいくつもあるのかも。
「カイムルとラートリー」もとても良かったです。喋る「崑崙虎」かいむる、かわいいし健気。ラートリーも賢くてよいです。ふたりが出会えてよかった。

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Posted by ブクログ 2021年02月04日

裏表紙にも書いてあるように「暗黒童話」という言葉があってる。
「死神と旅する女」が一番好きでした。

気づいたらその世界に入り込んだような感覚で読めるのは恒川さんだけだなぁと思った。

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購入済み

恒川光太郎の世界観

2022年06月19日

夜市を読んでからずっと恒川光太郎という作家が気になっていました。この本も面白いけど、夜市が星5つだとすると、こちらは4つかな。でも、独特の世界観に魅了されます。

#深い

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Posted by ブクログ 2020年10月09日

たんたんした短い文章で世界を作り出す恒川さん。表題作はこれぞ、という世界観。全体的にいい意味で裏切られた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月24日

 過剰に飾り立てることのない平易な言葉で、淡々と行を変えていく短い文章で、ぞくりと背筋が寒くなる独特の雰囲気を出すのが恒川さんの本領だなぁ、と。恒川さんの短編集らしい短編集だなぁ、と、ご満悦になれる読み心地でした。

 表題作「無貌の神」は、その世界の物を食べたら帰れなくなる、超常的存在を殺めた者が...続きを読むその役目を引き継ぐなど、題材として目新しいものではないのですが、寂れた集落に漂う空虚感が空恐ろしい。
 「青天狗の乱」は、怪奇の大部分が人づてに聞いた話をまとめたものという点と、「怪奇ではなく、全ては作られたものかもしれない」という可能性を残しているという点で、他とは少々異なる趣。
 個人的に今巻で一番好きなのが「死神と旅する女」。ホラーのようでSFのようで、血腥いのに美しさを感じるこの世界観、いやぁ、いいわぁ……///
 「廃墟団地の風人」は、サブロウの目線で描かれる団地の情景や自然景のみずみずしさと、同じ目線で見る人間模様の対比が切ないです。

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Posted by ブクログ 2020年06月12日

面白かったです。短いけど世界観が凄くて引き込まれました。もっとホラーかと思ってたけどそんな事はなく、民俗伝承、時代劇、SF、童話的な話まで多彩で、幻想的な短編集です。色々な話があるので作品ごとに評価はわかれるけど、死神と旅する女、カイムルとラートリーが良かった。廃墟団地の風人、カイムル〜はハードでは...続きを読むあるけどどこか牧歌的な雰囲気で似た作品があれば読みたいな、恒川さんの他の作品も読んでみます。

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Posted by ブクログ 2020年06月10日

今回はほぼ暗黒童話。最後の話がほんのり明るい。巻末の解説がベタ褒めだがわかりやすかった。イア!イア!

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

ホラーというよりファンタジー。粒揃いの6編ですが、中でも「死神と旅する女」と「カイムルとラートリー」が気に入りました。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

本作品の白眉は『死神と旅する女』
謎の男達に殺されそうになる女の子?
度胸という性格で助かるものの謎の男と旅する事に?

まぁ好みだと思います。



何故か恒川氏の初期の作品を思い出しました。



表紙が何故か豪華に見えるのは私だけでしょうか?

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Posted by ブクログ 2020年05月04日

2020年、15冊目は、文庫化待ってて、発売日に購入した恒川光太郎の短編集。六編収録。

今回はタイトルと、ザックりした概要の紹介だけ。

無貌の神:特殊な理で成り立つ、此岸と彼岸の間の世界の物語。

青天狗の乱:幕末~明治初期の流刑地にまつわる物語。

死神と旅する女:神隠しにあった少女がその間に...続きを読む体験したことと、その後の物語。

十二月の悪魔:不可思議な町に住む、記憶がなくなっていく老人の物語。

廃墟団地の風人:飛ぶことが出来なくなった風人(かぜびと)と少年の物語。

カイムルとラートリー:人の言葉を理解し、話すことの出来る昆崙虎と、千里眼の皇女の物語。

恒川光太郎流、大人のダーク・ファンタジー、今作も健在。重複する世界観のモノがない、六編が並んでいるのも魅力。

「カイムルとラートリー」はどストライク。次いで、「死神と旅する女」ってとこ(順位付け目的でないので、以下、省略)。

東雅夫による解説を含め、納得の★★★★☆評価。

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Posted by ブクログ 2020年05月04日

現実と幻想の境界の狭間を漂うような、異界や時空間を越える物語から、SFチックなもの、そしてどこかの国の民話で伝えられていそうな獣の物語まで全6編。
『スタープレーヤー』のような、がっつり異世界と冒険のファンタジー路線も好きですが、異界であったり、どこかにあり得そうな冷ややかで残酷な不思議であったり、...続きを読むそうした恒川光太郎さんの路線も好きだなあ、と改めて思いました。

恒川さんの作品は、どこか寓話的なものが多いように思います。表題作の「無貌の神」は現実世界と異界を繋ぐ橋があります。しかし、それは異界の神の肉を食べ不死になると、目に見えなくなってしまいます。異界は敵もなく、食べ物の心配もなく安全な場所。しかし大切な出会いも、不死になり現実に帰れなくなった主人公は、活かすことはできません。そして主人公が取った行動は……

「死神と旅する女」の雰囲気も良かったなあ。
突然見知らぬ若者に斬りかかられた少女のフジ。そんなフジに対し若者と一緒にいた男は、逆に若者を斬り返せば、命は助かると言い……
奇妙な夢の中を彷徨っているような、非現実な感覚も好きですが、物語の意味が明らかになってくるとともに、死や罪が世界の中に目に見えないほどに渦巻き、そして自分たちの預かり知らない幸せを左右している、そんなことを考えさせられました。

「廃墟団地の風人」は突然空から落ちてきた“風人”と、その風人を唯一見ることの出来る少年の物語。童話のような設定から、悪としか呼びようのない存在が二人を脅かし、そして現実は変わらないのに、どこか新しい世界に降り立ったような気持ちになる短編。

最終話に収録されている「カイムルとラートリー」も童話のような、それもどこか外国で昔から伝えられていそうな、異国情緒もある短編。人の言葉を話す獣と、どこかの国の皇女の自由をめぐる物語。ラストシーンの光景がただただ好きです。

多種多様な物語たちですが、恒川さんの著述は常に変わらないような気がします。どんなに奇抜な物語に対しても、文体は飾りすぎず、どこか一定の距離を置いているよう。前に寓話的と書いていますが、物語の中でその世界やストーリーの解釈的なものは、決して語られることは無いように思います。

様々な物語たちが自分の心の中にスッと立ち現れては、余韻だけを残して消えてゆく。その余韻をどう解釈するかは読者次第で、あくまで恒川さんは自らの奇想やアイディアに対し余計な味付けは排して、読者に提供しているように思います。

一応自分の中では、それぞれの短編に共通するテーマはあったように思うのですが、それをここで得意げに書くのも野暮に思えてきました。様々な物語が立ち替わり入れ替わりやってきて、それをつかもうとしても追いつけなくて、自分はただその物語の残り香を感じ、当てもないことを思うだけ……

やっぱりこの読後感は、恒川さんにしか書き得ないなあ。

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Posted by ブクログ 2024年01月29日

久々に恒川さんの短編小説を読んだ。これまでに読んだ著作よりは若干、余韻が弱い話が多いようにも感じられたが、やはり日常の隣りにある非日常(怪異)を、時に不気味に、時に切なく表現していて、どれも琴線に触れる物語だった。「「境界」を越える」というのが本書のテーマと言えそうだが、それが何を意味するのか、何を...続きを読むもたらすのかは、まさに6通りである。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

恒川さんは2冊目。短編集ということもあり読みやすかったです。少し不思議で少しぬるりとした感触の物語の中でカイムルとラートーリーのお話はもっと長く読みたいなと感じたお話でした。

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Posted by ブクログ 2023年04月20日

じんわりと不気味さがあるが不快ではない、不思議な感じが良かった 全話面白かった 特に神様の話と死神と少女の話は面白かった

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Posted by ブクログ 2022年05月10日

所謂リアリズムの範疇には収まりにくいことくらいしか共通項のない、様々な傾向の小説を集めた短編集。ハッピーエンドとは言えないように思うが、読後感が爽やかな「死神と旅する女」「カイムルとラートリー」の二作が印象的。

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Posted by ブクログ 2022年02月13日

一時期よく読んでいたが、この作者の作品を読むのは久しぶり。6篇の短篇集。
ホラーまではいかないが、怪談・寓話・民話・都市伝説の絶妙な混ざり合いが好き。
裏表紙にある暗黒童話が言い得て妙。

神と呪いは紙一重な「無貌の神」現代社会がチラ見えするところが逆にとても遠い場所にいるように感じられる。

「死...続きを読む神と旅する女」日常生活を送るには劣っている者が持っている異様な素質、と書くと少年漫画のようだ。読んでいる時には思わなかったが。
時を超えて歴史に干渉する話はどうにも好みである。

「カイムルとラートリー」読後の切なさと爽快さが良い。途中の展開も読みたいところではある。

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Posted by ブクログ 2021年03月20日

文通仲間との、文通読書会の今回の課題図書。
短編集で、どれも異界のものがしっかりとした存在としてこの世に存在する。
顔のない神様は人を食べ、その神様を倒したときは神様を食べる人たち。彼らは神様とひとつになることを麻薬のような救いに感じている。
無罪の罪で島流しにあった男は、差し入れられた青天狗の面を...続きを読むつけ、虐げた武家の人間を人外のものに憑かれたように襲っていく。
女の子が出会った男は、世界の流れを変えることで絵を描く。彼女に小刀を渡し、77人を切れば家に返すと、約束した。彼女はたくさんのさまざまな人間を斬り、そして彼女は未来、戦争で焼かれなかった東京の土を踏む。
廃墟と化したマンションに落ちてきた風は、ひとりの少年と交流をしていくうちに、空へと帰る術を失う。そして自身の消滅を感じながらひとつの時間足を踏み入れていく。
一匹の崑崙虎の子供が、身を守るために身につけた『言葉』とともにさまざまな人の手に渡り、そしてたったひとりの王女様と檻を出ていく物語。
それぞれが独立している短編。そのどれもが世界が確立され、その中へと強く手を引かれて入り込んでしまう。物悲しさや、怖さとともに、あたたかさが内側にシミを作る。淡々とした文章と、ドラマチックな内容。あっという間に終わってしまう長さが口惜しいくらいだった。そしてどれもが美しい。結晶を作り出す作家さんだとおもった。

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Posted by ブクログ 2020年07月11日

神はかつて、人だった。
人はかつて、神だった。

人と人ならざるものが共存し、交じり合う、その遣り取りが、
淡々と、余計な脚色を省いた文体で語られている。
そして、いくらか時代性を感じさせる舞台設定が、
彼らと読者とのあいだに充分な距離感を生み出しているように思う。

その世界では、神は人の上に君臨...続きを読むするのではなく、
また、人も神を高く祀り崇めるのではなく、
同じ舞台で生きていた。
ただ同じ物語のキャラクターとして。

神に顔が無いのは、人がそれを見てはいけないからなのではなくて、
神もただのモブに過ぎないからなのではないだろうか。

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