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Posted by ブクログ
Youtubeで活躍中のQuizKnockさんの著書。東大や早稲田等の卒業生や在校生から成るQuizKnockのメンバーが、どのような工夫をしながら勉強に取り組んで来たか、コラム等も交えながら書かれている。主に中高生向けで書かれていると思われ、とても読みやすい。個人的には生涯学習は大事だなと思っており、勉強に興味のある大人が読んでも楽しめるのではないかと思う。
①好きなもの言語化ワークシート
②マインドマップ
③困難分割ワークシート
上記の3つを使用して、①好きを深める、②より多くの「好き」を見つける、③「困難」を特定して解決に向けたヒントを得る、これらによって勉強を楽しく継続していこうと説いている。義務教育の期間中は沢山の勉強を無理矢理やらされる感があるので、勉強に苦手意識があったり、継続が困難だったり、勉強が楽しくないと感じる理由はひとそれぞれ。なので、読者自身の好きなものは何か?好きなものを深く知るのは楽しいよね?ってアプローチ。それでも内容が難しくなったり困難にぶち当たったら目の前のハードルをできる限り小さく低くすることで、乗り越えていこうとアドバイスしてくれている。この本は「勉強を楽しみ、継続するコツを教えてくれる」のが一つの要だと思うのだけれど、もう一つ「自分で考えて計画をたて、実行し、困難にあたったら解決策を考え再び実行する」辺りが社会人のPDCAサイクルに通じるなぁと思う。こうやって癖付けながら頑張ってきた人間は、社会に出ても自分の頭を使ってしっかりと仕事をできるようになるのではないかなぁと思う。とてもいい本でした。
Posted by ブクログ
章ごとに漫画が付いているから「まず活字が無理」って人や子どもにも勧められる。その後の説明部分も見開きでまとまっていて見やすい。ノウハウが詰まってたら段々嫌になってくるが、内容量が適切。
勉強が楽しくなると謳う本ではあるが、勉強に限らず自分が心から楽しいと思えることを極めたい人みんなに参考になるはず。ワークを通じて勉強をやる理由が見つからなかったら無理にやることもないという考えも伝わってくる。
私は勉強については、人との共有・共感が楽しみにつながるという感覚が全くなく、一人でやりたいタイプだったけど、あと一歩足りなかったのはその部分だったのかもと思わされた。私はQuiz Knockのみなさん同様バリバリ受験を楽しんだけど、受験勉強をほとんどしたことがない人が読んだ時の感想が聞いてみたい。
Posted by ブクログ
勉強ってなんのためにするの?というところから、自分のため、楽しいからと導く。
ワークシートを使い自身ではどうなるかを掘り下げて考えられるのは魅力。
中高生がメインだが、大人の勉強や、勉強以外の困難にぶつかっているときにも応用できる。
Posted by ブクログ
よく見るYouTubeのチャンネルであるQuizKnockの本来の姿であるQuizKnockの出している、勉強のモチベを挙げるアレコレ。
自分自身は勝手に勉強していけるけど、人のモチベも考えなければならない歳になったので、参考であったり、やっぱ超第一線で勉強というものを考えている集団の知恵を頂くつもりで。
まずはやっぱり自分自身の研究からはじまらねばね。
日本の子供達の教育水準が上がれば良い。
Posted by ブクログ
まず形式に驚いた。
1章ごとに漫画を組み込みながら文章で軽く説明。
読んでほしい対象が「勉強が苦手な人」ゆえ文章がひたすら羅列されてるわけではないのでとても簡単に読めた。個人的にはとても助かった。
この本を読むだけで勉強が楽しくなる!というよりは勉強を楽しくさせるためのプロセスが書かれている。要は勉強を楽しくできるかは自分次第ということ。自己分析という言葉が本当に様々な面で大切な事なのだと再認識した。
Posted by ブクログ
何で勉強しなきゃいけないのかなとか、勉強って意味あるのかな、なんて思ったときに読んでみるといいかもしれない。
とても読みやすくて、気軽な気持ちで読める本です。