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Posted by ブクログ
冒頭の生々しい描写から引き込まれました。
ジャンルで言うと、ミステリーかホラー若しくはミステリーホラーになるんでしょうが、ジャンルに拘らずに読めば東野圭吾作品だなと納得。
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めっちゃ怖かった…
夜中に読むんじゃなかった、と少し後悔
いつの時代も怨念は女なんだよなぁ
女性だからこそ怖さが増すような。
(だいたい幽霊って髪の長い女だしね)
でも私は面白く読めたし、いろんな謎がうまく重なって気がつけば物語に入り込んでいた
ホラーやけど、現実感があったから余計恐怖を感じたわ
やっぱり東野圭吾はうまいな、と思った。
個人的にはけっこう好きな作品だった。
でも昼間に読むのをおススメします…
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東野圭吾は罪を犯した人に非常に厳しい印象があったので、途中までモヤモヤと違和感を持ちながら読み進めましたが、真相がわかり納得がいきました。やっぱり安心と安定で面白かったです。
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冒頭の、交通事故にあい損壊されて死にゆく肉体の描写がとてもリアルで、自分がもし事故にあったらこう感じて死んでゆくのかと、事前学習しているような気分になった。
ただのピアノの先生だった女が、事故で殺されたことにより、その恨み憎しみが伝播してゆく様は、影響力が大きすぎてある意味尊敬してしまう。それほど、生に執着する強さを私は持てるだろうかと思った。生霊となったように男を翻弄し、人を次々に狂わせていくエネルギー量も凄まじい。
人は簡単に壊れてしまうこと、人は他人に甚大な影響力を与える可能性を秘めていることを再認識させられた。
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序盤は謎が晴れずにモヤモヤとした、終盤にかけてゾクゾクとする感覚があった。
そして最後の一文で、主人公と同じように全身にブワッと鳥肌が立つ感覚を覚えた。
続きが気になり、ページを捲る手が止まらない一冊だった。
Posted by ブクログ
ミステリーホラー小説って印象。
展開がいつも通り面白くて一気に読んでしまった。
読み終わったあと、あと引く感じ。
ミステリー的な面白さはもちろんあるんだけど、交通事故をテーマにしてて、交通事故に巻き込まれることに対して考えさせられる話だった。
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交通事故がテーマのミステリ。自分自身も車を運転するので、あまり他人事とは思えなかった。非科学的な要素が強かったので、東野先生もこのような話を書かれる事が意外だと思った。
Posted by ブクログ
一つの交通事故から物語が始まり、断片的な記憶喪失の主人公が少しずつ真相に近づいていく。
誰を信じたら良いのか?
事の真相は何だったのか?と小説の世界にどんどん引き込まれて行く。
最後の最後まで読み応えがあります!
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刺激的。そして、切ない。
“人間というのは、いかにも辛そうにしている時より、見た目には明るく振る舞っている時の方が、その内側にある悲しみは深いというからねえ。”
自称「人間不信」とか「人間嫌い」とは別物。
他人に知られたくない悲しみほど、悲しいものはない…。
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記憶喪失になった主人公が、記憶を取り戻しながら不思議な事件に巻き込まれていく話。ホラー要素もあると感じるほど不気味ではある。
事故、事件には被害者の数だけ加害者がいるのだと思い知らされる。怨念や幽霊じみた少し信じがたい話だが、読み進めるにつれこちらも寒気のするような世界に引き込まれていく。
ダイイング・アイは被害者と加害者という関係に注目している小説である。ミステリーとしても話の筋が少し珍しい展開をしているのではないかと感じる。
彼には死んで欲しくなかった…。
Posted by ブクログ
展開が読めず一気に読んだ。
あり得ない話だけど、同じような出来事がこの世の中でも存在しそうな気がして怖くなった。
憎悪は恐ろしい。
運転には気をつけよう!
Posted by ブクログ
最後まで展開が読めず、ページをめくる手が止まらなかった!
最後まで読み終わってから、やっとタイトルの意味に気づいて、なるほどな〜って思った
ゾクゾク感が止まらない!
Posted by ブクログ
店の品物を横流しした判決と、人が亡くなった事故を起こした判決が大差ない。
「加害者も、「自分だって運が悪い」程度の認識しかもたない。年間一万人の交通事故死者がいるということは、それに近い数の加害者も存在するはずだ。彼等はたぶん意外に軽い量刑にほっとしながらも、ただひたすら自分に起きた災いを忘れようとしているのだろう。そして加害者が忘れることで、被害者は二重に傷つけられる。」
なかったことにはさせない、被害者の無念と執念、がダイイング・アイには込められている。
ホラーのようだけど、場合によっては、こういうことあるんじゃないかとも思う。
流石に面白い
物語の開幕から中盤にかけての焦らし具合、そして中盤から真相までの加速感が絶妙に上手く、伏線も見事に回収されていてとても面白い作品でした!
流石は東野圭吾さんだと改めて感心しました!
ただ、一つだけ…少しファンタジー感が強かったかな?と思いました。
そしてそのファンタジー部分が物語に強く絡みすぎている様に感じたので、あくまでも個人的にはそこが残念と言うか、「それで片付けて欲しくなかった」と言う想いが残りました。
でもとても世界感に引き込まれてしまい、非常に面白い素晴らしい作品でした!
Posted by ブクログ
冒頭の謎が読み進めるにつれどんどん色を変えていき、登場人物も増え厚みを増して先が気になり読む手が止まりませんでした。
途中まさかのSF的方向に行きかけさすがに⁈となりましたが終盤に回収されほっと胸を撫で下ろしました。
わりと賛否あるようですが、個人的には楽しめましたし結末の若干の後味の悪さも逆に不自然さがなく良かったと思います。
Posted by ブクログ
「東野圭吾」の長篇サスペンス作品『ダイイング・アイ』を読みました。
『使命と魂のリミット』に続いて「東野圭吾」の長篇作品です。
「東野圭吾」作品は6作品連続ですね。
-----story-------------
誰もが少しずつ嘘をつき、
誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した「雨村慎介」は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる「慎介」だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
誰が嘘をつき、誰を陥れようとしているのか。
やがて慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女が現れる。
女の正体は、人形職人が甦らせた最愛の妻なのか?
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。
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交通事故に遭い、生命を断たれる女性の、死を迎える瞬間を本人の視点から生々しく描いたプロローグ… 怖いけど、印象に残り、そして作品の中に一気に惹き込まれる見事なオープニングでしたね。
幸せだった人生を突然終わらされたことに対する強い恨み、、、
肉体が滅びても憎み抜いてやる… と、生命が絶たれる瞬間まで加害者を睨みつけた眼が、その眼の力が、加害者と関係者への復讐を果たす物語です。
直接的な加害者は「雨村慎介」だ… と、読者に思い込ませるような序盤、、、
「雨村慎介」本人も仕事帰りに頭を殴打され、交通事故前後の記憶を失ったことで、自分が加害者と思い込んでしまうので、完全にミスリードさせられるわけですが、同棲していた村上成美の失踪や謎の美女「瑠璃子」の登場、そして「雨村慎介」の記憶が徐々に戻ることにより、少しずつ真実が明らかになります。
中盤以降は、「雨村慎介」が、複雑に絡み合う交通事故の真相と「瑠璃子」の正体を明らかにして行く展開、、、
「岸中美菜絵」を死に至らしめたのは、「雨村慎介」なのか、「江島光一」なのか、「木内春彦」なのか、それとも、別な誰かなのか… いやぁ、意外な人物でしたねぇ。
それぞれの利益を考えた身代わり… 許されることじゃないですね。
そして、「瑠璃子」の正体は、、、
死んだ妻のことを忘れられない人形職人「岸中玲二」が創った「MINA-1」なのか、幽霊なのか、それとも別な誰かなのか… 交通事故の真相を知ることで、その理由も明らかになります。
「岸中美菜絵」の怨念の強さを感じて、ぞくぞくっとする展開でしたね。
眼を使って身体の自由を奪う等の超常現象があったりして、少しオカルトというか、ホラーの入った作品でしたが、被害者の気持ちを察すれば、それくらいのことはできても当たり前な感じがしますねぇ… 自分が被害者の立場であれば、同じようなことを望むと思います。
真の加害者が不幸な人生を歩むことになる結末には納得感あり、、、
交通事故って、無くす事はムリでも、減らすことはできるはず… 自分が加害者にならないよう、細心の注意を払って運転すべきだということを改めて感じました。
ちょっと残念だったのは「瑠璃子」の「雨村慎介」に対する行動の一部が解せなかったことかな、、、
殺そうと思えば、殺せたはずなのに、生かしておいたこと、
(結果的に、それが真実を知ることになるのですが… )
「雨村慎介」との間に子どもを欲しがったこと、
その2点が合理的な行動とは思えませんでしたねぇ… キチンと読めば解るのかもしれませんが、真相を知ると不自然だったと思えてしまいます。
まっ、トータル的には十分楽しめる作品でした。
備忘用に主な登場人物を記録しておきます。
雨村慎介(あめむら しんすけ)
上京後、大学をドロップアウトして夜の世界に入る。
現在は「茗荷」でバーテンとして働く。
事故を起こした過去の記憶が欠落する。
実は、ある人物と取引をしていた。
村上成美(むらかみ なるみ)
ホステス。
慎介と同居していたが、彼が記憶を失った後、失踪してしまう。
江島光一(えしま こういち)
バー「シリウス」オーナー。
慎介のバーテンとしての素質を見抜き、一時期店で働かせていたが、事故後に「茗荷」に移動させた。
寛容な性格の一方で、強かな一面がある。
木内春彦(きうち はるひこ)
帝都建設社員。慎介の運転していた車をよけきれず、結果として女性をはねてしまった当事者。
その後、羽振りのよい生活を送っている。
実は重要な秘密を持っている。
岸中玲二(きしなか れいじ)
マネキン制作会社勤務。
事故で死亡した女性の夫で、慎介を襲った後に、服毒自殺を遂げる。
岸中美菜絵(きしなか みなえ)
慎介が起こした事故によって死亡した女性。
死の間際に運転手に向かい恨みの目を向けた。
上原ミドリ(うえはら みどり)
帝都建設の社長令嬢で木内と婚約する予定だったが、突然破棄されている。
瑠璃子(るりこ)
「茗荷」に突然やってきた謎の女。
美人である上にその目でほかの人物を魅了していく。
ダイイング・アイ
裏腹な人間模様にびっくり。そして主人公の人間としての感情、だれもがどこかでもっているきもち。人間てなかなか自分を律すること
ができないなーと言わないけれどれど欲深いところなど、、だけれどやはりまっとうに生きることを実行しなければなと思ったり。
現代のITの世界をくししたりといいつつ怨念の祟りだったりと新旧複雑に入り交ざっている内容でしたね。
読みたいという欲求が増してすごく早く読みました。
ぐんぐん進みました。
東野圭吾さんの作品は初めてでした。以前から興味は沸いていたのですがなかなか思い切れなくて。あぁ早々初めにもう一冊読みました。
流星の絆です。さまがわりのてんかいにおどろいたりえぇーーこんなことってあるの?などでした。流星の絆がダイイング・アイをよむきっかけになりました。
また違う作品も読んでみたいと思っています。各方向から人間愛を感じたのですが。
Posted by ブクログ
ホラーならホラーでそちらに振り切って欲しかったのが正直な感想。もやもやとした謎がいくつか残るが、どれも謎のままでいいとも思えないような謎でスッキリしない。結局どのような形で慎介に復讐するつもりだったのか。小塚刑事も油断していたからといって、そんなに簡単に殺されるだろうか。催眠状態に陥って自分を美菜絵と思い込み、ダイエットと整形で近づけたのはわかるが、性的テクニックは向上するだろうか。それでも東野圭吾だけあって読ませる力は抜群。
Posted by ブクログ
純粋なミステリー要素と、リアルではあり得ない狂気さのバランスが絶妙で読み応えがある。主人公が応援したくなるような魅力があるかと言われれば、そうではないが、だからこそ主人公に感情移入しすぎず、客観的に物語に没入できる。
Posted by ブクログ
どんな展開なんだろうと思いながら読み進めていたが、なんだか変な風に着地した感じ。身代わりになったのはわかるけど、瑠璃子の行動も謎だし催眠術?とかよくわからないし。推理小説ではなくて呪いのお話なのかな。
Posted by ブクログ
最初で引き込まれる。ストーリーは怪しげで不気味で怖かった。記憶が戻っていき最終的に様々な人物が絡んでいたという展開はそうだったのか〜となった。
Posted by ブクログ
一部の記憶を失った主人公が、自身が起こした交通事故の真実を探っていくお話です。事故の真相や、謎の女の出現など、先が気になってサクサク読めましたが、性描写がちょっと気持ち悪かったです…
Posted by ブクログ
東野圭吾だし、映像化もされているとのことだったので、面白いだろうと思って、読んでみた。
交通事故で死なせてしまった人の夫から襲われてけがをした主人公が、事故の真相を探るうちに事故の関係者が隠している真実を知るという内容。
読んでいるうちにどんどん謎が深まっていくので先が読みたくなってしまう書き方は、やはり東野圭吾はうまいと思う。
ただ最後まで読むと、決着の付け方がオカルトっぽいし、警察関係者でもない主人公がそんなに情報を集められるだろうかという疑問が残るので、あまり満足度は高くない。
Posted by ブクログ
東野さんのちょっと前の読んでなかった作品。2019年の春に今は亡き三浦春馬君主演でWOWOWで連ドラ化されたものだが、この時期は日本にいなかったのでそれは見てない。以前の事故の真相が徐々に明らかになって行くところはさすがに東野さんだが、タイトルになってる件については個人的に好きではないな。まあ、しかしエロい。高橋メアリージュンか・・・
(24/1/31再読も同感)
Posted by ブクログ
ミステリーありつつも、ホラー要素が強かったー((( ;゚Д゚)))
読み終えた後も、なんだかスッキリしない…。
そんなお話でした。
主人公は、以前交通事故を起こしていた。
その被害者の旦那が、主人公を襲う。
その影響か、交通事故のことをスッカリ忘れてしまう。
だけど、この事故は複雑に絡み合っていた。
記憶を取り戻しながら、事故のことを思い出していく。
とにかく、事故で亡くなった岸中美菜絵の描写が
生々しくて怖かった。
こんなに怖い表現もできるなんて、東野圭吾さん
ヤバすぎ!!