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Posted by ブクログ
この本を読んでから、紙媒体の本に線や言葉をどんどん書き込むようになった。
その方が頭に入るし、キレイに読む本は学びが浅い。この本の内容はとても広い意味で独学の術を述べた本で、難しかったが、この本を読破した達成感は心地よかったし、他の厚めの難しい本もあまり苦に感じなくなってきたので良い読書経験になったと思う。
Posted by ブクログ
この本は単なる独学「術」の本ではない。独学と毒親。2つの面をいったりきたりすることで筆者自身が浮かび上がってくるという構成になっている。
独学とは学術や芸術等に関する作品(モノやコト)とのコミュニケーション(対話) である。本書はその対話がどのようになされているか、それが筆者にどのように役立っているかを数多い作品を例に示したものである。
初中等、高等学校、大学、生涯学習等の教育、セミナービジネス等教育が溢れているが、現代においてそのタイムリーでありフィットしているとは言い難い。故に「独学」が必要なのだと主張している。
裏テーマとなっている「毒親」の話も結果的にはそれをキッカケにしたり、バネにしたりと本人人格や知識や施工の洗練に役にたっている。他責にせずに自身の向上に精力を費やすことが肝要なのだと身を持って行っており、それを包み隠さずさらけ出しているところにこの本の本当の意味がある。
勇気をもらえる本である。