感情タグBEST3
短編なのに強烈な余韻
礼央の父親が、我が息子に出来なかった教えや愛情を半朱に注ぎ…父親の死後に半朱が礼央に父親の思い出を共有しながら伝える…そして、ラブドールとしての本来の役目を終えて交わる事の愛情を知り物言わぬ人形に戻るという不思議でなんとも言えない寂しさを覚える短編でした。父親という人物を半朱を通して垣間見て偲ぶ良い日々とも捉えられるし、半朱と過ごした日々と重ねた体で礼央は何を思うのだろう…
少し悲しいショート・ショート
星新一のショート・ショートに出てきそうな少し悲しい余韻の残るお話しでした。読み手に色々想像させるお話しを描くのが上手ですよね。面白いお話しです。
絵が上手い
丸木戸さんの作品が気になり、とりあえず安いやつを買ってみました。不思議な作品で、切なさはありますが、短いのでそこまで悲しい気持ちにはならなかったです。