【感想・ネタバレ】東京普請日和のレビュー

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Posted by ブクログ

破天荒な兄と真面目な弟。
2人ともものづくりに携わっていて、兄は芸術、弟は建築。

初めは「これ、なんで読みたいと思ったんだっけ?」とはてなマークが頭に浮かんでしまうくらい失敗した感が強かった。
でも、なんとなく読み進めていくうちに、物語に引き込まれていって、続きが知りたくなってしまった。

弟の郁人が、兄・英明のスケッチに影響を受けて、東京に対する考え方の広がりを見せたところは見せ場なんだろうなぁ。読んでいて初めて楽しい気持ちになった。

ストーカー女や瀬堂あまねら脇役との出来事が兄弟の日常を彩って、とてもカラフルな物語になっている。
"城を獲るかのような"沖田のセリフに、タイトルの「普請」の文字、まさに時代を変えれば城の普請みたいなものなんだなぁと思ってそこにかける意気込みみたいなものを感じてみたり。

英明の郁人に対するライバル心は、私もとうに気づいていたのに、知らないのは本人だけ…なんていうところも、彼らの日常に入り込んだかのようですごく面白かった。
以前読んだ湊ナオさんの本イノセントツーリングよりこっちの方が断然面白い。

ただ、お仕事小説、というカテゴライズで選ぶとちょっと違和感があると思う。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

オリンピックやる前提の話でそこがすごく寂しい感じになってしまっていました。2020東京オリンピックなんてなかったんだよ

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2020年12月26日

Posted by ブクログ

どうして、日経小説大賞?これまでは、何かしら経済カスってたが・・・。2020 後の都市計画と言われても?

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2020年09月26日

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