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Posted by ブクログ
セムコスタイルの日本で独占的にコンサルティングできる権利を有した会社の代表がセムコスタイルという働き方がいかに組織を変革していくのかを解説した一冊。
著者がブラジルを代表する企業であるセムコ社のCEOリカルド・セムラーに会ったことからセムコスタイルという高い成長率を維持しながら離職率が2%という働き方と出会いそれを実践することで自らも結果を出し日本でも様々な企業に導入するに至った経緯を本書で知ることができました。
働く人の豊かさを優先し、自分の会社を最高と誇らしく思えることを目指して、ルールや制度で社員を管理しないことや管理からコーチングやサポートへとリーダーの役割が変化していくこと、メンバーに権限を与えることやチームメンバーや階層を多くしない事など従来の働き方とは違うことが多くあると感じました。
そしてそれらを実行するために信頼、代替コントロール、セルフマネジメント、徹底的なステークホルダーアライメント、創造的イノベーションの5つの原則でセムコスタイルは成り立っていて
ルールや規則で縛らず自分で決めた目標を達成する、リーダーはメンバーを信頼してそのためのサポートに徹する新しい働き方は非常に興味深いものであると本書を読んで感じました。
休暇制度や委員会なども働く人が豊かな気持ちで働くことのできるものであるとも感じましたが、仕事においての責任もしっかりとしていてメリハリのあるものでともかんじました。
また、同社がサポートする導入事例も参考になりました。
本書で紹介されているセムコスタイルを実現するためにもまずは確固たる信頼を築いていくことも大切であると感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
お互いに信頼し合う組織づくり
物事に対して3回whyを繰り返す
全ては旅の途中、失敗することを恐れずに小さなところから変えていくことが大事
情報を開示することで社員が各々の力を発揮しようとする
何もしないリーダーシップ
リーダーが意見を言い過ぎてしまうとそれが絶対になってしまいメンバーの考える習慣を奪ってしまう。目標設定をしてどのようにすればメンバーが達成できるかは、メンバー自身で考え実行していくことのサポートをしていくことがリーダーとしてふさわしい姿
Posted by ブクログ
1.目的
新しい組織のあり方が色々出てきた中で、注目したかったセムコスタイルを理解する
2.得られたこと
全員参加型リーダーシップの仕組みがよくわかった。主体的に動くための仕掛けは、いろいろとチャレンジできそう。
「イノベーションの敵は、頑張ること」
ここに仕事環境を整える根本がある。働き方改革の本質を感じた。
3.アイデア
時間短縮ばかり先行する今の働き方改革に、このスタイルを比較提示したい。
創造的イノベーションに必要な要素の一つに「信頼」とある。その通りだと思う。
「ニューヨークのレストラン、もっと薄くてカリカリしたフライドポテトが食べたいと強く要求されたシェフが怒りにまかせてじゃがいもをとんでもない薄切りにして硬くなるまで揚げた、これがポテトチップス誕生秘話。」
これ、信頼の例??ここにちょっと違和感あり。
「Make work awesome ! 働くのって最高!」
これってどんだけ仕事を楽しめるか?ってことだと思う。