【感想・ネタバレ】絶滅野生動物事典のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イヤな気分になる本を読んだ。

美味しかったから
美しかったから
希少だったから
人間に邪魔だったから
人から見た理由によるものもだが、
切ないのは、人を恐れなかったから

食べるため人が生きるためならまだしも
楽しみのため、暇つぶしに
意味もなく生命を絶つ、という行為。

人類がいなかったら生きるバランスが取れていた世界に
ヒトが足を踏み入れたばっかりに
ヒトの側にたった動物が一緒に入り込んだから。

失われた種は決して再び現れることは無い
自然が選択する自然な進化の道も絶たれる
こういうことも忘れてはならないのだろ。

害獣、害鳥、害虫、なんて人類本位の呼び名だろう。
当たり前の様に存在する隣人を
同じ星に生きるものとして尊重し
敬意を持って接しなければならない。

1
2020年03月05日

Posted by ブクログ

人を恐れなかったばかりに乱獲され、ゲーム感覚で殴り殺される。

ペンギンのように抵抗できない動物を食べもしないのに殴り殺すという感覚は理解ない。

切ない気持ちになりましたが、良い本でした。

0
2024年06月05日

Posted by ブクログ

哺乳類と鳥類の絶滅種などについて、その生態や絶滅した要因についてまとめられているが、とにかくその種数が多く、初めて知る生物も多くいた。

0
2021年10月17日

Posted by ブクログ

『ざんねんないきもの』シリーズで子どもたちに大人気の今泉先生の著作。この本は趣きが異なり、ただただ淡々と絶滅種の羅列と説明がなされています。しかしながらボリュームといい情報量といい、さまざまな分野からの引用もあり(特にオオカミの項)読み応えがある本でした。随所にあるコラムも勉強になります。
人間のエゴイズムによりいとも簡単に絶滅に追いやっていくさまは、読んでいて苦しいものでした。野生動物の支え無しに、地球環境は成り立っていかないことをもっと真剣に考えるべきと思いました。

0
2023年01月30日

「ノンフィクション」ランキング