【感想・ネタバレ】見初められたはいいけれどのレビュー

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じんわり良い話

北米大財閥のおぼっちゃま×苦労人のリーマン

表紙は、黒髪が攻め。お母さんが日本人のハーフ。
桐島は両親を事故で亡くし、児童養護施設などを経て自力でお金を貯めて大学に行ったという苦労人。顔が良いのもあって環境的にも人間関係でもつらい思いをしている。しかし幸運なことに超一流企業に就職できた。エリートに囲まれ必死で仕事をしているある日、部長から取引先の息子の世話役をしてくれと頼まれる。どんなドラ息子かと思いきや、彼は彼で特殊な生い立ちに苦労していた。

受けが世捨て人みたいなリーマンです。攻めを妬むことも取り入ることもせずに単に自分との差を比較するだけで課された役割を淡々とこなす毎日。境遇的には天と地の差ほどもある2人を作者は最初に提示してきますが、数度目の邂逅で攻めの心の闇にはぐっときました。彼の孤独を垣間見て、受けはちょっとシンパシーを感じてしまいます。そして彼によって頑なだった心が本当に少しずつ解れていく。

必死に掴み取った一流企業の席にしがみついていたのが、最後には『そうなったらどこかに転職しようか』と攻めと共に歩む人生をとうとう選びました。
設定は派手ですが、しっとりじっくり心の動きを追った良い作品です。最後に心がホワッとなるような、水原先生のこんな感じの作品大好きです。

1
2021年07月14日

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結構深かった

なかなか素直になれず
自己保身する主人公だけど
生い立ちを思うと憎めません
それを上手く包み込むジョッシュ。
すごく相性良い二人で今後が気になります。

1
2021年04月07日

匿名

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良かったです

主人公の澄人が頑張り屋な所、お相手のジョッシュが性格良すぎな所に好感が持てました。多国籍企業のオフィスの描写で、時差で朝からメールの山とか、現地との会議の準備が大変...とかもリアルで。ジョッシュがこれからも、澄人の素っ気ない部分に愛想を尽かさないでいてくれますように笑

#胸キュン #切ない #タメになる

0
2023年05月08日

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