感情タグBEST3
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殺し屋シリーズ3作目!!まっっっっっじで!面白かった!
いいキャラクターだな〜ほんとに(;;)(;;)
終わり方大好きだよー!はー!はーーー!
死に方も好き!!!!はーーー!!!!!殺し屋のいい最後ってやっぱり罪を受け入れて死ぬことなんだよなあ!
息子との共同作業で医者倒すのヤバすぎて気持ちよかった…あああ〜ままにオススメした!
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医者がそれほどまでに隠したかった秘密はなんだろうと思ったけど、兜だって知らなかったわけだし、読者が知る必要もないなと思った。
コミカルな会話と最後のシーンがお気に入り。
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面白かった。好き。
大絶賛の感想を書かねばならない。
槿が仕事してない。
克巳にボウガン刺しといた方が面白いのに。
ボルダリングで急に三宅さん。
この手のキャラの人は、
看板に書かれた文言に引き寄せられてボルダリングジムには通わない。
あの手の場所は、
壁を登ると称し欲求不満の男女がどうにかして自分勝手な欲望を満たせないかと湧いて蠢いている、登る女のケツしか価値のない魔の巣窟なのだ。
ああ、だから妻の尻に敷かれているのか。
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"カマキリの斧を甘く見てるなよ"
"いつか、がつんと"
「凄腕の殺し屋だが恐妻家」の兜の物語
伊坂さんの殺し屋シリーズの中でも、殺し屋の面以外の日常が絡んだ場面や家族との会話が多く、その分兜に感情移入しやすかった。
もちろん戦闘シーンもあって安定の面白さ!
奥さん攻略ノート、キッズパークの開園チラシ、がんばってくれてありがとうの絵
友達もおらず、暗くぬかるんだ道を歩み続け、これからもその道を歩み続けるのだと、それ以外の道はないのだと思っていた兜にとって、奥さん、克己は人生唯一の光だったんだな
蟷螂の斧は決してささやかな抵抗ではない
大切なものを守るための祈りや愛がこめられた、敵に一矢報いたガツンと重い一発!
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伊坂幸太郎やっぱおもしれえ。
人って個人ではなく、周りの人がいてこそ、生かされる。
表と裏の顔。家族だけは守ろうとする兜。家族って素敵。まだ子供がいないから分からない部分もあるけど、一生をかけて子を守るっていう父親の気持ち、そして、申し訳ない気持ちもありながら、辞めたくてもやめられない裏の仕事。辞めたいのに家族に危害が加えられるのを恐れる父。
最後は自ら命を絶ったのち、息子と協力し、医師を倒した。最後は痛快だった。
生まれ変わったらお袋と結婚しないだろ?
いや、生まれ変わってもお袋と結婚して、これまで通り生きるだろう、だってそうしないとお前といられないだろ?
感動。
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満を持して読んだ殺し屋シリーズ3作目。めちゃくちゃ面白かった。シリーズを重ねるごとに面白くていまだに成長し続ける伊坂幸太郎すごい。
今回の主人公の兜は今までの殺し屋とは違い、家族がいて、殺すことに罪悪感を抱いているのが物語のキーポイントだった。割と常識人寄りの天道虫や槿でさえ、殺すことに悪気は感じてないから、より一般人よりの感性をもっていると思った。あと、恐妻家であるけど、妻がめちゃ怖い人ではなく、気分屋で言いたいこと全部言っちゃうような伊坂ガールなのも良かった。伊坂幸太郎の書く女の人が好きなので。
そしてあんなに話をやって愛着が湧いてきたところで一言で兜があっさり死んでしまう衝撃。克巳と妻のことを考えると可哀想でならない。でもそれだけでは当然終わらなくて、このあとどうなってしまうんだと思ったところで最終章FINEで全てが収束していく美しさに心を奪われてしまう。
正直なところ、ボウガンは気付いてしまったけど、それでも兜と克巳の時代が交差して、二人で恐ろしい医者を倒す展開には熱くなった。クリーニング屋は完全にやられた。奈野村さん最高!
作品全体としては、随所に伊坂エッセンスが散りばめられていて、特にラストの登場人物を救済するような短い過去編は処女作の「オーデュボンの祈り」を思い出して、初期の頃と作風は少し変わっても芯はブレない事を認識出来てなんだか感動した。
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腕の立つ殺し屋、兜。
表の顔は、妻に頭が上がらない文房具メーカーの営業マン。
その恐妻ぶりは半端なものではなく、息子に呆れられるほどだった。
兜は妻を恐れながらも息子と3人の幸福な生活を続けたいと願い、殺し屋から足を洗うことを望む。
だが、裏の仕事の仲介業者はそれを許さず、無理に抜ければ兜自身だけでなく家族を失う危険があった。
兜は無事に足を洗えるのか…
極度の恐妻家だが、妻への深い愛情が見え隠れする。
そばで見ている息子は、呆れながらも父の気持ちをわかってくれていた。
この幸せなを生活を守りたい。
だが、家族を愛するあまり、
「他者の人生を奪ってきた自分が幸せを願うのはフェアではない」
と思うようになる兜。
終盤、数々の伏線回収には感動!
殺し屋の話なのに、せつなく、それでいて心温まる不思議な作品だった。
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兜さんの奥さん愛と家族愛に感動してしまった。
主人公がまさか、、と思ったけど全てをほぼ回収して終わる展開にただただ脱帽。
兜さんから見た奥さん、奥さんからみた旦那さんの像にもクスッとして、相方が読んだら共感することが多いだろうなと思った。
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殺し屋シリーズ、『グラスホッパー』『マリアビートル』と読んできて、本作が一番良かった!
前作2作もとても楽しめたのだけれど、正直スッキリしないものが残っていたのです。
それは何かというと、殺し屋がクローズアップされて、次々と死体が転がり、そこで終わり……というところ。
でもそこを楽しむための作品なんだよなぁ、と……
しかし!今作は違った!
主人公の殺し屋が、この仕事を辞めたい、もう人を殺したくないと悩む姿が描かれる。
なぜ殺したくないかというと、自分にも大切な妻と子どもがいるから。殺された相手にもそんな家族がいることを想像すると自分の罪の重さに耐えられなくなる。まさしくここで、モヤモヤがスッキリした読者はいるのではないでしょうか?(逆にそれで面白くなくなっちゃう読者もいるかも?)
主人公の殺し屋が恐妻家ということで、殺しは平然とできても、奥さんの顔色を常に窺いビクビクしている様が面白おかしく描かれる。あんまり面白くて、旦那に読むことをお薦めしちゃったよ(◍¯∀¯◍)ヒヒ
果たしてどんな感想を持つことやら٩( ᐖ )۶
でも、後半はガラッとテイストが変わってきてしんみりしちゃった……
個人的に、この3作目を読めてほんとうに良かった。これがなかったら、殺し屋シリーズ、そんなに好きになれなかったかも。
大満足でした(о´∀`о)
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蟷螂の斧•••
かまきりが前足を振り上げて、大きな車に立ち向かうことをいう。手向かいしても問題にもされないことで、みずからの力も顧みずに、強者に刃向かうことにたとえる。
AX
檸檬と蜜柑が再登場!!
恐妻家の超一流の殺し屋 兜(三宅)、妻(茉優)、息子(克巳)
カップラーメンのビニールを破る音、蓋を開ける音、お湯を入れる音、啜る音で妻を起こす可能性があるから食べれない
スナック菓子も音が出る
バナナ、おにぎりは音がしないが年に二、三回意外と量の多い手料理を作ってくれることがあるからこれもダメ
日持ちもしない
行き着く先は魚肉ソーセージ音もしなければ日持ちもする腹にもたまる
このつかみで完全に伊坂幸太郎にはまりオーデュボンの祈りから読むことになる
依頼は内科診療室、患者:業者、カルテ:目標の情報、そして手術:殺し、薬の処方:弾薬の補充、映画好きな作者らしい表現
妻の話について眠くてほとんど話を聞ける状態じゃない時は大きく反応、ジェスチャーは大きくww
爆弾職人携帯のストラップにダイナマイトつけんなww
BEE
フルフェイスに、タートルネック、ジージャンにダウン、下はスウェットにジーンズ、スキーウェアまるで宇宙服で真夏にスズメバチ退治
ベニスの商人 シェイクスピア
マクベスも,読まないとな
Crayon
「この秋、話題騒然のマイナースポーツ!」の言葉に、「話題騒然でもマイナーの壁は破れぬのか」とおかしみを感じ、引き寄せられた
伊坂幸太郎っぽい
Drive
本作未収録作品
大学生になった息子、克己が運転免許をとったことで鴨川シーワールへ家族でドライブ(アテンザ)しに行くとこに
伊坂幸太郎はマツダ好き?
シートの裏にセラミック制のニードル
恐妻家にプロとアマがあった…伊坂節
ふと、妻のわたしは優しいなあからボルダリングジムでの浮気の話へ(完全に濡れ衣)
EXIT
小太りの奈野村との対決
親指サイズのミニガン「スミスミニガン」
医者に殺し屋を辞めるよう伝えると、その後兜は屋上から落下し、死亡
FINE
十年後、息子(克巳)はたまたま出てきた父の診察券を頼りに病院を訪問 特に何もわからず
(兜の部屋の整理をしてたら妻の対応マニュアルが冊子で三冊発見w)
あと鍵が出てきたので何の鍵か調べる
→医者の都合の悪い情報を握ってると言われ、兜が死んでしまったため、克巳の調査を尾行
鍵は兜が生前購入したマンションのものでありその鍵だと分かった途端医者が現れる
→その鍵を奪いドアを開けるとボウガンの矢が飛んできて医者死亡
文字通り一矢報いる
不動産屋の布藤
雨男(死神の精度の千葉っぽいのがでてきたかな
解説
実は各章を順に並べるとアルファベット順になっている
D(「drive」小説 野性時代2015年11月掲載作品)が抜けてるがこれは伊坂幸太郎が当初の予定を変更したためと解説に記載されている
そういえば、伊坂幸太郎はまず解説その次に内容を読み始めるってエッセイに書いてたな
また、忘れた頃に再再読
2020/10/12
2024/02/07
タイトルからは想像できなかったけれど、家族の、愛の、話。
兜の恐妻家ぶりには、ほんともう(笑)。本人は真剣なんだろうけど。
裏の仕事では一流のプロの殺し屋。でも仕事で危険な目に合うよりも、奥さんの機嫌を損ねることが怖い(笑)。
2重3重にシチュエーションを想定した、奥さんに対するこれでもかという気遣い、いかに家庭を平和に保とうとするか、その涙ぐましい努力(本人は努力だとは思ってなさそう)がほんと笑えました。
後半の息子視点になってから、さらに引き込まれて行って、泣けました。
一番家族が大事で、全ては家族のために。
久々に良い本に出逢えてよかったな~。
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殺し屋シリーズ×家族物語の融合。
いい父であることと殺し屋であることの葛藤が描かれるが、終始いい父としての姿が描かれ、殺し屋シリーズながらほっこりする物語。
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殺し屋シリーズ3作目。
『777』『グラスホッパー』とぐちゃぐちゃの順番で読んでいるが、そのどちらとも違う展開に驚いた…
殺し屋の兜は愛すべき人間だった〜!
家族愛に感動した作品。
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伊坂さんの殺し屋シリーズ。
この作者の本は読んだことが無かったけど
友達が1番好きな本らしくオススメされたから読んでみた!
“最強の殺し屋”と”恐妻家”
裏と表の顔のギャップがすごくて面白かった。
伏線が全体にたくさん散らばっていて
あれ?これ聞き覚えあるなって何度も思った。
この人も殺し屋なの?ってくらい至る所に
同じような殺し屋が存在しているのが怖かったな。
あとあの医者ね。怖すぎでしょ。
あっさりと主人公が死んで普通に物語が進むから
これからどうなるの??って
混乱とわくわくが混ざって楽しかった。
奥さんのことびくびく怯えながら生活してる割に
奥さんのこと結構好きじゃんって思えるところが
あったのが良かった。(チラシとか…)
思いの外家族愛と人情に詰まった話で感動した。
この作品は殺し屋シリーズ3作品で
前作の登場人物とかがちらちら出てきてるらしい。
気になるからいつか読みたいな〜。
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殺し屋シリーズの中で1番身近に感じられて、1番好きな殺し屋さんだった。えっ?もう終わり⁈と終わりが惜しいそんな本でした。*こっちはクロスワードだと思っていたら、ルービックキューブだったということも少なくない。
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冒頭から引き込まれた。凄腕の殺し屋なのにどこかとぼけていて愛嬌がある、そのキャラクターがありありと浮かんだ。
殺し屋メインかと思いきや、思ったより父親多めであったかい話だった。後半の展開の仕方も絶妙で、あっさり死んでしまったかと思いきや、成長した息子側から謎が明かされていくプロットが最高だった。
国語を教えるようになったから気づけたことだけど、主人公の生前と死後とでは視点が異なる。三人称だった前半と比べて、一人称になった後半の方が人間味が感じられた。
こういうところまで考えて書いているのかな。すごい。
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オーディブルにて。
伊坂幸太郎の短編集は初めてかな。
短編だから長編と比べると大きな盛り上がりはないけど、さくさく読めてよかった。
恐妻家やけど妻との出会いのチラシを大事にとってたのはいいね。
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奥さんの攻略本まで作って、家族が上手く回るようにするカブト!なんて良い旦那さん!!このシリーズでは、珍しくカブト1人に焦点を当てた作品でした。
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あらすじの「恐妻家の殺し屋」の時点で面白いのが確定していた感もありましたが、色々予測できない展開だらけでやはり面白かった。前作のマリアビートルに比べるとお笑い要素が強く爽快感ありましたね。夫が寝ている時は掃除機を平気でかけるのに、妻が寝ている時、夫はカップヌードルを啜る音すら許されないから魚肉ソーセージを食べるってww やはり殺し屋シリーズは面白い。次作の777も楽しみです。
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最後に行きつくのは『 魚肉ソーセージ 』だ。
恐妻家の殺し屋・兜
家業から足を洗いたい兜
アンフェアなのは許せない兜
家族のことが何よりも大事な兜
面白かったし、切なかったし
独語感、ぐっちゃぐちゃ。
殺し屋にも家族がいて、心があって
だから仕事を辞めたくて…すごく人間味のある人。
そして今回も過去作に出てきた方々が…
いやぁ面白い!殺し屋シリーズ!
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妻に気を遣う兜が面白かった。最後に妻は兜のことをのほほんと生きていたみたいに言ってたけれど、兜の心配は本当に杞憂だったんじゃないかとも思う。まぁ実際はそんなことないんだろう。
兜のフェアなところ。他人を殺して不幸にしてきた人は、今更「はい上がり」なんてできないだろうね。帳尻合わせと言ったら虚しいけど。
殺し屋シリーズ面白い。
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グラスホッパー、マリアビートル、AXのシリーズ、おもろしろかったです。ハッピーエンドじゃないけど、バッドエンドでもない、なんとも言えない感覚になりました。
Posted by ブクログ
殺し屋シリーズは、どれも面白い。
特に『AX アックス』は、主人公の兜が佳境に入った時あっさり〝死んだ〟と書かれてあったのも〝殺し屋〟としての生き様だなと感じた。
殺し屋シリーズは、持っも増えても良いと思う。
私にとって小説は、日々辛いことがあっても手軽に現実から乖離することが出来るアイテムであるので現実離れしたストーリーは特に好きだ。
共感できる人と出会いたいです。
Posted by ブクログ
僕は三宅といいます。文具メーカーの営業をしていて、家族は妻と子どもが一人。実は副業で兜という名で、殺し屋をしています。
というところでしょうか…
三宅さんの日常を描くのですが息子も呆れるくらいの恐妻家で、エピソードにほっこりします。三宅さんはたくさんの人をいつの間にか、助けていました。
そして、最後まで、いなくなってからも、妻と息子を守り続けます。
ゴーストのサムみたいに。
かっこいいお父さんでした。
情けは人のためならずという言葉を思い出しました。
不思議な家族愛
なんとも不思議な家族愛を感じて、人間とは如何に多様なものかと思わざるを得ませんでした。
登場人物のキャラクターづくりが見事ですね。
蟷螂の斧というキーワードがじわーっと心に染みました。
最後の数ページがあれって感じ。どなたか意味合いを教えてください。
個人的には前2作のほうが好みでしたが、これも面白かったです。
恐妻家という設定はちょっと時代に合わないような気もしつつ、それでも面白く読ませるのはさすがでした。
Posted by ブクログ
読みやすく、コミカルな部分とシリアスな部分のバランスが絶妙だった。
ただ、前評判での期待値が高かっただけに、少し物足りなさが残った。家族のほのぼな日常の描写はくすっと笑えたが、胸を打たれる程の家族愛を感じられたかと言われれば、そうでもなかったなと。
短編連作だとは、、、!?
普通の長編小説を期待して購入したのですがまさかの短編連作の形式でしたので、イマイチでした。
短編って面白さがイマイチ練り上げられないなぁ。。。