【感想・ネタバレ】宗教の力 日本人の心はどこへ行くのかのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
この大いなる空虚の時代を、いかによく生き、よく死ぬか。
無常観・霊魂信仰の問題から、臓器移植・宇宙時代の死生観といった問題までを、叙情豊かに語った珠玉の講演集。

[ 目次 ]
第1部 日本人の「心」の原型(宗教心を見失った日本人 なぜキリスト教は日本に根づかなかったのか 「たたり」に見る日本人の霊魂信仰)
第2部 自然への信仰(中世日本人は自然をどう見たか 「小さき仏」への愛情 芭蕉が見た落日 宇宙に開かれる神秘体験)
第3部 生と死を問う(宇宙時代の死生観 移りゆく時代の宗教の力 あらためて問われる「生老病死」)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月20日

Posted by ブクログ

始めは、なんだかすごく主観的だなぁという印象をもったが、読んでいくと、「宗教を専門にしてる人はこんな風に世界を観るんだ」と素直に引き込まれた。童謡「夕焼け子焼け」が仏教の根本的な精神を歌っているという話や、寺と教会のならす鐘の意味の違いの話、「高さ」や「速さ」が人間に与える宗教的な体験の話など、とても斬新なようで妙に納得できる、興味深い話がたくさんあった。学問としての宗教じゃなくて、日々の生活の中で身体で感じる宗教についての本。

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2012年04月03日

Posted by ブクログ

宗教というと、なんとなく忌諱してしまう単語かも知れません。こういう私もその1人です。信者や信徒などという言葉をきくと殊更その気持ちも大きくなります。 しかし、私たちは少なくとも見えない宗教の力に頼ったりし、心の拠り所ににしていることに気づかないものです。 その本質を理解してこそ、私たちの生活に溢れている宗教観に触れてみてはいかがでしょうか? きっと、生き方が変わる事でしょう。

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2009年10月04日

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