【感想・ネタバレ】怪物の木こりのレビュー

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Posted by ブクログ

冒頭の事件と本編との繋がりが面白く、次は誰だ・・・とワクワクしながら1日で一気読み。サイコパスをただのサイコパスで終わらせないところ、でも最後の一文でやっぱり「普通」の人間にはなれていないところが、サイコパスらしく面白かった。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めの頃は
サイコパスが犯罪を繰り返し
別のサイコパスと衝突するのかなぁ
くらいに思っていた。

だけど
そんな予想を遥かに上回ってきた。

まさか
幼少期に人体実験に巻き込まれ
サイコパスにされていたなんて
これっぽっちも思うわけないよ。

医療に携わる者としては
恐ろしく残酷な事件で
絶句するしかなかった。


幼少期の事件から数十年後に
再び事件に巻き込まれて
次は他人に共感するなどの
普通の感情も持ち合わせるようになって
感情を持ったサイコパスって
どうなるんだろうと思った。

普通の感情を知ったサイコパスが
サイコパスに戻れる方法を見つけた時
最終的にサイコパスに戻らない選択をした時
戻らなくて良かったとほっとした。

これからサイコパスながら
普通の感情をいくつも知っていった時
最終的にどんな結末になるのか
幸せを手にする日がくるのか
とても気になった。

てか映画を観なかったことを後悔。

配信とかで観よっかなぁ。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

映画を見た友達がとても面白かったと言ってたので読んでみました。友達の言う通り面白かったです。特に物語のテーマとストーリー展開は秀逸でした。なおかつそのテーマに対する結論とその結論までの描かれ方は突出して面白く、読後の満足度は高かったです。
また、物語の情景は激しく描かれているので、とても映画映えする作品だなと感じました。映画を見るのも楽しみです。

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

サイコパスとサイコパスの戦い。
『カエル男』等が好きなら、一度は読んで頂きたい作品。完全に好みは分かれる。
サイコパスの周りにはサイコパスが存在していて、サイコパスになるにも原因や理由がある。
純粋なミステリーではないと思うし、ちょっとしたSF的な要素も含まれる。

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2023年12月19日

ネタバレ 購入済み

続編が書かれるべき作品

非常に面白い作品…とは思いつつどこか未消化な感じが拭えない。無論小説の中でも悪が野放しにされるべきではない、とかそんな野暮な倫理観は持ち合わせてない。が。これで終わりというならきちんとけりはつけるべきだったかと…ベタな展開だったとしても。
ただ言い換えれば、その未消化感は続編への期待であり、行間から滲み出るto be continued感によるもの。我々無力な読者にできるのは、続編の出版を待つのみである。

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2020年09月25日

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映画を観たら原作とは違うというラストが気になり読むことにしました。

ミステリーであり、スリラーであり、心理的な面も描かれているのが面白い。
テンポもよく、序盤から惹き付けるものがあり読みやすい。
映画と違う所も楽しめました。
杉谷を染谷将太で配役したのは納得でしたね。
彼が喋ってるのが想像できちゃう台詞使いでした。

その後が読みたいな。


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2024年05月16日

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ネタバレ

映画を見損ねたので原作を…
最近このジャンルを読んでいなかったのですが、ライトな割に最後まで愉しめました。
脳内チップによって凶悪化し、そのチップが寿命で機能しなくなってくると、本来の罪悪感などの感情が芽生え始める…という設定はなかなかよかったです。
蛇足ですが、後に映画版を楽しみに観たのですが、小説を読んでいないと、設定やストリー展開が分かりづらいのでは?ただ、オリジナルと犯人が異なっていた点についてはよかったてす。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ


今回「怪物の木こり」を通じて倉井眉介氏の作品を手に取った。本の序盤から内容がぶっ飛んでいて今作に引き込まれた。そこから、単にサイコパスが主体となった物語だと思ったが、そうではなく人間が求める本質を主人公のサイコパス弁護士が見つけていくことが今作のテーマであると感じた。

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2024年05月09日

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最初は異常な奴だらけでしんどかったが、サイコパスの主人公がかなり良い。刑事は何やってんだって感じだが、展開が面白く、途中からは一気に読めた。続編に期待します。映画も観てみるか。

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2024年02月28日

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ネタバレ

サイコパスものが好きなので気になって読んでみた。
そんなに驚きはなかったけど、二宮が普通の感情を取り戻していく感じが面白かった。
嵐子の存在が結構薄くて、もっとキーパーソンになるかと思ったから肩すかしにあった感じ。

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2024年02月25日

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 「怪物の木こり」は、2018年の第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。2023年12月公開で亀梨和也さん主演で映画化もされていますね。
 サイコパスVS連続殺人鬼の物語で、脳を持ち帰るという残酷な手口なのに、そんなにグロい描写や物語には感じずにスーっと読めてしまいます。あまりにも突飛な発想だからかな?
 結末があっさりした感じで終わるのがちょっと物足りなく感じましたが十分面白かったです。
 このミス大賞受賞作は過去にたくさん読んだつもりが、数えてみると、
・「パーフェクト・プラン」柳原慧
・「チーム・バチスタの栄光」海堂尊
・「臨床真理」柚月裕子
・「さよならドビュッシー」中山七里
・「がん消滅の罠 完全寛解の謎」岩木一麻
の6作品だけで、本作品がまだ7冊目でした。人間の記憶とはいかに曖昧なものか...それとも私の脳内にも何か異物が入っていて、過去の記憶をコントロールされているのか...。

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2024年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「サイコパス 対 殺人鬼」という設定にとても興味をそそられ読みました。
サイコパスとして育ってしまった主人公が殺人鬼に負わされた傷により、幼少期に不法に頭に埋め込まれた脳チップが不具合を起こし、サイコパスとしての人格をだんだんと失っていく姿が斬新で面白かった。サイコパスとしての残りの人生を過ごすのか、サイコパスでない自分を受け入れ過ごすのか葛藤する主人公。愛や共感を覚え始め、その戸惑いに苦労する主人公を客観視するサイコパス友達の二宮にも注目すると面白い。

映画も観ていて楽しかったです。

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2024年01月11日

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ひとつの事件に関わる視点がふたつ。
それぞれの主人公のそれぞれの話をひとつのストーリーで語った感じ。
交互に展開されることで同時進行していると思っていたが少し違って、ちゃんと意味があったんですね。

個人的にはプロファイラー栗田の活躍を描いた作品も読みたいものです。

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2024年01月07日

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いきなり主人公の1人であるサイコパス弁護士の殺人シーンから始まる。その弁護士が「怪物の木こり」のお面を被った男に襲われ、同時に脳味噌が持ち去られる連続殺人事件が起こる。それを追うもう1人の主人公、女性刑事。2人の物語が並行して進んでいく。
テンポ良く先が読めないストーリーが心地良い。斬新な設定が興味を削がせない。オチも良い。

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2024年01月02日

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主人公のキャラが立ってて設定、展開共に良く出来ていて面白かったが、後半が少し駆け足、しりつぼみだったか。亀梨くんの映画も見てみたくなった。

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2023年12月20日

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ドラマ仕立てで少し縁起臭さもある描写が多いものの、事件の展開や伏線の回収、軸の世界観の作り方など面白くて一気に読めた。

映画のし上がりも気になる

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2023年12月09日

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映画にもなりましたよね 観てないけど
軽くサクサクと読めました
サイコパス、シリアルキラー、プロファイラーなどの文字は踊ってましたが、そこまでスプラッタでは無く、ドロドロした感情表現もなく、とはいえ死人はたくさん出てきます
脳チップというのもありましたが、今ひとつ現実味が乏しいのかな?深掘りもしてなかったので、読んでいて詰まるところはなかったです
強いていえば怪物の木こりの幕間に、ちょっと哲学的な想いを巡らすことはあったかもしれません

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2024年04月29日

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主人公の弁護士はサイコパスで淡々と人を殺す怪物。そこへ斧で頭を割り脳みそを持ち去る怪物、脳泥棒が遭遇する。この最初の掴みのインパクトから怒涛の展開をもって
脳泥棒とは一体誰か。犯行の目的は何か。ミステリーの面白さを見せ、怪物対怪物の終焉をむかえていく。
非常にスリリングな作品でした。

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2024年03月20日

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いまいちしっくりこなかった。
深いところに突っ込まず、さらっと描いてるから細かい描写がなく浅く感じた。

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2024年03月15日

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なんとなく展開が予想できたからわくわくどきどき感は少なかった。個人的にはあまりはまらなかったけど、設定はおもしろいと思う。

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2024年03月11日

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ネタバレ

この物語はサイコパスvsサイコパスだと思った。しかも片方のサイコパスは一方のサイコパスに殺され、殺したサイコパスは、良心、倫理観が次第に形成されるようになる。殺したサイコパスが真のサイコパスだと思うが、果たして真のサイコパスは普通の人になれるのかは読者の判断に委ねられている。
物語の展開はテンポが良く、想像通りの展開にはならなかった点がとても読み応えがあり面白かった。

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2024年02月18日

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設定面白かったです。非常に読みやすくたしかに映画も面白そうです。続編とかシリーズあれば見てみたいと思いました。

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2024年02月05日

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人の心を手に入れて人間味が溢れる様になった一方、過去の過ちが後悔だと気付く姿に心が痛む。内容は読みやすい。

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2024年02月02日

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幼い頃に脳にチップを埋め込まれサイコパスとなった二宮。彼は『怪物は死ぬべきだ』と語るマスクの男に襲われ頭蓋骨を負傷したことで、少しずつ人としての心を取り戻していく。
なんだか感動的な話のようになっているけど、二宮ってこれまで何人もの人を大した理由もなく殺してきたんだよね?そんな人が人としての幸福を感じてこれから生きていくなんて、納得できない気がするなぁ、と思った。もちろん彼がマッドサイエンティストの被害者であることはわかるんだけど。 
ミステリーとしても、犯人の正体と動機に今ひとつ共感できず、スッキリとはしない展開。
文章は読みやすくて面白かったけど、刑事の嵐子が乾に疑いを持つところも呆気なく否定されちゃうし、色々推理する楽しさがあまりなかったのが残念でした。

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2024年01月20日

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ネタバレ

サイコパスになるよう改造された人間が脳チップの故障により普通の人間になる。サイコパスに改造された人間の後悔が連続殺人事件のきっかけになる。
サイコパスな弁護士が警察を出し抜き犯人を追い詰めるところが面白かったが警察が無能かも…

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

2024.1st
亀梨くん主演で映画化もされた作品の原作小説です。
そこそこ面白いです!あくまでそこそこですが…。
サイコパスを作り出す人体実験なんてほんとにあり得るんですかね?設定段階から本作をSFとして捉えるべきかちょっと迷いました(゚ω゚)

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

数年前、浜辺美波がテレビで紹介していてずっと気になっていた。
気づけば時は経ち、映画公開のタイミングでようやく手に取れた。亀梨のイメージが中々に染み付いてしまい、読むのが大変だった(なるべく自分のイメージを優先して読みたい)。そう、自業自得。


自分が捻くれ過ぎていたのか、終わり方にあっさり感を抱いてしまった。個人的にはもっとどんでん返しがあってもいい。
とは言え、2人の視点が交互に切り替わり事件の真相に近付いていく展開は、スピーディでいつも以上に一気読み。
サイコパスという言葉が浸透するようになる中、少し自分の倫理観をゆさゆさとされた部分も。
シリーズ化すると面白味は無くなりそうだけれど、主人公のその後は気になる。


個人的キャスティングは、主人公二宮に岡田将生を。なんとか亀梨払拭に尽力してくれました(ただし、亀梨が悪いとは全く思っていない)。
友人で医師の杉谷は柳楽優弥にお願い。そう、ゆとりですが何かコンビ(松坂桃李は今回お休み)。
二宮の恋人・映美には新木優子。ツンツン系もきっと可愛い。

刑事の戸城は蘆名星、プロファイラーの栗田さんはなぜか杉下右京でイメージが固まってしまったので相棒メンバー。更に刑事の乾には橋本じゅんをチョイス。そう、MIU404。刑事ものパラレルワールドがここに出現。



あと、脳内配役に困ったらすぐ江口のりこや滝藤賢一や光石研を使いたがる癖をなんとかしたい。
そして途中、橋本じゅんが剣持という男を殴るのだが、剣持はなぜかピノールトだった。パラレルが過ぎる。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サイコパスvsサイコパス
と見せかけ実は…

良く言うと読みやすくてキャッチー、悪く言うと軽薄な文章と内容

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

デビュー作で2019年・第17回「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した倉井眉介による小説。
文庫本は加筆修正したそうだが、それでもデビュー作だけに、文章もストーリー性もまだまだ粗い印象(→だれ?)。正直、大賞を受賞するほどなのか、と感じてしまった。

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画鑑賞後に読んだ。
原作ではこういう終わり方だったのか。
サイコパスとサイコパスの戦いと思いきや、その人格が変わっていく様を描いているから迫力には欠けるけど、読みやすくはあった。
怪物から二宮への忠告の言葉が映画で活きていくんだなと納得。
怪物は結局のところ怪物のままなのか、自分の意思次第で木こりになれるものなのか。

映画でも思ったけど、ここに出てくる登場人物で一番危険なのは杉谷だし、木こりになろうとする怪物、二宮との関係が今後どのように歪んでいくのかが気になる。

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2023年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このミスに釣られて読んでしまった。
サイコサスペンスとしては少しボリュームが少ない感じがした。
映画になるらしいが、本としては少し物足りなかったが、映画がちょうど良いかも。
私としては感情が動かされる事もあまり無く、ふむふむと読んでいるうちに終わってしまった感じだった。
誘拐され、チップを埋め込まれたり、殺された子供達の遺族などの登場があれば、全然違ったと思う。子供

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2023年12月03日

ネタバレ 購入済み

アイデア勝負の一作。

2023年11月読了。

映画化されると聞き(大好きな菜々緒サマも出演と聞きw)、そそくさと読んだ。

解説者や他のレビュアーの方々も言う通り、『文章の稚拙さ』は今後著者を苦しめるだろうことは必至。もっと沢山の本(ジャンルレスで!)を読んで、語彙力や筆力を付けた方が宜しいかと。

ただ、今作に関してはその『稚拙さ』が良い方に回っていて、中々《真犯人》を特定出来ない結果と成っており、そういう意味では《ラッキー》な作品かと。自分はてっきりパートナーの○○君が裏切る展開を予想してたんだけどw、それだとゴチャゴチャに成っちゃうかww。

『連続殺人鬼vsサイコパス』と云う宣伝文句も、正直言って正確には違うだろとも思うが、読んでいるひと時、とにかく楽しかったので評価としては悪くない。映画化もし易いだろうしね。

ただ、前にも書いた通り、著者はこれから相当に勉強しないと、先が続かないと思うので、それだけは注意しておきたい。
『○○○を落としただけなのに…』の著者みたいに成るのは、正直気の毒なので…老婆心ながら。

さぁて、菜々緒ちゃんの刑事っぷりが楽しみだ!ありがとうございます。

#シュール #アガる #じれったい

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2024年01月04日

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