【感想・ネタバレ】ときどき旅に出るカフェのレビュー

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Posted by ブクログ

非常によかった。
食べ物の話だけではなく、人間のやり取りや出来事が絡まっていて、読者を飽きさせない。食べ物の描写がうまく、本当に美味しそうな食べ物なのだということが文章から伝わってくる。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

素敵なお話だった。
日常のミステリーだった。

食で旅をするって面白いし素敵だなって。

「自分が囚われてるものなんて、小さなもので、その枠から出てしまえば常識だと言われているものが、常識でもなんでもない」
納得した。私は弱いから自分を守ることに精一杯で常識ばっかり考えちゃう。でもそれってその枠だけなんだなって。

「自分が当たり前と思っているけど、本当は苦しいこと。自分が従わなけくてはならないと思い込んでること。全部、当たり前でもなんでもなくて、逃げ出してしまえば縛られていたことが馬鹿馬鹿しくなってしまう」
当たり前だから頑張ってたけど逃げ出してみたら本当の自分に戻れたから当たり前って苦しいんだなって。もうちょっと視野を広げて自分らしく居ていいんだなって思った。

日本から出なくていいやって思ってたけどちょっと興味わいた。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

 ビストロ・パ・マルシリーズのように読みやすいコージー・ミステリー。旅先で店主・円が出会った様々な国の料理が楽しめるカフェ・ルーズの物語。瑛子のように常連になって通い詰めたくなること必至。私自身は安定志向なので、食に限らず冒険を好まないのだが、気になるメニューがたくさん登場する。次に繋げるためか、円の親族間のゴタゴタはスッキリさせないまま、一応の解決を経て物語は終了。続編も楽しみ。

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2024年03月23日

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初めて聞くスイーツはどれも魅力的で
食べてみたいのに食べられないもどかしさ…

レシピを調べて自分で作ってみれば良いのだろうけど
それだとなんか違う気がする。

こんなカフェが近くに欲しい!

日常の小さな事件を解決しつつ
登場するスイーツの背景や文化が知れるのがおもしろい。

とても満たされた。
続編があるみたいなので嬉しい。

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2024年03月10日

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友人から素敵な本を借りました。

世界のスイーツ大集結!!

苺のスープ、ツップフクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ、ザッハトルテ、カフェ・グルマンバグラヴァ、、、、、、、

どれも飲みたく食べたくなります。

ひとつひとつのスイーツを味わいながら謎解き。

そして、最後はほっこり。

まるでカフェに来たかのように、食べて満足した気分を味わえます。

美味しくいただきました。ありがとうございます。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

カフェで出合うさまざま世界のスイーツを食しながら、価値観が広がる1冊。身近な謎、モヤモヤも解消される1粒で2度美味しいところもよい◎

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2024年01月13日

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ネタバレ

1人でカフェを営む円と、そのカフェの常連になった瑛子が、世界中のお菓子を通して、人とのいざこざを解消していくお話。
嫌な人もたくさん登場するが、円や瑛子が素敵な人で、結果的にはスッキリし、そしてホッコリできた。
カフェ・ルーズは「旅をするカフェ」がコンセプトで、この作品を読むだけで、世界のお菓子を知れ、旅をすることができる。
とても面白かったので、続編も是非読みたいです。
そして、本場のお菓子を食べてみたいと思った。

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2024年01月12日

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旅に出てその先で出会ったスイーツを出すカフェ、という設定が魅力的な上、上手くストーリーと結びついてるので、わくわくしながら読める。
話の流れがよく、読み終えるとすっきりするので、誰でも読みやすいと思います。
カフェ、スイーツ、温かくて安心できるお話が好きな人にオススメです。
個人的に、続編も読んで、手元に揃えようと思いました。

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2023年12月01日

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ときどき旅に出て、そこで知った美味しいものを自分のカフェで再現する店長、円。
円の元同僚で、円のカフェ『カフェ・ルーズ』の常連客となる、主人公の瑛子。
この2人を中心に、日常の謎を(世界のスイーツと共に)解き明かしていくミステリです。
世界には色んな境遇の人が居て、当事者になってみないと分からないこともある。自分が常識だと思っていたことが、ちょっと足を伸ばして違う文化に触れてみると、それが常識だとは言えなくなる。
そんな、当たり前のようでいて忘れがちなことに気付かせてくれるお話でした。
自然体で、フラットな目線で人と接する瑛子も、大人しく見られるけれど、守りたいもののために闘う強さを持っている円も、二人とも大好きです。

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2023年11月28日

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食事を丁寧に描く文章はとても好き。そして世界中の料理に出会えるカフェがあるなんてー!私も行きたい。仕事の終わりに時々立ち寄れるこんなカフェがあったら、毎日を大事にできそうです。

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2023年11月25日

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食を絡めたハートウォーミング系。安定の好きなジャンル。
カフェのオーナーや従業員が主人公だったり、1話毎にカフェにくる別のお客さんが主人公だったりというのはよくあるけど、1人の常連客目線というのは珍しいかも。
どれも食べてみたい。

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2023年11月22日

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ネタバレ

面白すぎて一気に読んでしまいました!

私もお菓子を作ることは好きなので、お菓子には詳しいと思っていましたが、
世界には知らないお菓子がたくさんあるということを再認識しました。
もっともっと色々なお菓子を知りたいし、食べたい!知識欲も湧いてくる作品でした。
特にロシア風チーズケーキは魅力的で今度作ってみようと思います。
カフェグルマンは、お店にあったら絶対に頼んでしまうと思う!
他にも自宅で気軽に作れそうなお菓子がたくさん登場したので作ってみようかな。

短い話の中でも謎を解決していくので、飽きずに読み進めることができます。

スイーツ好きにはたまらない本です!

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2023年12月04日

ネタバレ 購入済み

大好きな一冊です^^

近藤さんの本は初めて拝読しましたが、すっと物語が入ってきて、あっという間に読み終わってしまいました。沢山のスイーツが出てきますが、ついつい調べて自分も見たことない食べ物にワクワクしっぱなし!いつか海外に行ったら本場のツップフクーヘンを食べてみたい!短編集なので色んな視点から物語を見れるので飽きず、
読み終わった後はとっても幸せな気持ちになりました^^
本当に大好きな一冊になりました!

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2021年10月16日

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「旅」ってもっと近場の旅なのかと思っていたら、海外でした。
いろんな国のスイーツが美味しそう。
毎月行ってみたくなるカフェでした。
説明もわかりやすくて食べてみたくなるものばかり。
名前だけじゃどんなものかわからないし、説明を聞くとちょっと躊躇してしまいそうなものも。

慣れってホント怖いなって思う
日本の食べ物は慣れているから、どんな組み合わせで売られていても不味いものはそんなにないと思ってしまう。
海外食べられているものだと、「海外」というだけで疑ってしまう。
自分たちの常識はホント狭い範囲での常識でしかない、という事を改めて教えられた。
その土地に合わせた美味しい食べ物がたくさんあるんだなと。
また、他の国に行ってみたい。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

読みやすく、時々こころを突く表現やシチュエーションがあったり、表現の仕方が私好みだった。
穏やかにお菓子が絡む日常の物語が最後まで進むのかと思いきや、円の背景がわかる内容も含まれていて最後まで楽しめた。

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2024年04月28日

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かつての同僚が経営している小さなカフェを見つけた主人公がそこに通い、仕事や友人の様々な問題ごとを解決とまではいかないが、良い方向にまで話が進む物語。

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2024年04月14日

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十話からなる連作短編集。

この本には、いろんな国の、名前を聞いたこのとのない、でも食べてみたくなるようなお菓子が登場します。

ツップクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ、バグラヴァ…などなど。

主人公の元同僚円が営む「カフェ・ルーズ」のメニューです。

でも、物語はこのお菓子のように甘くはなく、けっこう苦い。

円はいろんな国を旅して、いろんなお菓子に出会い、自分の常識は狭い範囲の常識にすぎず、自分の置かれている現実がすべてではないとことを知る。

そんな円たがら、人の心を癒やすことができ、自分の人生を守るためには、堂々と闘えたんだろうな。

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2024年04月12日

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主人公瑛子が自宅の近所に見つけたカフェを舞台に展開されるストーリー。
カフェで提供される料理やスイーツなどが魅力的で旅に出るような感覚を味わえるほっこりした雰囲気は予想どおりですが、登場人物たちが抱える日々のちょっとした生きづらさとどう折り合いをつけていくかにも焦点が当てられて描かれている。
主人公瑛子のことばは、仕事や結構・出産など人生の選択を重ねてきた女性たちにとって共感できるものが多い気がした。
1話ずつが短くとても読みやすい一冊。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

もともと連作短編集が好きなのもあり、好きなお話でした。
瑛子と円が毎度出てくるのもいい。
私も行きつけのカフェがほしいと思う本でした。

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2024年03月22日

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文体がやわらかくて好き。カフェで起きる出来事や事件をすぅっとほぐしていくお話です。
食べたことも聞いたこともないスイーツ達が出てきて楽しい、こんなカフェがあったら行ってみたいです。

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2024年02月19日

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表紙に一目惚れして買ったら、中身もおもしろかった。世界の色々なスイーツが知れて、実際に食べてみたくなる。
日常生活の問題の解決のヒントが、スイーツから得られるなんて思いもしなかった。

店主の円も素敵だし、世界中を旅行できた気分になりそうで、こんな行きつけのカフェがほしくなった。

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2024年02月04日

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今まで知らなかった美味しそうな食べ物が出てきて、読み終わった後調べたりしました!笑
こんなカフェ家の近くにあったらいいな!
とにかく今はザッハトルテが食べたいです。
ザッハトルテもどこの国のお菓子かなんて、今まで考えたこともなかった。
まだまだ知らない食べ物たくさんあるんだなぁってまた1つ宝物ができた気分です。

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2024年01月28日

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ほんとにときどき旅に出るカフェ♡
どれも出会ったことないけれど食べてみたいものばかり。

カフェ巡りほっこり系かと思ったら
結構日常の謎系で読むとスッキリ。

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2023年12月28日

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すごくいい!!!
世界のいろんな食べ物の魅力が伝わってきた!
「カフェ・ルーズ」は海外には簡単に行けなくても、世界が広いと知れる場所!!!
自分が囚われているものって小さいってことを教えてくれました✿॰ॱ

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

自宅のソファが世界で一番好きな場所で、今に後悔はないけど寂しさがふとした瞬間に訪れて、そんな主人公が近所で見つけた居心地の良いカフェ
もしかしたら自宅のソファと良い勝負になるかもしれないカフェ、そこは6年前に退職した元同僚がこだわってやっている世界の飲食が出てくる小さなカフェだった
働く人あるあるに共感して、身の回りの小さな謎が解決されて、世界の知らない食べ物・飲み物に興味が湧いて、小さな文庫本から世界が広がるようなストーリーだった
最後にはカフェをやっている元同僚の揉め事も解決して、お互いがまた少し近付いて仲良くなれて微笑ましい

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

こういうタイトルの本は、カフェに訪れた人が幸せになって帰っていくストーリーがほとんど。だけど、この物語は、最後に余韻を残して、ここに出てきた人たちがどんな人生を送っているか、それが幸せかはわからない。その余韻が違和感じゃなくてクセになる。もっともっと読みたくなった。

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2023年11月04日

購入済み

さらっと読めます

色々な各国のお菓子が出てくて、私も食べたくなりました。シナモンプッラもシナモンロールとは何となくちょっと違うんだよね。とか思いつつ読めました。
最後はちょっと重い話題なのですが、その後がどうなるかも気になるので続編を書いてくれると嬉しいです。

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2020年01月29日

Posted by ブクログ

外国のスイーツやドリンクがたくさん出てきて旅気分が味わえる。心あたたまる系の小説を期待して読んだけど、ちょこちょこ起こる日常の事件が少し肩透かし感があって、ほっこりというよりもモヤモヤが残る。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ


32.ときどき旅に出るカフェ

お仕事小説+ミステリーに美味しいもの
近藤史恵さんらしいストーリー

各国のあまり知られていないスイーツが紹介され食べてみたくなるし、物語の中のカフェに行ってみたくなる

私自身も旅先で食してた美味しい料理を作りやすい家庭料理として広める事を生業としているので、同業者目線⁈で読み進めた

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

美味しそうなメニューに、読んでいて想像が膨らむ。円さんの芯の通った感じ、羨ましいと思う。こんな生き方、してみたいなぁ。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界を旅している気持ちになれて、新しいスイーツにたくさん出会えたお話でした。舞台となる『カフェ・ルーズ』を取り巻く、少々穏やかでない人間模様も、見どころです。

カフェなので、ご飯も出てきますが、私が惹かれたのは圧倒的にスイーツたちです。
普段食べてるケーキやプリン、和菓子も素敵だけど、海外の初めて聞くオシャレなスイーツたちが本当に美味しそうで、、1個だけ確実に名前覚えてるのが、ロシアの『ツップフクーヘン』で、これは1番食べたい!ってなりました。どこで食べれるのかまた調べてみようと思います。

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2024年02月06日

Posted by ブクログ

ひとりで暮らすOLがたまたま見つけたカフェ。
店主が旅に出かけて、旅先で出会った食べ物や飲み物を提供するときどき旅に出るカフェ。

カフェの店主は、昔同じ会社で働いていた女性だった。
居心地の良さに、そのカフェ常連となった彼女の暮らしと、カフェをきっかけに紡がれるいくつかの物語。
食べ物の話だけではなく、OLの愚痴話でもなく、少しミステリーでもあり、面白かった。
話の続きを読みたくなった。

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2024年01月16日

ネタバレ 購入済み

心地よい読み心地

タイトル通り 瑛子さんと一緒にお菓子を通して知らない街へ旅に出たような爽やかな、ちょっと自分の心の隅に日の光を恐る恐る当ててみたような読後感で満足しました。ただ最後の円さんの恋人のお話は余計だったかな…と勝手に思ってしまう。せっかくの心地よさの中 そこだけ瑛子さんとの関係がなんとなく生々しく感じてしまったので ☆マイナス2。ただ、この感想は私のわがままで 実際には必要なのかも

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2021年01月25日

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