感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルでもっとディストピア的な話を想像していたけど、いい意味で裏切られた。
ひとつ前に読んだ「ピアピア動画」と同じくらい展開は軽快で読みやすい。コレはアレの比喩なんだろうなぁと考えてくとけっこう重いテーマを扱ってる話でもあるんだけど、軽く読めて、あとからいろいろと考えさせられる。
表紙買いで作者のことは全然知らなかったけど、なかなか良い買い物だった。
Posted by ブクログ
宇宙人との共存か…
今なんか、地球の人同士でも、争ってるような状況でできるんかな…
言葉、価値観、科学力、全てにおいて違う。
多分、かなり。
でも、人にも色んな人がいる。
宇宙人も同様。
長い道のりやけど、信じたいね。
ある小さい町に、宇宙船が落ちて来た。
その10年後から、話は始まる。
ある程度、人と宇宙人が混じって生きている世界にはなってはいるけど、真の意味での共存とはいかない。
地球人でも、反対派と賛成派、宇宙人も同様。
宇宙人の故郷としては、宇宙船が落ちたとこ。それを旗印にテロ。
でも、故郷って欲しいもんな。まぁ、本当の星に帰れれば、なお良いんやけど。
この辺は、故郷なく彷徨っていたユダヤ人を思い出す。
まぁ、目の色だけで、ほとんど変わらん宇宙人だから、まだ、色々あっても混じって生きていけるのかもしれんけど。
別に、どことでも、友好的に繋がって欲しいな〜
その前に、自分達だけの争いぐらいは、止めようや!
Posted by ブクログ
こう言っては失礼かもしれないけど、期待していた以上に面白かった。宇宙船不時着に端を発する異星人との共生社会を描いた作品ですが、難しくなりすぎない範囲で共生に伴って起こりうる問題をきちんと描いている。
主人公の一人でもあるアイドルのりさのキャラクターに助けられているところもあるけど、ぐいぐいと引き込まれているストーリーでした。
Posted by ブクログ
設定が良く面白い小説だった。
細かい点をいえば根拠や進展に無理があると感じる部分もあるが、流れるように進む話に2日で読み切ってしまった。
故郷を失った二人の主人公がなかなか魅力的で良かったがりさの兄が無計画なのが残念だったかな。